合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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字が上手くなるコツ 絶対にうまくならないコツ

2020年03月17日 | 
GReeeeN『キセキ』を巻紙に書くというレッスンを
今しています。
半紙に練習して、最終的に巻紙にかくというものです。

かな料紙に今日のカルチャー教室で書いてみました。
《キセキ》を選んだのは、
ちょうど巻紙にピタッとおさまる歌詞の量だったからです。
いろんな歌詞を探していて、
或る時、偶然検索していて見つけました。



書き方というのがあります。

書籍として本屋さんに並んでいます。
それらを見て真似して上手くなるのでしょうか?
最短でうまくなるには、条件が2つあります。

一つは、正しい筆の使い方をしていること。

もう一つが、
そのお手本の字を書いた人の
書いているまさにその「意識」がわかること。
どういう意識操作で書いたのかということです。

武術でもだいたい同じことが言えます。
塩田剛三先生という合気道の達人がおられました。
植芝盛平翁のお弟子さんです。

塩田先生の技を盗もうと(身につける)思えば
字を上手く書くのと同じように条件が要ります。

塩田氏が技を掛けている形(スピードや角度や外見など)をまねるのではなく

塩田氏のその刹那の「意識操作」とおなじことを(感覚)して
動いていなくては
形をいくらやってみてもだめです。

塩田館長はもうお亡くなりになっていますから
それじゃ無理だと思うかもしれませんが
それは違っています。
人間のやることですから
再現はできます。
但し。それが全く同じなのかといえば、それは
私には実際はわかりません。

正確に言うと、同じだけれども
意識操作(気の技)には、濃淡がありますから
程度を気にしないのなら、同じだと言ってもいいと思います。

ただ、DVDなどを見ますと、
塩田氏は、見られている事を意識して動かれています。
しなくてもいいアクションを入れています。
だから、そのアクションそのままコピーして
演武しておられる関係者の
記録映像も見たことがあります。

やはり相手を崩す(合気)というのは
地味で、見た目にはやらせにしか見えないため
たくさんの動画が見られる環境の現在では
映像、動画からは分かりません。

ただ、一つだけわかることが、本物を見分けられる
ものがあります。
そこのところを見ていたら、ああこの人は
「こんな意識で動いているんだろうな」というのがわかります。一つの指針としてです。







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