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透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 情報戦(改)

 「情報戦」、まさに、そんなブログの引っ越し作業の結果、

100を超える記事の画像が表示できなくなり、非公開としました。

記憶を呼び起こしつつ、漸次、復活・再生させるつもりですが、

正直、皆目見当のつかない画像も多々あります。

ダ・ヴィンチの罠 情報戦 - 透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 情報戦 - 透明人間たちのひとりごと

このページの画像は、故あって表示されませんが、連続性を担保する意味合いからも、そのままで公開し、別途、新しく作り直すことにしました。同じ内容ですが、画像はその限...

goo blog

 
 url『ダ・ヴィンチの罠 情報戦』

 上記のように、連続性を維持することは、このシリーズの

重要なファクターですので、時間がかかっても復活・再生を

果たさなければならないのですが、漸くこれで96作目です。

 さてと、それでは、ここからが、

『ダ・ヴィンチの罠 情報戦(改)』

 の記事になります。

 (以下、本文)

 

 ★ 戦争にはいくつかの種類があります。
 
 ● 予防的戦争(自衛戦争の一種)将来的
 に相手が侵略してきそうなので、先手を
 打って攻撃する。
 
 ● 制裁的戦争(経済制裁など)相手の国
 に懲罰を与えるために行われる戦争。
 
 ● 自衛的戦争(すべての戦争)地球上で
 行われるすべての戦争は自衛戦争として
 の形態と方便で処理され実行されている。
 
 ● 侵略的戦争(すべての戦争)侵略戦争
 はいけないが、自衛戦争ならば仕方ない
 というパリ不戦条約(欠陥条約)以降、
 すべての国は侵略する際に自衛行為だと
 主張するようになった。
 
 「これから侵略する」と宣言しない限り
 正式には侵略戦争とは、認められないが
 ゆえに、実際上はともかく、形式的には
 侵略戦争は存在しないことになっている
 (なってしまう)のが現実のようです。
 
 結果として、自己防衛の拡大解釈が幅を
利かせることになるのですが ・・・
 
 果たして、ロシア による
 
ウクライナ戦争「アメリカが原因作った説」の真相 シカゴ大教授が ...
 シカゴ大の国際政治学者、ジョン・ミアシャイマー教授が出演したYouTube。
   再生回数は100万回を超えている(写真:YouTube出演動画より)
      画像元:toyokeizai.net
 
  ウクライナ戦争の真実やいかに?
 
  と、問いたいところですが、
 
 まずは、前回に引き続いての緊迫する
パレスチナ情勢に関する問題から考えて
みたいと思いますので、下書きの段階で
の『ダ・ヴィンチの罠 情報戦』における
内容との食い違いが生じることをご了承
ください。
 
 さて、
 
  幾何学を知らなければ、誰も自分の
作品の原理を読み解くことが出来ない。


            画像元:world-note.com
 
 そういう趣旨の発言だと思われるものに、

 「自分の芸術を真に理解できる
      のは数学者だけである」

 というダ・ヴィンチの言葉がありますが、


       画像元:jfuits.com

 ダ・ヴィンチの考えるところの数学とは、
「幾何学」を意味します。


      画像元:mnsatlas.com

 ルネサンス時代における数学者とは、
幾何学のプロであると同時に、思惟に
よる謎の探究者でもあったのです。

 
 url『ダ・ヴィンチの罠 幾何学(改)』

 を参照のこと ・・・
 
 ところで、
 
 先月(10月7日)のイスラム組織ハマスに
よるイスラエルへの大規模攻撃は、世界中に
大きな衝撃を与えましたが、いったい、なぜ
イスラエルとパレスチナは剝き出しの憎悪に
塗れた凄惨なる対立の歴史を繰り返している
のでしょうか!?
 
 宗教的なイデオロギー対立や歴史的な確執
とは別の観点からの見方について、
 
 謎の探究者でもあるダ・ヴィンチの見解を
小生流に咀嚼してみたいと思います。
 
   さて、ここでいう、
 
 剝き出しの憎悪の対立から対決にいたる
過程には、少なからざる量の「情報戦」に
よるプロパガンダがあったと思われます。
 
   情報戦1 toyokeizai.net
 
 このプロパガンダは至近な例でいえば、
湾岸戦争以降の戦争や国際紛争の場でも
たびたび確認されています。
 
 そのひとつが、イラクのフセイン大統領
を貶めた米国による「大量破壊兵器」疑惑
の捏造と仕組まれたフェイク証言です。
 
   情報戦2 toyokeizai.net
 
 イラクがクウェートに侵攻した1990年に
、ナイラという少女が米国の議会において
、イラク軍兵士が新生児を死に至らしめて
いると涙ながらに証言したのですが、
 
 この告発に衝撃を受けた国際社会は今の
ロシアやイスラエルに対するそれのように
、打倒プーチンならぬ極悪非道なフセイン
大統領と「イラクに制裁を!」の大合唱が
叫ばれて、多国籍軍が派遣され、湾岸戦争
へと突入していったのです。
 
 その結果、イラクは敗れ、クウェートは
解放されますが、「ナイラ」という少女は
存在しないことが明らかになるのです。
 
世界中が衝撃を受けた「戦争広告代理店」の実態と教訓(伊藤 剛 ... 
  ナイラの証言〔PHOTO〕wikimedia
 
 その裏には、〝米国内に反イラク感情を
喚起させるように〟とのクウェートからの
業務依頼を請け負った世界的なPR会社に
よる偽の「仕込み」があったのです。
 
 しかも、
 
 ナイラと名乗った少女の正体は、当時の
クウェートの駐米大使の娘であった事実が
判明し、米国内で贅沢な暮らしをしていて
、実際には、クウェートには一度も住んで
いないことも明らかになるのです。
 
ナイラ証言(真実を見つめるための知識) | あるヨギの独り言
  ナイラ証言 hathaterasu.com
 
 さらに、2002年になると、
 
 ブッシュ政権によって、大量破壊兵器の
存在を捏造されたフセイン大統領はイラク
戦争を起こされ、無惨にも敗れ去った彼は
、逃亡生活を送る羽目になります。
 
 2003年に、フセイン大統領は捕捉され、
イラク高等法院での裁判(2005年10月~
2006年12月)で死刑が決定します。
 
 判決が下された後、ただちに彼は処刑
されてしまうのですが、当時を振り返る
と、いかにも性急だった感が否めません。
 
 畢竟、イラクは敗れ、大量破壊兵器は
見つからずに、「ナイラ」という少女も
幻の存在でしなかったわけですが、
 
世界中が衝撃を受けた「戦争広告代理店」の実態と教訓(伊藤 剛 ...
     ナイラの証言〔PHOTO〕wikimedia
 
 これらの出来事は、クウェートと米国
政府の意を受けた、反フセイン反イラク
扇動キャンペーンの一環であったわけで
、現在ではプロパガンダとしての格好の
サンプル材料を提供しているのです。
 
 結局のところ、
 
 「ナイラ」が、クウェートから奇跡的に
生還したというのも、世論がガラッと一変
したあの証言も、すべて嘘だったのです。
 
 他にも、イラク軍による油田破壊で石油
まみれの水鳥の写真が公開されましたが、
 
          石油まみれの水鳥 adv.asahi.com
 
 これはクウェート沖ではなくメキシコ湾
でのタンカー座礁事故のものを流用したと
いうこともわかりました。
 
 事程左様に、
 
 戦争に「プロパガンダ」は付きものです
が、フルコースの前菜やスープ以上に重要
なメイン・ディッシュの「ガルニ」として
の存在感は、むしろ、ますます強大なもの
になっているように思われます。
 
 ちなみに、「ガルニ」とは、フランス語
(garni、garniture - ガルニチュールの略)
で「付け合わせ」という意味です。
 
 さて、
 
 大砲から機関銃、戦車に戦闘機、そして
原爆や生物兵器に無人ドローンという感じ
で、戦争におけるツールはどんどんと進化
していますが、〝戦争〟の悲惨さや醜さの
本質は変わりません。
 
 それと同じで、「戦争プロパガンダ」の
本質も昔から何も変わっていないのです。
 
 巷を賑わす「プロパガンダ合戦」の様相
が、その激しさを増している当該における
  《ハマス VS イスラエル》
の戦闘に端を発したヘイトクライムが多発
する世界に目を向ければ、『反イスラム』
を叫ぶシオニスト系の人々やイスラエルを
擁護する者たちと、『反ユダヤ』を標榜し
継承する旧態依然たる頑迷な思想の持ち主
や、なし崩し的にガザ地区での地上侵攻を
進めるイスラエル軍の振る舞いに憎悪する
人々との分断が、小生の心に一層、一段の
危機意識を芽生えさせます。
 
 小生が、パレスチナの真実を知りたいと
思うようになったのは、最近のことですが、
きっかけは、中東の専門家とされる先生方
の大半が、パレスチナ人を応援する立場に
あるようで、テロ組織とされる「ハマス」を
擁護し、彼らの正当性を主張するだけでは
なく、時に、反ユダヤ、反イスラエル的な
発言が見受けられることに、少なからざる
違和感を覚えたからです。
 
 ところが、
 
 ここに来て、孤軍奮闘するかのように
登場したイスラム思想研究者の 飯山 陽
(いいやま あかり)氏や、キリスト教の
伝道者である高原剛一郎氏などが一方の
論陣として、ハマスの糾弾やイスラエル
の無謬性を主張する意見を述べています。
 
 彼らは、ユーチューバーでもあって、
ネット空間を利用して、アカデミックに
偏った思考の反駁を試みているようでも
あるのですが、正直、小生には、どちら
が正しいかの判断がつきません。
 
 ただ、
 
 それまでの小生は愚かにも何も知らず
パレスチナ人がテロ行為を起こしている
加害者だとばかりに思っていましたが、
 
 イスラエルも、度を越した報復以上の
異常ともいえる反撃の鉄槌をハマス以外
のガザ(パレスチナ)の一般市民の上に
振りかざしています。
 
          画像元:fm-venus.muragon.com
 
 〝判官びいき〟ではないですが、現状を
見る限りでは、どう考えても悲惨な状況に
追い込まれているのはパレスチナの人々で
彼らの肩を持ちたくなるのですが、ことは
そう簡単ではないのです。 
 
 10月7日のハマスによるイスラエルへの
攻撃は、間違いなく「悪」です。
 
 特に民間人へのテロ攻撃は絶対に容認
できません。
 
 しかも、
 
 200人以上の人質を連れ去った行為は
許されざる「悪」の所業です。
 
 我々はこのような行動に対して断固
たる糾弾をしなければなりません。
 
 ところが、イスラエルも直ちに報復
をしました。
 
 自衛権の行使ではあっても、それは
ガザの民間人に対する攻撃でした。
 
 学校、モスク、病院など大勢の一般
市民のいる1000か所以上を予告もなし
に爆撃し、禁止されている悪魔の兵器
と呼ばれる白リン弾を使用した疑いも
あり、こちらも「悪」の行為であると
言えるでしょう。
 
 どちらが正しく、どちらが間違って
いるという話ではありません。
 
 非道なるハマスを糾弾するならば、
無謀なるイスラエルも糾弾しなければ
ならないのです。
 
 ところで、
 
 一部のクリスチャンは、1948年に、
「神」の導きによって樹立した国が、
イスラエルだと信じています。
 
 そして、
 
 中東での戦争が、いずれ聖書に言う
ハルマゲドンにつながり、イスラエル
を中心にして『黙示録』の世界が展開
されると理解しています。
 
 そこで、イスラエルに対する攻撃は
サタンによるものであるとして盲目的
にイスラエルを支持するクリスチャン
が多いのですが、
 
 今あるイスラエルが、本当に「神」の
はたらきによって建てられた国なのか❓
 
 そして、
 
 聖書における預言が成就し、「神」の
王国の完成が間近かにあるのかどうかの
検討や検証が、いま必要なわけです。
 
 目に見える現象だけが、この世界での
すべてではないという事実については、
過去に繰り返し言っていますが、
 
 国際(世界)秩序を動かす影の勢力が
存在することを、すでに我々は察知して
いるはずです。
 
 「陰謀論」などと言って、茶化したり
誤魔化すべきではありません。
 
「推して知るべし!」これが、
ダ・ヴィンチの見解です!
 
 もう、いい加減に悟るべきです。
 
 イスラエルを信奉するクリスチャンの
口からパレスチナ人をすべて排除しなく
てはならないというような言葉を聞く時、
あるいは、一部のパレスチナ人たちから
イスラエル人を根絶やしにする話を耳に
すると、心が激しく痛んで、空恐ろしい
気持ちになります。
 
 双方ともに「自分たちを悪の勢力から
守ってほしい」と言いますが、誰が本当
の「悪」なのでしょうか?
 
 イスラエルがパレスチナの民間施設を
攻撃し、多くの民が亡くなる様子を見て
「よくやった、一掃しろ!」と「神」は
言われるでしょうか?
 
 これまでに、
 
 ハマスやイスラエルが実行してきた
戦闘のプロセスに「神」のはたらきや
導きがあったでしょうか?
 
 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教
は、同じ「神」ではないのですか?
 
 小生は、「神」に帰依し、「神」を
信奉するものではありませんが、
 
 仮に、「神」が存在するにしても、
イスラエルやハマスの蛮行を「神」が
「善」とするとは、思えません。
 
 さて、

 『ダ・ヴィンチの罠』の構造を視覚的
に把握し、広い視野で俯瞰するには、

 url『ダ・ヴィンチの罠 設計図(改)』
 url『ダ・ヴィンチの罠 デルタ(改)』
 url『ダ・ヴィンチの罠 次元域(改)』
 
 などで案内したようなダ・ヴィンチの作品
で構成される立体パズル形式のひな形が「罠」
の構造を客観的に理解する手助けになります。


      プラトン立体 watson.jp

 しかしながら、

 我々の目が、3次元の世界を2次元でしか
捉えることができないように、多元的な視点
からパレスチナの問題を考察しないと歴史の
袋小路に迷い込んでしまうのです。
 
  、       っ!!
   
     (そんな馬鹿な!)
       
 「立体的に多面的に見えてるじゃん!」

 と思うかもしれませんが、それは網膜と
いう2次元の膜上に焦点が結ばれた像を
脳が勝手に立体であると認識できるよう
に補正操作しているからで、

  
    画像元:site.ngk.co.jp
 
 誤情報がプロパガンダによって正しい
情報として認知されてしまうメカニズム
は、わかりませんが、
 
 こうした脳の補正操作が、常に我々に
「ないものを、ある」ように見せかける
だけでなく、保身による認知バイアスが
「あるものを、ない」と思わせているの
かもしれません。

 1948年のイスラエル建国は、長い歳月
にわたり、国を持てずに迫害され続けて
きた悲しい流浪の民族であったユダヤ人
が、かつての故郷カナンにイスラエルを
再興したわけで、
 
 一見これは、理に適った悲願の建国の
ように感じる人もいるかと思いますが、
その裏には悲惨な歴史があったのです。
 
 70~80万人のパレスチナ人が、家を
追われて、難民となり、多くの人命が
奪われたナクバ(大惨事)の日と呼ば
れる出来事です。
 
 「ナクバの日」については、
 次回に、触れたいと考えています。
 
 話は変わりますが、
 
 誤情報ではない絶対的真実としての
「必然の死」に対する「偶然の生」に
も「必然」があり、「絶対的」な事実
があります。

 それが生命の誕生(生殖)における
必然としての性交渉です。


 『The Copulation(性交)』の断面図 部分 note.com
 
 要するに、

 イエスキリストは処女懐胎によって誕生
したのではなく、また死後3日目に復活を
果たしたわけでもないということです。

 ま、まさか、お前さん!
 
 「妊娠しておらんじゃろな」
 
えっ  
 
 
 「きゃ、やだぁ、わたし妊娠するの!」
 
     そ、そっち なの?
 
 ・・・ って、おいおい、

  
 (なんじゃそれ)  (ネタ違いかいな)

 いいえ、タネ違いですが!
 

           画像元: domani.shogakukan.co.jp
 
          なんでやねん!
 
 このオチの意味が不明の方は、
 
 url『ダ・ヴィンチの罠 姦通罪』
 url『ダ・ヴィンチの罠 不文律(改)』
  
 を参考にしてみてください。
 
  この世のすべては虚構なんじゃよ!
 
 嘘だらけの情報戦ってことね!
 

 複雑に絡み合う情報戦のイメージ www-np.acs.i.kyoto-u.ac.jp

 然るに、而して、
 
   「解剖して分かったことだが、
        人間は死ぬように
             出来ているのだ」

     (レオナルド・ダ・ヴィンチ)
 
  もしも、「神」〝悪魔〟であるならば、
 その限りではないのですが ・・・
 
          画像元:fm-venus.muragon.com
 
 近い将来にパレスチナは、地球(地図)上から消えているかもしれません。
        

     (そんな馬鹿な!)

ナイラ証言(真実を見つめるための知識) | あるヨギの独り言
    … to be continued !!

コメント一覧

小吉
「神」というのを出すことによって大義名分を得ることで戦争を正当化しようとしているのでは。
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