精子提供ボランティア 愛情くん

精子提供を望む女性は「愛情くん コンタクト・フォーマット」で検索して下さい。

提供者の感覚

2015年10月05日 19時00分06秒 | 日々の日記
精子提供を続けていると、繊細な問題にいくつもぶつかります。
特にタイミング法でのご提供では、ご依頼者様の人生そのものもかなり感じますし、私の人生そのものも、おそらく95%程度、感覚としてご依頼者様にも明らかになるのでしょう。

これから初めて会う方とは特に、お互いそうしたいルールがあります。
それは、最新のメールより、過去、会った時の約束をお互いに優先しましょう、というものです。
人は対面で会った時には、その人の体温や仕草、表情などを感じて、言葉にならないものまで察することができると思います。
一方、それらが全て影響ないメールでは、互いにズバズバ言い過ぎることがあるでしょう。
愛情くんもブレーキを強くかけていても、時にそうなってしまうことも多いです。
愛情くんから、近い将来精子の提供を受けたいと思ってくださる方は、最新のメールよりも、会った時の記憶と約束を最優先していただきたいです。あの時彼とはこういう約束をしたな、だから私はこうしよう、とか、そういったことです。
抽象的な内容ですが、そういったこととしか説明できません。

この活動ではご依頼者様にとっては、本当に一人の人が生まれ、人生そのものに関わる出来事がいくつもいくつも起こります。提供者である私にとっても全ての赤ちゃんの誕生が、いつも新鮮で、感慨深いものがあります。
その中で、メールのすれ違いなどによる虚しいすれ違いは最小にひねり潰してしまいたいと愛情くんは思うのです。
何故ならそれが赤ちゃんの人生の幅を狭めてしまうと思うからです。

このblogもまた然りです。
早い伝達手段にはなり得ても、言うならばそれは面談の100分の1の効果でしょう。

複雑なことがいくつも起こることが予め予想できるからこそ、私たちは手を取り合って備えておきましょう。
愛情くんを選んでくださった女性たちは皆さんそれができる方だと愛情くんは分かるのです。
blogで効果のあることといえば、唯一こういったことの伝達がすぐに行えることです。
愛情くんもそれぞれのご依頼者様も互いに忙しい日々の中、互いのことをやさしく想像し合いたいですね。

これが、子供を産むことが出来ない男側であり、提供を感謝して頂いている提供者としての感覚です。
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