朝鮮戦争(1950年6月25日日曜日午前4時北侵攻~1953年7月27日休戦協定)
1951年4月11日「…日本が一大工業地帯として築いた中国東北部(満洲)をB-29とB-50からなる戦略空軍で爆撃し、中国軍の物資補給を絶とうとする(原子爆弾も使おうとしたとされる)が、ソ連を刺激することを恐れたトルーマン大統領は、…マッカーサーを解任し帰国させた。」
1953年5月3日上院軍事外交合同委員会でのマッカーサー証言。「日本が戦争に突入したのは自らの安全保障のためであり、つまりは大東亜戦争は自存自衛のための戦ひであったといふ趣旨を陳述」… Their purpose,therefore,in going to war was largely dicated by security.
平成18(2006)年7月30日[日] 産経抄
潰し合いてな感じ、だろなぁ。
1951年4月11日「…日本が一大工業地帯として築いた中国東北部(満洲)をB-29とB-50からなる戦略空軍で爆撃し、中国軍の物資補給を絶とうとする(原子爆弾も使おうとしたとされる)が、ソ連を刺激することを恐れたトルーマン大統領は、…マッカーサーを解任し帰国させた。」
1953年5月3日上院軍事外交合同委員会でのマッカーサー証言。「日本が戦争に突入したのは自らの安全保障のためであり、つまりは大東亜戦争は自存自衛のための戦ひであったといふ趣旨を陳述」… Their purpose,therefore,in going to war was largely dicated by security.
平成18(2006)年7月30日[日] 産経抄
鴨緑江を挟んで北朝鮮と向かい合う中国の丹東の町の丘に、50メートルを超す高い塔が建っている。朝鮮戦争の「勝利」を記念しているのだそうだ。「それにしても何故こんな高いものを」という日本人の質問に対するガイドの答えがふるっていた。
▼「朝鮮戦争で中国軍が米軍を追い払った。それなのに北朝鮮は金日成将軍の功績だと教えている。北朝鮮からも見え、中国の恩を思い出すようにしているのだ」。この話を聞いてジョークだと思っていた。だが最近の中朝関係を見ると、ホンネそのものという気がしてくる。
▼ミサイル発射後、中国は国連での制裁決議を目指す日本や米国にストップをかけた。そして「我々に任せてくれ」とばかり外務次官を北朝鮮に送り込んだ。だが金正日総書記に会えるどころか、何の言質も取れなかった。中国にとって面目丸つぶれだった。
▼北朝鮮の「ひじてつ」には続きがあった。マレーシアで開かれたASEAN地域フォーラムでの席である。日本など関係国が北朝鮮の核・ミサイル問題で外相会合を開いた。北朝鮮の白南淳外相にも参加を呼びかけ、中国の李肇星外相が公開の席で説得に当たった。
▼しかし、ここでも白外相はソッポを向いたままだった。会いたくもないという表情が映し出されていた。中国は朝鮮戦争以来の恩をちらつかせ、「塔」で威圧しながら北朝鮮を対米、対日外交のカードとしてきた。それだけに、突然の離反は理解に苦しむのかもしれない。
▼北としては中国をソデにすることで、実現性はともかく、米国との2国間交渉に持ち込みたいのだろう。それ以上に中国の威圧に反発しているのかもしれない。いずれにせよ、中国がどうたて直してくるのか、日本にとっても要注意だ。
… この国境の町は、唐時代に安東都護府が置かれて以来、「安東」と呼ばれていたが、これは「東を安んずる土地」の意味である。終戦後、中国は「新京」を「長春」、「奉天」を「瀋陽」と改称したように、日本人が使用した都市名を一斉に変更したが、「安東」は昔ながらの名称であるにもかかわらず、「丹東」と改められた。北朝鮮に遠慮して、東方支配の意味を消したのである。「丹」は赤色の意、つまりいまの丹東は「東方の赤い町」という意味である。
…大連は、清岡卓行の『アカシアの大連』や『大連小景集』に描写されているように、市の中央の大広場から郊外に向かって幹線の大通りが放射線状に走るヨーロッパ都市の風貌だが、それは帝政ロシアがナポレオンのパリを模倣して都市計画した名残である。
それにひきかえ、安東は、日清戦争、日露戦争当時から日本軍が進駐し、日本人居留民が住みついた街で、大正時代から満鉄が経営し、市街を整備した純日本風の都市。満洲の中では比較的温和な気候、鎮江山の野山や桜の美しさ、鴨緑江の柳…など日本を偲ばせる雰囲気を持っていたので、“満洲の小京都”と呼ばれていた。満鉄の都市計画は、最初から京都を意識し、北の鎮江山を背にして南の鴨緑江に至る空間を、整然と碁盤の目状の道路に区劃していた。…
(満洲、小国民の戦記・藤原作弥)
◆東京都の5倍、100万ヘクタールのシベリア森林 露、中国へ貸与合意
“侵略”警戒も
【モスクワ=内藤泰朗】ロシア天然資源省はこのほど、中国政府に対して東京都の面積の5倍近くに相当するシベリアの森林100万ヘクタール(1万平方キロ)の貸与を正式に検討していることを明らかにした。世界最大の領土を有するロシアだが、中露両国間でこれだけ広大な土地の貸与は初めてのことで、内外から注目を集めている。
ロシアでの報道によると、中露両国は、森林問題をめぐる次官級協議で貸与について基本合意に達した。油田地帯の西シベリア・チュメニ州の森林が貸与の候補に挙がっており、期間は25年以上の見通し。森林伐採や加工、紙生産などを計画している。
ロシア天然資源省の広報官は「森林資源共同開発のための試験的プロジェクトだ」と説明し、中国資本が参加する合弁企業への貸与形態や貸与価格など各種条件をつめていると述べた。
ロシアの有力日刊紙、独立新聞は、シベリア中部のイルクーツク州なども中国との土地共同利用を検討しており、今回の森林の貸与がさらにほかの天然資源分野に拡大する可能性があるとして、「中国のロシアに対する侵略的な拡張につながる危険がある」との懸念を示した。
中国側は、経済発展のために大量の天然資源を必要としており、世界有数の資源大国であるロシアとの資源面での協力を今後、一層拡大したい考えだ。
※非効率極まりない中共。
ただ、人口減少が著しいシベリアや極東地域では、近年の中露関係好転を受け、中国の建設会社や小売業などの進出が加速。中国人の流入が膨らんでおり、公式統計では45万とされるロシア在住中国人の数は、非合法入国も含めると100万以上ともいわれる。
「中国との関係には毒があり慎重に進めるべきだ」と警告する専門家もおり、中国の発展と伸長は、ロシア国内でも強い警戒感と波紋を呼んでいる。
潰し合いてな感じ、だろなぁ。