韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(50)

2021-03-18 18:18:42 | 韓国ドラマ
 ホジュンが光海の治療にヒ素を使うことで、光海派のチェ・ミョンゴルはホジュンが信用できないと言い出します。そして、永昌大君派のチョン大監はホジュンを褒めることになりますが、ホジュンは怒ります。

 そして、チョン大監は医女ソヒョンの両親を拉致し、投薬するヒ素の量を増やさなければ両親を殺すと脅しますが、ソヒョンは応じず、仕方なく手下の下吏に実行させます。

 間一髪、光海の意識が戻りヒ素を増量した湯薬を光海は飲むことなく快方に向かいました。

 …さて、ホジュンが光海の治療にヒ素を使ったことが、宮廷内の勢力争いに利用されてしまいましたが、何とか事なきを得ました。

 それにしても、医女ソヒョンの両親を拉致して脅迫するなど、われわれの感覚からすると極悪極まりないですが、宮廷内部の勢力争いでは手段を選ばずということで、重臣たちにとっては大したことではなかったのでしょうね。

 本当に人でなし連中です。

 次回をお楽しみに。

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(49)

2021-03-17 18:37:06 | 韓国ドラマ
 ある時、光海(クワンヘグン)が頭痛を訴えましたが、それと同時に王妃の王子永昌大君(ヨンチャンテグン)も診察しなければならなくなり、ホジュンは王子の方を優先して診察しました。それを知って、光海は寂しく思います。

 そして、ホジュンは大君派のチョン大監に呼ばれ、その時に支払いが滞っていた、医書編纂の予算のことは何とかするから、王子の診察を任せると言われます。

 光海は、重篤な状態に陥り、光海派のチェ・ミョンゴルから、わざと治さないのかと疑われますが、光海のホジュンへの信頼は揺らぎません。

 ホジュンは、雨水とヒ素を使った治療を始めて、そのことが宮廷に波乱を起こします。

 …さて、ホジュンはある意味踏み絵を踏まされるような経験をしました。光海と永昌大君のどちらの治療を優先させるかということです。

 大君派のチョン大監は、医書編纂予算をえさにホジュンに大君の治療を優先させようとしますが、ホジュンはそう簡単に釣られるようなことはせず、平静を保ちます。

 永昌大君の方の治療は一段落したのですが、光海の方は症状が悪化してしまいます。そのため、光海派の重臣からもその忠誠を疑われてしまいますが、光海のホジュンへの信頼は揺らぎませんでした。

 そして、ホジュンはあろうことか、光海にヒ素を使った投薬を開始するのです。ヒ素といえば有名な毒薬です。世子に毒を盛るのかということで、宮中は大騒ぎになります。

 次回をお楽しみに。

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(48)

2021-03-16 18:37:44 | 韓国ドラマ
 まもなく、明から戻ったホジュンが王妃を診察することになります。そして、ホジュンの診断は、なんと想像妊娠でした。重臣たちは、不敬なことだと騒ぎ立てましたが、結局その診断は確かなものとされ一件落着したのです。

 そして、また少し時が流れ、王妃は男児を出産するのです。王は、初の嫡男誕生と喜びますが光海(クワンヘグン)は自分の世子(セジャ)としての立場が危うくなるために、複雑な気持ちになります。

 また、イルソの娘オンニョンは医師マンドクと結婚しましたが、夫の暴力と博打遊びに悩まされることになります。

…さて、結局王妃の症状は想像妊娠だったわけで、これも一種韓国ドラマあるあるですよね。特に時代劇では、「イ・サン」でホン・グギョンの妹、元嬪(ウォンビン)が同じく想像妊娠で大騒動に発展してしまったのを思い出しました。もし、興味があったらみてくださいね。

 それにしても、想像妊娠した王妃や側室を不敬だと騒ぎ立てるなんて、なんともかわいそうな話ですよね。彼女たちは、何としてでも王の子を授からないといけないという使命感からそのようになってしまっただけなのに、ネガティブな行為として取られるのは気の毒すぎると思いませんか。

 そして、オンニョンがギョムを袖にしてまで一緒になった、医師マンドクはとんでもない男でした。こんなことなら、やっぱりギョムと結婚しておけばよかったと思ったのも、後の祭りです。

 その頃ギョムは順調に出世し、ある地方の県監になっていたのですから。そして、ギョムの父は正一品を授かる御医のホジュンです。なんという玉の輿を逃してしまったのでしょうか。

 ちなみに1999年版のホジュンでは、このあたりのギョムとオンニョンについての詳しい描写はなく、ギョムが県監になったというくだりは2013年版のみのストーリーです。

 次回をお楽しみに。

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(47)

2021-03-15 17:54:37 | 韓国ドラマ
 ホジュンが出発した後の宮廷では、懐妊した王妃が足の痛みを訴えていました。王妃の足には浮腫が出きていましたが、ドジは問題なしと判断します。

 しかし、浮腫の症状が悪化していったため、たまたまその時に朝鮮を訪問していた、明の使臣団に随行していた医官にみさせることを、重臣たちが提案します。

 ドジは王からの信頼も失ってしまい、王妃は明の医官の診察を受けることになります。

 またその頃、ギョムに長年想いを寄せていたオンニョンは、縁談相手の医師のマンドクに心変わりしてしまい、イルソ夫婦を失望させてしまいます。

 …さて、またまたドジの危機です。王からの信頼をまたも失ってしまいました。そして、あろうことか、明の医師に王妃の診察をさせることになってしまいました。これは、ドジにとって大変屈辱的なことだったはずです。

 また、イルソの娘オンニョンは幼少のころからあんなに慕っていたギョムを袖にして、縁談相手の町医者、マンドクと結婚することになりました。

 これからのドジの運命はいかに?また、オンニョン夫婦にも大きな問題が持ち上がります。

 次回をお楽しみに。

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(46)

2021-03-14 18:29:08 | 韓国ドラマ
 また時が流れ、王室では、新しい王妃を選ぶ揀択(カンテク)が行われることになり、内医院で候補者の健康調査を担当することになりました。

 仁嬪(インビン)の兄ゴンリャンは、自分の親友チャン・ヨンギの娘を王妃にするために、ドジを呼び、対立候補のキム・ジェナムの家の病歴をねつ造するように命じます。

 そして同じころ、ホジュンの息子ギョムにも縁談が来ますが、ギョムはイルソの娘のオンニョンとの結婚を望みます。

 結局、王妃にはキム・ジェナムの娘が決まり、ドジはゴンリャンから詰め寄られますが、ドジは自分は一介の医官にすぎないと答えます。

 そして、ホジュンは医書の研究のために明へと旅立つことになります。

 …さて、今回は少し以前、同名のドラマが話題になった、揀択(カンテク)が行われることになりました。しかし、ここでもゴンリャンは自分たちの勢力を大きくするために暗躍します。

 しかし、ドジは結局ゴンリャンの言うことを聞かずにきちんと医官の役目を果たすことになります。ホジュンと和解した後のドジは、本当に人が変わったようにまっとうな人間になったようですね。

 また、ホジュンの息子ギョムに縁談が持ち上がります。しかし、ギョムは幼いころから一緒に育ったイルソの娘オンニョンと結婚したいというのですが、これはどうなるのでしょうか?

 そして、ホジュンは医書の編纂のために、しばらく王宮をあけることになりました。これから、何が起こるのでしょうか?

 次回をお楽しみに。

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(45)

2021-03-13 18:49:16 | 韓国ドラマ
 時はしばらく流れ、ホジュンは医書の編纂にいそしんでいました。その頃、ホジュンをずっと買っていてくれたソン大監が重病だったのですが、ライバルのチョン大監が病を快復させないようにホジュンに言ってきます。

 しかし、当然ホジュンはそのような要求をはねつけます。そうした中、病気から快復したソン大監に、王は戦争中に功績があった者に昇進と褒美を与えることを命じます。

 そして、ホジュンには正一品の輔国崇禄大丈(ポグクスンノクテブ)という品階を与えると王が言い出したので、大臣たちは大騒ぎになります。

 何とかホジュンをつぶしたいチョン大監と仁嬪の兄ゴンリャンは、ホジュンを陥れるために、ホジュンとイェジンのスキャンダルを捏造し、王に進言したため宮中にうわさが広まります。

 イェジンは王に呼ばれ、自身のホジュンへの思いの丈を述べ、うわさにあるような不純な関係ではないと訴えます。

 そして、イェジンはサムジョク寺に戻ることにして、王宮を去ります。

 …さて、ホジュンを目の敵にする、チョン大監と仁嬪の兄のゴンリャンはイェジンを持ち出して、ホジュンを陥れようとしましたが、イェジンの純粋な気持ちが王に理解され、事なきを得ました。

 本当に宮中での勢力争いは醜いものです。敵を滅ぼすために弱点を探って、それがない場合には捏造までしてしまうのですから、たまりませんね。

 また、医官や医女を使ってライバルを殺そうとすることも、チャングムでそういう場面がありましたね。本当に恐ろしいことです。

 ホジュンとイェジンの関係はここで終わってしまうことになります。常にホジュンに寄り添っていたイェジンがいなくなるのは寂しいことですよね。

 次回をお楽しみに。


 

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(44)

2021-03-12 18:02:37 | 韓国ドラマ
 ドジとホジュン二人の和解後、戦局はようやく朝鮮に有利に進みました。平壌が落城したものの、明からの応援兵が各地に到着し、光海(クワンヘグン)の指揮のもと反撃に転じ見事に倭軍を打ち負かしたのでした。

 光海は平壌を脱出し義州(ウイジュ)で王に合流し、王に戦局は好転していると伝えます。

 ホジュンは、平壌が陥落したという知らせを聞いて家族たちのことが心配でしたが、義州にヤンテが訪ねて来てくれて、家族は龍川(ヨンチョン)で無事にしていると聞き安堵します。

 そして、ホジュンは王に新しい医書の編纂を申し出るのです。

 …さて、朝鮮は明の助けを借りてようやく倭軍を打ち破るこちに成功しました。別れ別れになっていたホジュンの家族も無事でいることがわかりほっと一安心です。

 そうして、すべてが落ち着いたところでホジュンは、王に新しい医書の編纂を申し出ます。これが、後の東医宝鑑になるのです。

 いよいよ物語は終わりに近づいてきました。ここまで長かったですが、あともう少しです。次回からは、東医宝鑑の編纂の物語が中心になりながら、ストーリーが展開することになります。

 次回をお楽しみに。

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(43)

2021-03-11 18:29:25 | 韓国ドラマ
 平壌に危篤だった信城君(シンソングン)が亡くなったという知らせが入ります。そして、王の具合も悪くなったため、ホジュンは義州(ウイジュ)に向かうことになります。

 義州までの道のりも危険と隣り合わせのものでしたが、何とか無事にホジュンたちは到着することができました。王は信城君を亡くしたことや、これまでの疲れ、心労が重なって大変衰弱した状態でした。

 ホジュンは、王の治療に鍼を打つことになったのですが、信城君を亡くした罰として投獄されていたドジに鍼を打たせたいと願い出ます。

 ドジの鍼で健康を快復した王はホジュンの忠誠心を疑ったことを詫び、ホジュンに免じてドジも赦すことにしました。

 そして、ドジはホジュンの前で跪きこれまでことごとく対立してきたことを詫びるのでした。

 …さて、とうとう信城君が亡くなってしまいました。その責任を問われ、ドジは投獄されてしまいます。また、王はそれまでの疲れと心労が重なり床に臥せてすっかり衰弱してしまうと最悪の事態になってしまいました。

 しかし、ホジュンの治療により王は快復し一段落ということになりました。

 ホジュンは、投獄されてしまったドジを何とか助けたいと思い、鍼治療を任せたいと願い出て、ドジは見事にその役目を果たします。

 これまでも対立している者同士の和解がありましたが、今回はいよいよドジとホジュンが和解しあう場面がやってきました。これ以来、ドジはホジュンと対立することなく、よこしまな考えも抱かず、医官としての本分を果たしていくことになります。

 私はこの場面をみていて、このドラマ一番の見ごたえのある場面ではないかと思いました。常にホジュンを目の敵にしていた、ドジとその母オ氏。二人ともホジュンの大きな心でホジュンを赦し、和解することができたことになります。

 この後戦局はどうなるのでしょうか?次回をお楽しみに。

韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(42)

2021-03-10 18:18:53 | 韓国ドラマ
 ホジュンの家族たちは命からがら、いろいろなつらい思いを乗り越えて何とか王のいる平壌(ピョンヤン)に到着します。そこで、城内のホジュンを訪ねますがドジが応対して、ここにはおらずおそらく逃亡したのではないかと言われてしまいます。

 そして、遅れていたホジュンたちもほうほうのていで平壌にたどり着きますが、王はホジュンが医書のために遅れてしまったことを快く思いません。

 城内を探し回り、ホジュンは家族たちと再会できましたが、ギョムは父の家族をないがしろにした行為に、不満をぶつけます。

 そうしているうちに、倭軍は平壌にも迫ってきました。光海は自分がここを守るので、王はさらに北へ向かうことになります。お供にはドジを連れて、ホジュンは平壌に残り傷病兵の手当てに追われるのでした。

 王たちは北の義州(ウイジュ)に向かうのですが、道中で信城君の具合が悪くなってしまいました。ドジはその場をつくろって何とか切り抜けますが、義州までの道のりを信城君は耐えると王に言ってしまっていたのでした。

 そして、義州に着いた信城君は危篤に陥ります。

 …さて、倭軍の攻勢激しく、王たちはどんどん北へと追いやられてしまい、ついには平壌にもいられなくなり、さらに北の国境近くの義州まで退くことになりました。

 その間に信城君の容体はどんどん悪化していき、ついには危篤に陥ってしまいます。ドジは、王に対して信城君の容体を安請け合いしすぎていたのです。

 それにしても、ドジのクズ野郎ぶりが全開でしたね。やっとの思いで訪ねてきた家族に、逃亡したなんてことがよく言えますよね。いくら、ライバルを蹴落とすためとは、こんな根性だからいつまでたっても自分の父やホジュンを越えられないのですよね。ほんとうに腹が立って、情けなくなるシーンでした。

 ホジュンは家族と何とか再会できましたが、ギョムとの親子仲がぎくしゃくしてしまいます。しかし、ともに城内で倭軍と対峙し戦う中ですこしずつ親子の絆を取り戻していくのです。

 次回をお楽しみに。

Youtube動画の紹介再び

2021-03-10 10:05:00 | 韓国関連情報など
おはようございます🌞

昨日投稿した、YouTube動画紹介記事、まだ読んでない方は、是非一読下さい。

何かのお役に立てるかもしれないので。