AirForceOneのblog

F3K,F3Aを中心にラジコンライフを楽しんでいます。

Macbook Proのバッテリー交換 Retina 15″ Late 2013(A1398)

2023-01-28 17:23:34 | 日記

 しばらく前からトラックパッドの角が押せなくて使いにくくなっていたのですが、トラックパッドのせいだと思っていました。
ところが、久しぶりにマックブックをテーブルに直置きしてみたら変にコロコロします。冷却のためキーボードの奥側に台を挟んで使っていたので安定
していたので気付かなかったのですが、底面の手前の中央部分が膨らんでいます。だからコロコロするんですね。表側も気をつけてみるとスペースキー
のあたりが膨らんでいます。
 「そうか、バッテリーが膨らんでしまったんだな。」と気付き、修理の方法を画策しました。 Appleのリペアセンターに送って交換してもらうのが
ベストですが、Appleのホームページから修理を依頼しようとすると修理代金は23800円と検索できるのですが、いざ修理を依頼しようとすると「持込修理」
のオプションしか表示されず、Apple Storeか修理取り次ぎ店に持ち込むか正規サービスプロバイダに持ち込んで修理するように案内されます。
 サポートセンターに相談してみました。もう製造から10年経過しているからAppleに正規部品がないので修理を受け付けられないとのこと。
Apple Storeかサービスプロバイダで部品の保有があれば出来るかも知れないがどこで部品を保有しているかは調べられないとのこと。
近くのサービスプロバイダとして水戸市の「カメラのキタムラ」を紹介された。
 気は進まなかったが予約して修理に持ち込んでみた。・・・が結局「部品がないので出来ません。」やはりサードパーティーのバッテリーに載せ換える
しかないようだ。どっかの修理屋に預けるか、自分で交換するか。交換用のバッテリーは1万前後の値段で流通している。
だけど、自己修理のバイブル「iFixit」では55工程もある面倒な方法が紹介されている。バッテリー交換するだけなのになんでそこまで外すのというものまで
外す手順になっている。バッテリー外すとき他の部位にダメージを与えないためみたいだが外しすぎ。そこで、ネット検索してみるとあるではないですか、
バッテリーだけを外して交換してる。YouTubeにもいっぱいある。いくつかあるなかで分かりやすかったのはこれ。

「よし、自分でやる。」決まれば速い。必要なものをネットで注文し、Macbookのバッテリーを放電させた。
 翌日、昼前に頼んでおいた物が届いた。

交換セット付きのバッテリー、シール剥がし、サーマルグリース 3点でほぼ1万円。
早速裏ぶたを開けます。

うわっ汚ったねェ。バッテリーもパンパン。これじゃトラックパッドも裏から押された状態になってるわけだからちゃんと押せないはずだ。
新しいバッテリーに付属してきたカードを挿し込んで隙間にシール剥がしを数滴垂らして少し待ってカードを押し込むとさくさくと剥がれます。

残った粘着テープを除去します。
埃は筆で払って掃除機で吸引。汚れのひどいファンは左右とも取り外し分解して清掃します。

ヒートシンクも取り外してファンからの空気の通り道を掃除しました。
CPUグリスも熱伝導率の良いものを塗布しました。問題はこのバッテリー

A1398互換のはずなのだが分けの分からないツメがあります。あとで切り落としました。
掃除してバッテリーインストールしたのがこれ

心配したバッテリーも何とかきれいに収まりました。
さあ、ちゃんと起動するでしょうか? ドキドキですね。

ジャジャーン。ちゃんと起動しました。テーブルの上でコロコロせず安定しています。
表面の膨らみもなくなりました。トラックパッドの前角もクリックできるようになりました。

CPUの温度も下がってます。

起動から時間が経って、窓いっぱい開いてブログ編集してる今もCPU温度50度台です。
ファンも2000回転前後で安定して回っています。
・・・ということで、バッテリー交換完了です。