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斜陽 by太宰治

2010-12-08 15:32:53 | Weblog
たまには読書感想でも

ピースの又吉が、太宰治の話をしているのを何回かで見て、
たまには読んでみるかなぁ~とは思っていたんだけど、「人間失格」は重過ぎて読んでて死にたくなるんでどうかな~と思っていたのですが。

図書館で、何借りようかな~と迷ったとき、
そ~だ、児童書をさくっと読むか
と思いつき、初めて児童書方面へ足を踏み入れたのです

あら、太宰治があるわ
「坊ちゃん」の隣にあった、太宰治の「斜陽」を手にとって、
そ~だ、児童書にあるくらいだから、きっと健全に違いない
と借りて読んだんだけど

こんなの、子供が読んでも分からないでしょうよ

ストーリーはこんな感じ。
元貴族らしき身分の、出戻りのお嬢さん(20代半ば~後半)が主人公。
お父さんは死んでしまい、お母さんと二人暮らし。
戦後、貴族たちの財産没収みたいなことで、生活に困って、田舎へ引っ越す。
田舎・・・と言っても、やっぱり貴族みたいな人の別荘だったなので、立派なのですが
お母さんは、戦争へ行った後、麻薬中毒になったろくでなし弟をいつも気にかけていて、主人公の姉は、嫉妬のようなものをもっているっぽい。

田舎のおうちへ、復員したろくでなし弟と3人暮らしを始めるけど、以前に比べれば貧乏この上ないみたいで、もうイヤッな気持ちを抱きつつ生活する姉。
放蕩し続ける弟

箱入り娘の日記を読んでいる気分で、フーーーーン、大して面白くないわぁと思いつつも、半分以上読んだからこうなったら意地だっと最後まで

お母さんが病気で死んでしまい、その後話は急展開するのです

読書感想文
こんなの、子供に読ませる本じゃないわよ
弟の心の吐露がいちいち読んでいてしんどく、キツイけど、それでもやっぱり面白かったな。また読むかも

でも、悩み事があったり、体調が悪い日は読まないほうがいいな、太宰は