合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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上手く書けないわけ

2014年08月08日 | 
☆カルチャー講座

 「何十年も習っていてそれですか?」
私が昔、先生から言われたキツーイ一言です。
 これで書道がいっぺんに嫌いになってしまいました。
 
 しかしいま、なぜだか不思議な事に
 私は字を書く事を教えていますが、いかにうまく書けるか(筆をあやつれるか)
 書いた人が満足(筆を使って)したかに注意を払って教えています。

  書道は、町の先生に習っていただけで
 私は、○○書道展などに入選したことも
 そのために有名な先生に付いたこともありません。

 だから書道の世界とは縁もなにもない、「下手な書をかいている人」という
 3大書道展に入賞する世界の方や立派な先生方からみるとそういうこと
 になります。
 何でもその道の掟というものがあり、そのルールを通らないと(知らないと)
 書家として認めてもらえないものです。
 ややこしい世界です。まぁしかし 
 どんな権威のある団体にも光と影があるものです。
 
  という事で町で自由に自分の筆さばきを教えることが私のワークであります。
 そう書くと格好がいいものですが、実は
 誰にも、何事にも縛られず(適当に)、怪しい技術を教えている人。
 そんなところです。

 筆遣いは、私の書の先生から受け継いだものでも、教えられた技術でもありません。
 偶然に、合気道から応用したものです。

 ですから、例えばYouTubeで見ても私の技術は盗めませんし、世間にも今のところ
 知らしていません。狭い世界の中で一部の人にしか
 講座に来てくれている人にしか教えていない技術です。
 
 ハッキリ言って字は下手です。教えていますが・・・
 しかし筆遣いの技術は・・・、まぁ書くのはやめときましょう。

 いずれ近いうちに私の講座がちょっとした評判になったら、その時に
 YouTubeでアップしたいと思います。
 (世間に広く公開するという意味でです)
  
 私が他の書の先生と違ったことが教えられる
 としたら
 それは「筆の操作技術の秘訣」
 これだけです。

 自由に書をやっているというメリットは
 思想においても師の与えるものを受けとめることをしなくてもよく
 隷属しなくても良いというところです。
 

書店で買った本のまねっこで書いたものです
 使った道具は筆ペンです。
 かな筆のように硬筆の筆ぺんを操ってみました。
 一発でね(練習はしていません)
 私の教えるのは練習しない、一発でかく筆テクニックです。

 ↓↓↓
 
 
 
 みんな上手く書けない、練習しないと清書できないのは
 筆遣いに問題がある場合があるからです。
 
 この私のいうところの筆遣い(合気道法てきな)が出来てから
 臨書でカナでも漢字でも、篆刻、現代アートでもなんでもすれば
 いいんです。 

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