合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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Aikido 【日本合気道鴻心館 1/21】

2014年01月21日 | 鴻心館
☆平成26年1月21日(火)
【達人‐植芝盛平‐その8】
―「植芝盛平と合気道 開祖を語る19人の弟子たち」(合気ニュース)―
より植芝盛平翁を考える。

以前のブログで書きました。盛平翁と武田惣角の関係ですが
武田氏からは、盛平翁は、その後の合気道において核となる
技術を見せつけられたという出会いがありました。
そして武田氏と同じような事がすぐにできたのではなく、大本
に行かれた後の盛平翁はとても強くなっていたということでした。
では武田氏と出会った直後からしばらく何を習ったのかと言えば
大東流の型を習ったのです。
それは上記の著書の中にあります。
ー引用しますと―
「大東流と言えば、武田先生ですが、その先生からはただ単なる
型だけを習ったんじゃないかな。その型の中に心を吹き込んだのが
、植芝先生であると私は解釈してますね」(赤沢善三郎)p136より引用
私も盛平翁の稽古の足取り(過程)から考えても納得いくところ、これ
が真実であると思います。
天才、達人と言えども人間です。武田氏の技に驚き、感心したその日
すぐに同じ事ができたのではありません。だから植芝先生は凡人だと
考えているわけではなくて、むしろその反対で、努力の人、やはり天
才だと言えます。その後、大本で指導されながら武田氏の合気技を体
得し、自分のモノにしているからです。
大本で指導をするということが、合気技習得にに重要な役割をはたし
ていたのです。なぜなのか、その理由は合気ニュースにもありますが、
お弟子さんの米川成美氏が書いています
「教えることは学ぶことの半ばである」―p85と・・・。
大本に入った盛平翁は、ここで屈強な若者を始めて信者に合気道を
指導しながら自身も同時に合気技を会得していったのだと考えます。
達人‐植芝盛平‐その9へと続く

【来週は事前審査】
2月8日(土)は大浜体育館にて合気道・杖道進級審査会があります。
その審査前の事前審査を来週26日~31日にかけて各道場で行いま
す。この事前審査に合格しないと本審査(㋁8日)は受けられず、
次回5月実施予定の審査会での受審となります。

【今日の中にも】
今日という日は私の一日のスケジュールが込み入っている日です。
●午前のカルチャー講座(コーナン堺店)、
●午後からの大阪YMCAインターナショナルスクール合気道部指導(大阪市中津)
●夜の空手少年部指導と練習(和歌山県橋本)
朝から移動と指導の連続です。
しかし忙しいその中にも、午後1時~3時まではグランフロント6階の書店で
ゆっくりと過ごす時間があります。この時が神経を休める時間となっています
のでコーヒーを飲んで椅子に座ってくつろぎ読書をしています。


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1 コメント

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武田惣角 (池月映)
2014-01-21 19:53:41
 武田惣角は真言密教(ヨガ)・九字護身法・気合術・易学を修行しました。植芝さんは出口王仁三郎から「鎮魂帰神法」を学んだとされますね。
 神道系には鎮魂行法があって、呼吸法と瞑想法があり、神仏習合の時代から、神道も密教と同じ修行があったのかもしれません。気を活用して技に取り入れたことは共通点があります。
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