大事な報告があります

2010年09月01日 00時04分44秒 | 門脈シャント

皆さん、いつもアリンを応援して下さいましてありがとうございます。

実は、アリンの事でご報告させていただかなくてならない事があります。

楽しく読んでいただいている皆さんに、

深刻なお話をさせていただかなくてはならなくなりました。

どうぞお許し下さい

実は昨日31日、大学病院で精密検査を受けました。

疑いの病気は門脈シャントです。

門脈シャント（門脈体循環シャント）とは、

先天的または後天的な原因によって肝臓からのびている血管に

別の異常な血管（シャント）ができ

アンモニアなどの本来肝臓で解毒されるはずの毒素が体中を循環し、

障害を引き起こす病気です。

治す為には手術をしてシャントを塞ぐという外科的な方法しかないようです。

シャントの種類としては・・・

1、肝外シャント

2、肝内シャント

3、多発性シャント

とあり、2、3の場合は手術が非常に困難で内科的治療を行う場合が多いようです。

結果から申し上げますと、アリンは1の肝外シャントでした。

これは唯一の救いでした。

この、門脈シャントの手術は難易度が高い手術な上、

術後の経過がもっとも重要で最初の3日間で

命を落とす仔もいると説明を受けました。

血管をふさぐ圧のかけ方によっては、また新しい異常血管が出来てしまう可能性、

または、腹水などがたまる、痙攣をおこすなどのリスクがあります。

しかし、手術を選択しなかった場合は、

一生薬漬け、そして何より命の期限が限られてしまいます。

ですので、リスクを考えても手術の選択が最良であるようです。

今回、行った検査は、血液検査、レントゲン検査、エコー検査、

そして全身麻酔で行うCT検査です。

これによりアリンは　門脈シャント　が確定となりました。

病院に入る前に車の中でコンデジで写したものです＾＾

こんな無邪気な顔をして見つめてる仔に痛い思い、恐怖を嫌でも体験させなくては

ならないと思うと、悲しくて、悲しくて・・・

心の中で何度も、何度も謝りました。

ごめんね。ごめんね。ごめんね・・・。

そして、麻酔が解けて出て来た時のアリンです。

小さな体で頑張ってくれました

この日が来るまで、夜が怖くて眠れない日が続き、安定剤を飲む日が続きました。

そしてアリンの顔を見る度、泣いて、泣いて、泣きはらしました。

今のところ、アリンはシャント特有の症状などは出ていません。

やっと、1ステップクリアしました。

手術日などは、後日連絡をいただく事になっています。

またご報告させていただきますね。

今、現在のアリンは検査のストレスから、ぐったり寝ています。

これから、元気になるために、アリンは頑張りますね！！！

どうか皆さん、応援を宜しくお願い致します

このような状況のため、コメントのお返事はしばらくお休みさせて下さい。

ご訪問させていただきまして、お返事とさせていただきたいと思います。

　遊びに来て下さってありがとうございます　