合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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Aikido 【日本合気道鴻心館 1/19】

2014年01月19日 | 合気道
☆平成26年1月19日(日)
【入身投げ】
入身投げ-呼吸投げ‐は合気道の本道というべき技だと思います。
また、一教もそうだといえます。
1月16日(木曜日)の高倉台西有段者稽古では、座技一教(入身と転換)
を練習し指導をしました。
一教は全ての型において関節技として現象、表れていますが、合気
技術としては入身投げなどある種の呼吸投げと同じ技術を私は使っ
て相手を伏しています。
私の場合は、入身投げができているかで合気道ができているか分か
ります。
相手の身体が大きくても全く関係なく投げる(崩す)ことができると
ころが合気道の入身投げです。
入身投げは、とても面白く、奥の深い技のひとつだといえます。
但し出来るためには、身体がしっかりとしていなくては絶対に出来
るものではありません。腰がフニャフニャだったり、重心が定まら
ないといくら形をやっていてもダメです。弓道や他の武道でも同じ
だと思います。
水曜日の一般部クラスで話をしていたことがありますので紹介しま
す。ある一般部練習生との話の中で、ユーチューブで合気道の投げ
を見たというはなしですが、
私が動画をHPにアップしないことや今ユーチューブに動画を投稿し
ない訳を話しました。
これは合気道を始め柔術にも言える事ですが、
単刀直入に言えば「本物と偽物の見分けがつかないという事」
これが理由です。
私は自分の入身投げ、その他の呼吸投げ、一教etc得意とするもの
に自信を持っていますし誇りもあります。ただしかし、私のように
世間的に無名な者が動画にのせて世間の目にふれたとしても世間で
はそれがはたして本物かどうかの見分けがつかないのです。つまり
信用されないのです。
受けが先生にあわせて倒れている・・・のか、それともガチンコで
やっていても倒されて投げられているのかの判別は見ている人には
絶対に無理なことです。
盛平翁の言葉が、お弟子さんにより、何かの合気道の本だったか、
合気ニュースだったかで述べてられていました。盛平翁曰く、「合
気道の技は、見せるべきもんじゃない」と言っておられたというこ
とです、盛平翁がそう言われたそうです。これは、はっきりと覚え
ています。私も合気道の技は見せてもわからないと思います。水曜
日の稽古の時に、緑帯練習生にわたしが呼吸投げをやってみせて、
受けをとらせて教えました。「ほら、これを動画で世間に公開して
も実際に受けが自然に倒されているのか、自分から倒れているかの
判別は難しいでしょう。しかしあなた(受けをとった人)なら受けて
いて分かるでしょう。本当に投げられてしまったのか、それとも自
分で受けを取ったのかの違いが・・」
 ところで、私は盛平翁のお弟子さんで(面識はまったくない)尊敬
している方があります。斎藤守弘氏です。稽古への取り組みのココ
ロ、心掛けもそうですが、なにより盛平翁のことを真から慕って稽
古をしている方だとその手記著書からハッキリとわかるのです。
盛平先生の技全てをそのまま吸収しようとする透き通ったココロが
みえるのです、斎藤氏の書いたものを読んでいて、それは混じりっ
気のない純粋なものです。
私は植芝盛平先生にこういう斎藤氏みたいなお弟子さんがたくさん
いることはとても素晴らしいなと、切実に思っているところです。

【もう1月も10日ほど】
光陰矢の如し。といいますがお正月だと思っていたら、もうすぐ二月
、目の前です。
高校受験生などは私立高校入試(大阪府では)が二月に実施されますし
公立高校は三月に入試日があります。
鴻心館では、6月1日には合気道の少年大会が今年最初の大会として開
催予定です。
毎日、毎回の練習がとても大切になってきます。
私も歳のせいでしょうか、練習が終わった瞬間の爽快感を今まで以上
になぜか感じる事が多くなってきました。
毎回、稽古終わった瞬間に次も頑張ってやろう・・・とやる気がでる
この頃です。
1月は「行く」二月は「にげる」三月は「去る」というふうに中学三年
の担任より36年前、卒業を間近に控えたあるホームルームの時間におし
えていただきました。
 ホームルームで先生曰く、
「早かったでしょうこの約三か月のあいだ。」
卒業してからも、毎年君たちは、1月、2月、3月を迎えるけれどもね。
たとえ一日一日は長いかもしれない、しかしね、こんな感覚で
(1月~3月の早くすぎ過ぎ去ることを指して)
次の1年そして、また一年、十代も、また一生もアッという間。早く過
ぎていきますよ。とそういう話をされました。担任は定年前の家庭科の
女性のS先生でした。今でもこの先生と年賀状のやり取りは続いています。
本当に月日のたつのはアッというま、瞬く間ということです。
この言葉は今ジーンと心に響いてきています。



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