合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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合気道はやってはいけない その4.

2020年07月19日 | 鴻心館
・合気道はやってはいけない その4

 当会は合気道を教えています。
 がしかし、合気道を無条件に
 すすめるつもりはありません。
 体験者(無料・有料の区別なく)にも入門を勧めません。

 でも、入会してくれる人は 
 ほっておいても入門を自主的に判断していただけます。

これは意外に大切なことですが、自主的かというのは
その後、続くか、続かないかを決定づける最大の要因です。

続けないという選択をしても、
その選択の後が違ってきます。
次に頑張れるからです。そういう方は。

合気道は一般の人にも、高校生、大学生にとっても
やらなくても全く問題はありません。
それが合気道です。
人生の必修科目じゃないという事です。

自主的に判断して入門希望してくる方にも
2パターンあります。
キチンと私の話に向き合ってくれる方(自我は当然あるけれど、器の大きい方)
それと
私の話を知識として跳ね返し流している人(自我の歪んだ人)

当然のことですが、キチンと私の話を聞いてくれる方に
入門していただいています。

そんな■自我が強い人はそんなにいないと思われるかもしれませんが
実際は少なくないものです。


❖合気道はやってはいけないはやってはいけない

 継続は力なり
 これだけではよくわからないので
 武術や人間の本質をちょっと言葉にしていれてみれば

 『意識を学んでいく"継続は力なり"』 となります。
 今日も三国丘道場が始まる前に
 誰もいない会場で居合道の稽古を独りでしていました。
 2本の刀を持ち歩いています(居合刀と真剣の2本)

 以下は、通常のよくない例ですが、
 「居合刀で稽古をしていき
 ある時に真剣に変えたときに意識が変わります。
 居合刀で稽古を始めた時から、真剣だとかなんだとかの区別なく(意識)やっていけば
 真剣をもってもあまり意識としては変わりません。」

 何が言いたいかというと
 結論は、
 意識によって技が変わるという事です。
 
 意識が技を作るという事です。
 真剣を扱う意識のまま、模擬刀(=居合刀)を振っていても特に問題はありませんが

 居合刀を扱う意識から真剣を振る際に「真剣を扱う意識」に変えてしまう事がダメだといっています。
 
 つまり意識が変わると、身体操作もそれまでのモノとは微妙に変化します。
 すると抜き付けが変わる
 鞘を破り指を飛ばしたり、怪我する、
 つまり意識によって身体操作(技)がかわるということです。
 
 合気道も同じです。
 つまり運動したいという意識
 健康体操として合気道をやる意識じゃなくて
 
 危ない武術だと意識してやればということです。
 そういう武術としての目で観れば「四方投げ」の味方も変わるし
 稽古の向き合い方
 私の口をついて出る言葉にも
 耳を傾け方も変わってきます。

 合気道はやってはいけないというのは
 そのまま捉えてはだめです。
 合気道をやってはいけない内容を理解して、合気道をやってはいけないはいけないなんです。

 鴻心館合気道では
 一旦入門していただいたからには
 武道で何かを得てもらいたいという願いがあるだけなんです。
 
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堺市各区で合気道を指導しています日本合気道鴻心館です。 桃山台道場、家原寺道場、深井北町道場、鳳南道場、一休鳳道場、多治速比売神社に道場あり...

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