さて、なぜ私が学校嫌いになったのか。
それは合唱コンクールの練習に原因がありました。
前述したとおり、私はメゾをやることになり、他のパートのことはどんな感じかは分かりませんでしたが私が思うに人間構成的にはこんな感じでした。
ソプラノ やる時はやる
メゾ 全く真面目にやらない
アルト 自信はなさそうだけど頑張ってる
オマケにメゾは真面目にやってる人を馬鹿にしてるような人達が多かったので、歌が好きな私にとっては苦痛の極みでした。
オマケに先生ももう諦めていたようで音楽の先生は愚か、パート練習の時担任が来た時も担任はソプラノしか見てませんでしたね...
中学1年のときの担任は女性の方で怒ったら怖くて有名だったのでちょっと「あ、、、先生来てる...お願い...先生こっち向け...」と思ってた自分がいました...
私は段々と合唱コンクールの練習に行くのが嫌になり、音楽の授業があるときは保健室に行ったり学校を休みがちになったりになってしまいました...
しかし、これはあとから思ったことですが、私にも非はありました...
『歌う』ということを強制させてしまったと思います。
もしかしたらサボりではなくて本当に何らかの事情、例えば昔歌が下手だと言われたりして歌いたくない、その歌を聞くと嫌な思い出を思い出してしまう...などの事情があったりしたのでないかなと思います。
合唱コンクール本番...
書いておりませんでしたが私のクラスは1年4組（仮）とします。
私的にはこんな感じでした
1組 メゾが特に上手い、他のパートも上手いんだから自信もって欲しい
2組 頑張ってるけどメゾの声が裏返っちゃったのがもったいなかった。でも上手いのは分かった
3組 ソプラノが本当に上手い、メゾがたどたどしい
4組 お察しですね...
5組 ちょいとたどたどしい.....
全てのクラスと学年の合唱が終わり、個人演奏がありました。私は中学1年だったのでトップバッターでショパンのワルツを弾きました。2年生、3年生もとてもとても上手かったので思わず下を巻いてしまいました。
そして...結果発表がありました。
1年生の中では「1組が1位で2組が2位だろーねー」と言われていました。
ところが、信じられないことが起きました...
高1の音楽選択の方の優勝クラスを読み上げる声。
「さて、1年生から発表します。準優勝は...1組です！」
その瞬間、私たちはざわめきました。え？あのいちばん上手かった1組が...!?
更にもっと衝撃なのは次の言葉です。
「優勝は.......4組です！」
その瞬間、もっとざわめきました。いやざわめいたレベルではなく、超衝撃でしたね.....
クラスに戻ったあともその話題で皆は盛り上がり、担任も私たちに賞賛の言葉を贈ってましたが、、、
正直言って嬉しくなかったですね...
ただ、個人演奏は学年の友達も先生も
「祢音ちゃん凄かった！」や「𓏸𓏸さんピアノ上手いですね！」などの言葉をくださったので、嬉しかったです。
これはおまけなのですが、、、実は4組はまだいい方だったそうです...
5組はもう学級崩壊（とまではいかなかったと思いたい...）があったと風の噂で聞いており、それに加えて合唱コンクールの練習になると真面目に歌ってる人に対しての陰口は日常茶飯事で大きな声で歌うとうるさそうに耳を塞いでる人もいたそうです.....
それと母と父にもあとから合唱コンクールの動画と個人演奏の動画を見せたのですが、父も母も口を揃えて
「なんで4組が優勝したのか本当に分からない、お世辞にも上手いとは言えない...」
と言ってましたね...
その後直ぐに新型コロナウイルスの影響で休校になったのでその謎は未だ解明されないまま1年生が終わりましたね...
大人たちは大変大変と口を揃えてましたが学校嫌いの私にはモーマンタイでしたね...