AirForceOneのblog

F3K,F3Aを中心にラジコンライフを楽しんでいます。

プロポの改造

2016-12-29 22:51:00 | ノンジャンル
ミサイルランチを可能にするための手順の2・3です。

まず、スイッチを取り替えます。


裏ぶたを止めている8本のネジを外すと裏蓋が外れます、が、裏蓋側にバッテリーがあるので裏蓋を引き離すときにコネクターを外すことがポイントです。
ふたを外すと

このようになっています。
一般的には、
①バタフライスイッチとAUX2スイッチを入れ替える。
②左肩に来たAUX2スイッチをモーメンタリのスイッチに交換する。
と言う方法で改造しますが、化粧ナットを回す専用の工具がないとAUX2スイッチが外せません。
そこで、配線を入れ替える方法で説明します。
その場合、赤丸のスイッチは取り外しますから、半田を溶かして3本のリードを外します。
この後、スイッチを外すのですが、表の化粧ナットを無理に回そうとせずに内側のナットを薄いスパナで回して緩みを作ってから表のナットを回すほうがいいです。
青丸のスイッチは外さないで配線を入れ替えるだけでも問題ありません。
(3ポイントのスイッチで2ポイントのスイッチの機能しかしないことが気になるなら交換するようですが・・・)
バタフライスイッチを外してその場所にモーメンタリのスイッチをつけたら、

青丸の部分にある紫のリードと赤丸の部分にあった黄土色のリードを位置を入れ替えて半田付けします。
黒のリードと青のリードは元と同じ位置に半田付けします。
(基盤上で黒は黒同士・青は青同士つながっているからです。)
これでAUX2のスイッチとバタフライスイッチが相互に位置を入れ替えたことになります。

次はプロポの設定に進みます。

ミサイルランチ

2016-12-29 20:34:00 | ノンジャンル

ランチ高度を稼ぐ方法の一つとしてミサイルランチは効果的な方法です。
ミサイルランチの考え方については長万部航空機・山田様がホームページやYOUTUBEで紹介しているので、
そちらを参照してください。

では、具体的にどうやればいいのか?
自分が先輩方から教わったりJRのホームページを参考にやってきた方法を整理しておきたいと思います。
まず、手順としては
1、[on-off-(on)] のモーメンタリのトグルスイッチを用意する。

スイッチの詳細については別記事を参照してください。  


2、バタフライスイッチとAUX2スイッチを入れ替えることで、(右投げの人にとっては)操作しやすい場所に3ポイントのスイッチを持ってくる。
(スイッチを入れ替える、または配線を入れ替える。)
 
3、左肩の位置にきたスイッチを3ポイントモーメンタリのトグルスイッチと交換する。
 
 
 
4、プロポの設定で、モーメンタリスイッチを引っぱったときランチモードに・離すとミサイルモードに・奥へ倒すと通常の飛行モード(SPEED・CRUISE・THERMAL)に切り替わり、フライトモードスイッチで、飛行モード(SPEED・CRUISE・THERMAL)が切り替えられるように設定する。

5、実際にランチしてみながら LAUNCH で適切な半径で上向きになるように・MISSILE で直線的に上昇するようにキャンバーやエレベータの設定をする。

以上です。

部品の調達や加工・設定に自信のない方は長万部航空機でやってもらってください。
※そちらをお勧めします。

このページは自分でどうやったのか忘れないための備忘録です。
さらに具体的な加工や設定方法は順次アップします。


トグルスイッチに関する研究

2016-12-29 17:48:00 | ノンジャンル
長万部航空機・山田明彦様が紹介しておられるミサイルランチができるようプロポを改造しました。
その際、トグルスイッチについていろいろ知りましたので、備忘録として書き留めておきます。

左上から下へ
XG14のバタフライスイッチ
XG8のバタフライスイッチ この二つは見た目は良く似ていますが操作感がかなり違います。
その下二つコパル(フジソク) 8D1051-Z・8D2051-Z
8シリーズ・Dはロングレバー・次の一桁は極数・05は動作[on-off-(on)]
・次の1は半田端子、-Zはどれにもつくようです。
中央の列上から
コパル(フジソク)
8A1051-Z,8C2051-Z Aは普通のバット形レバー、Cはフラットレバー
コパル(フジソク)8シリーズはネジが1/4"・40THD なのでプロポのスイッチについている飾りナットは入りません。付属のナットで留めることになります。フラットレバー型には専用の飾りナットがつきますが、XG14やXG8のスイッチのための凹みより径が大きく、穴には収まりません。
右の袋に入っているのが
ミヤマ電器 MS-500D-F です。
MS-500シリーズというシリーズで500の後のアルファベットが極数と動作を表します。
ちなみにDは単極・[on-off-(on)]、Iが2極・[on-off-(on)]。-Fはフラットレバー
ロングレバーのーLもありますが、こちらは受注生産だそうです。
ミヤマはネジがM6・P0.75 なのでプロポから外した飾りナットが使えます。
この他にはNKKのMシリーズ M-2019EやM-2029E、M-2019L/LやM-2029L/LがM6・P0.75です。
Mシリーズは20の後の1,2が極数・次の9が動作[on-off-(on)]を表し、L/Lはロングレバー
Eはフラットレバーです。
ネットにはほかにもたくさんのメーカーがありますが、比較的手に入りやすく日本のメーカーらしいものはこの3社ぐらいでしょうか。
操作感もメーカーによって微妙に違いました。
RS-PROというメーカーも物は作りが良さそうですが、[on-off-(on)]はなかなか手に入らない様子です。
・・・で私は今、ミヤマのMS-500D-Fを使っています。
2極のスイッチのほうが極数が多いだけ安心かなと思って仕入れてみました。
幅はありますが、プロポの中にはちゃんと収まります。

そして、JRプロポXG14やXG8と同じ形のフラットロングレバーで[on-off-(on)]の純国産のトグルスイッチを手に入れました。
SGMの3TFL106Hです。


同じ仕様の物は他にもありますが、長期間待たなくてもネットで購入できるものを探して、ロットで注文して手に入れました。

XG8・ジンバルのオールベアリング化

2016-12-29 14:35:00 | ノンジャンル
XG14の良いところはあのスティックフィーリングでしょう。
大口径ダブルベアリング支持とアルミ削り出しのスティックベースによるものですが、
動作が安定していること、軽いことなどからHLGのユーザーの間ではXG8のほうが好まれているようです。
XG8でもXG14のスティックフィーリングを実装することができないか、挑戦してみます。

















XG8のジンバルの片方はXG14と同じ大径ボールベアリング支持ですが、
もう片方はオイルレスメタルになっています。
このオイルレスメタルをボールベアリングに換えればスティックフィーリングが改善するだろうという魂胆です。


電池のコネクタを外し、8本のネジを外して裏ぶたを開けるとプロポ前面だけになります。
青○で囲んだコネクタは両端から持ち上げると基盤から外れます。
ジンバルを止めているのは赤丸の位置にある4本のネジですが、肩の位置にあるネジはレバーの陰になっていて回せません。
左右のレバーは両面テープを挟んでスリットにはめてあるので少しこじると外せます。

ジンバルをとり出したら、ポテンショメーター・軸受けを抑えている金具を外します。

ポテンショメータを軸方向に引いて外した後、引き上げるようにして軸を取り出します。


半円筒形の両側の赤印の位置に内側から爪が掛かっているのが見えますが、これをこじって押すと爪が折れてしまいます。青印のスリットにスパッジャなどを差し込んでこじると外れます。
両側の2本の爪と四隅のピンでパチッと止めてあります。
第2軸が見えたら、同じようにポテンショ・軸受けを抑えている金具を外してポテンショを抜き、スティックのついた軸を取り出します。


軸を取り出したらオイルレスメタルの代わりにボールベアリングを入れ、逆の手順で組み立てて行きます。


今回、手持ちのアミーゴ(TAYAエンジニアリングが出していたラジコンヘリ)用のベアリングを使ったのですが、4×7×2のベアリングを手に入れて、これを使うといいでしょう。
スティックを操作しての感触はかなり良くなります。
特にニュートラルの位置がはっきりと分かる感触になります。
スティックをはじいた時の音、かっちりとした感触はスティックベースがアルミ削り出しのXG14のようなわけにはいきませんが、かなり改善できることは分かりました。
動作状態の動画