透明人間たちのひとりごと

かぐや姫と日本国首相

 symbol2 かぐや姫が月ではなく富士山に登った伝説の根拠 symbol2

 日本各地にあるかぐや姫伝説のなかでも、お隣の富士市
には 、かぐや姫が富士山に登る物語が伝わっています。

 大意は、全国をまわり、きさき探しをしていた桓武天皇の
使者が、かぐや姫=赫夜姫(かくやひめ)と体面し、勝手に
きさき候補に決めてしまう。

 姫はそれを望まずに、世の中と隔絶し、富士山の洞窟に
入ると老夫婦に告げ、かぐや姫は 「浅間大菩薩」
いう kirakira2になったというお話 ――。
 
 その根拠となる文献が地元で見つかり、富士市立博物館
で開催中の企画展 「富士山縁起の世界」 で公開されている
そうなのです。

 伝説の基となった文献は、同市(今泉)の日吉浅間神社の
蔵に保存されていた 「富士山大縁起」 で、代々宮司である
六所家の約4万点に上る旧蔵資料の寄贈を受けた博物館
が調査中に見つけたそうなのです。

 六所家は、明治初めまでは寺院「東泉院」であったそうで、
正別当(僧職者)が西暦848年に原本から書き写したものを
1546年に正別当が見つけ、書写したという。 
  
  ―― 4月23日10時40分配信 毎日新聞 参照 ――

 でも、よくよく考えてみると、かぐや姫ってセレブで大金持ち
のわがままなお嬢さんが、不良少女として跳ねっ返りの青春
を送る姿を描いたようなお話だよね。

 竹の中から唐突に生まれ出て、見る見るうちに美しい乙女
に変身する。 (まるで妖怪みたいだけど …)

 そして、言い寄る貴公子たちを袖にする。… というよりも、
まったくもって、その気もないのに無理難題を吹っ掛けては
弄(もてあそ)び、捨てまくる。

 最後には、帝(みかど)まで袖にして、月に帰ってしまう。

 まぁ、偏屈に一方的な見方をした場合の話ですが…  

 懸命に育てあげ、愛(いつく)しんでくれた老夫婦の世話
や介護は、いったい誰が看るっていうの !? 

 金(きん)を十分に差し上げたから OK って話じゃない。

 お世話になりっぱなしのうえに地上に残してゆくんだよexclamation2

 散々(さんざ)っぱら騒ぎを大きくしておいて未解決のまま
に逃げ去るような話でしょ

  (う~ん、確かにそういう見方ができなくもないけど …)

 これじゃ、「愚かな天女(お姫様)のお騒がせ」 と呼ばれて
も仕方がない。

 ん! 待てよ eq  どこかで聞き覚えのあるフレーズ …

 そうだ 「愚かな総理のお騒がせ」 に酷似している。

 昔話:かぐや姫と現代の日本国の現実がリンクする。

 思えば

  「確かに、~ 私は 愚かな総理 かもしれません」

 米紙の報道を引き合いにした谷垣氏の質問に対して、
日本国総理大臣の口から発せられた、この言葉の衝撃
に、しばらくは愕然(がくぜん)として、何かの聞き間違い
だろうと、自分自身の耳を疑った人間は、日本の国民の
何割に上ったのだろうかquestion2

 そして、また、

 反対に、こうした首相の発言に対して、「愚かじゃないよ
負けないで鳩山さん、なんとか頑張って」 と心の底から
期待し応援している国民も少なからず存在しているはずで、
当事者である沖縄の人々の心境は、私たち一般の国民と
比べたら相当に複雑なものでしょう。

 一方、徳之島の人々にしてみれば、降って湧いたような
移設案に困惑し狼狽するのも当然で、地元の強い拒絶に
遭うことは明々白々だったわけです。

 異なった意見と利害の衝突を調整しながら、さまざまな
取り決めをしてゆく、そうした物事の決定の連続が政治で
あり、政治家の仕事であるはずです。

 政治は 「結果がすべて」 だといわれます。

 理想や理念や共感できる言葉をいくら並べたててみても
、実際に実行して成果を示すことができなければ、ただの
空演説(空念仏)のクソッタレ政治家(坊主)の謗(そし)りは
免れません

 現日本国首相は、ただのクソッタレ政治家なのでしょうかeq

 そうは思いたくないので、ここで、かぐや姫のお話と現実を
比較してみましょう。

 かぐや姫の無理難題と日本国首相の無理難題

  仏の御石の鉢     leftright   積み木の連立政権
  蓬莱の玉の枝     leftright   5月末まで決着発言
  火鼠の裘(かわごろも)leftright   普天間基地の移設
  龍の首の珠       leftright   小沢幹事長の存在
  燕の産んだ子安貝   leftright   最低でも県外移設

 あくまでも思いつきなので多少の齟齬(そご)には、ご勘弁
ください。
 
 ただし、誤解を恐れずに言えば、かぐや姫の 要求
鳩山首相の 発言 も存在の不確かな物や実行不可能な
事柄のように思われます。

 あの大混乱の60年安保の成立から50年が経ちました。

 100年と言うスパンで、現在を中心にして過去と未来を
見通してみた場合に、すでに、確定されている事実関係を
ベースに想定される未来にまで時間を引き伸ばしてみると
日本の安全と発展という観点からは、まず第一に、沖縄の
犠牲の上に日本の大繁栄があったという歴史的な事実と
地政学的条件からも、日本国の安全を守る選択肢としては
、現状からは沖縄以外に、その要件を満たす場所がないと
いう事実が確認できるはずなのです。

 なんて書くと沖縄の人には大変に申し訳ないけど、単純に
軍事上の地政学的見地だけではなく、価値観の共有その他
の諸条件を加味すると現状ではアメリカと組んで自国の安全
と防衛を図る以外の選択肢は見つからないと思うのです。

 さもなければ、日米安保を解消して、すべてのアメリカ軍に
出て行ってもらうしかありません。

 日本国民が覚悟を決めて自国は自国の手で守るんだと、
憲法第9条を改め、膨大な軍事費をつぎ込んで自衛軍を
増強させるというのなら、まったく話は別なのですが …。

 想像してみて下さい。 

 もしも、冷戦の終結がなかったとしたらどうなっていたか …

 韓国、中国の台頭に加えて、またぞろロシアが力をつけて
きていますし、北朝鮮は相変わらずです。

 東アジアの周辺に限らず、これからの50年の歳月には
まったく何が起きるかわかりません。

 はっきりとわかっていることは、少子高齢化に伴って
人材的にも経済的にも衰退は必至の日本国なのです。

 その時々の時代に最善の選択を決定する見識と決断する
勇気のある日本国の総理大臣を大募集したいものです。

 うっかりすれば 「稀代の女詐欺師」 とも呼ばれかねない
かぐや姫のような存在の鳩山首相です。

 「稀代の首相詐欺師」 などと呼ばれずに済むようにしたい
のですが、先の24日にも普天間移設の現行計画について
埋め立ては自然への冒瀆(ぼうとく) とまで言い切って
います。

 そこまで言う自信はいったいどこにあるのでしょうquestion2

 あえて、穿(うが)ってみれば、埋め立ては、とした言葉が
妙に引っ掛かります。

 キャンプ・シュワブ沿岸部に杭打ち桟橋(QIP)方式での
代替施設を建設するという検討案が政府内にあると聞くと、
なおさら胡散(うさん)臭さが増してきます。

 長期間にわたり尊厳を冒瀆されつづけてきたのは沖縄の
人々なのです。

 私たちも自分自身の問題として、覚悟を決めるべき時が
いよいよ迫っているのかもしれません。

 本来なら、毅然とした対応で決定を下すべき立場のひと
、ふらふらと中空を漂ったままの宙ぶらりんなのです。

 なぜなのってquestion2

 考えられる理由はただひとつ … かぐや姫と同じように
そのひと地球人じゃない ということくらいです。 
 
 そういえば …

 moon世界お姫様 と …
大金持ちボンボン宇宙人alien だもの

 地球のことなんて、ましてや日本のことなんて、あっさりと
スルー ufo symbol5 symbol5 されてしまうのネ。
 いとも簡単に … おお、怖~こわ~!!
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