ほとんど何も聴こえない。
聴こえるのは、時々落ちてくる木の葉の音と、遠くの方のかすかな車の音だけ。
静かな夜に、夜中の芝生の公園で一人思い出すこと。
それは、山を愛した祖父の記憶だ。
祖父は日本アルプスが大好きな人だった。
おおらかで、繊細で神経質で何事にも全力で取り組む人で、誰に対してもやさしかった。
部下や家族から愛される人だった。
勉強やスポーツに全力で打ち込む僕をかわいがってくれた。
おじいちゃんに会いたいな
天国で元気にしているかな
夏の中央アルプスにテントをかついで登って、本当に何の音もない、
星のきれいな夏の夜を
いつかまた楽しみたいと一人思う。
聴こえるのは、時々落ちてくる木の葉の音と、遠くの方のかすかな車の音だけ。
静かな夜に、夜中の芝生の公園で一人思い出すこと。
それは、山を愛した祖父の記憶だ。
祖父は日本アルプスが大好きな人だった。
おおらかで、繊細で神経質で何事にも全力で取り組む人で、誰に対してもやさしかった。
部下や家族から愛される人だった。
勉強やスポーツに全力で打ち込む僕をかわいがってくれた。
おじいちゃんに会いたいな
天国で元気にしているかな
夏の中央アルプスにテントをかついで登って、本当に何の音もない、
星のきれいな夏の夜を
いつかまた楽しみたいと一人思う。