この間 いろいろあった。
まず、PCに関する問題を2点取り上げよう。
1) 10年になろうか、秋葉原中央通りのソフマップで購入したプリンタ iP4100、それなりに重宝していたが、ある日突然「廃インク吸収体がいっぱいです」の「警告」がでて、いちいちリセットしなければ先に進まない羽目に陥った。
ネットで調べると同じ記事がでていて、修理でもゼロ4桁とのこと、まあ同じ4桁ならと、価格コムでMG6230を早々と購入してしまった。矛盾するようだが、(とくに純正)インクのあまりにも高いことへの積年の恨みつらみ、が軽挙妄動に走らせたようである。30年前なら「値下げ要求の消費者運動」がおきてもいいくらいの、メーカーCとEの専横ではないのか。しかし、豊かになったのかユーザーの怨嗟の声はあっても、行動は気配すらないのが実情だ。
もっとも、OSとディスクワークの3種の神器(!?)であるexcel、word、powerpointのタイアップであこぎな価格支配を続けこの世の春を謳歌してきたM社にくらべると、これらはとるにたらないものかもしれない。その「ガリバー」も、web戦略の軽視?から、タブレット・スマホの成長世界へ必死の巻き返しをはかっているのも歴史の皮肉と言えなくもない。ぼく的には、WIN95以来のたとえば電子メールソフトの「戦略的革新」とは無縁の「弥縫的なモデルチェンジ」のくりかえしを端的に感じるのだ。「exchange」「outlook express」「outlook」「WINメール」「LIVEメール」などの族生、これらは「USER FRIENDLY」と対極のものではないだろうか。
2)資源活用。残念ながら、リサイクルやリユースの話ではない。以前書いたVISTAのBTO-PCの再起談。そのなかで、PC拡張スロットの活用について、愛機はそれを、上から PCIe16 PCIe1 PCI×2 と4つ空いている。はじめのPCIには、USB2.0カードを、PCIe1にはUSB3.0カードを挿し込んでいた。この間HDMI端子やDVI端子が欲しくなり、グラフィックカードATi Radeon HD4350を購入した。ところが2スロット占有というのを見逃したものだから、グラフィックカードを生かすためにはUSB3.0カードを捨てるか、という選択に迫られた。どちらもいやだということで、HD4350は、同好の士を見つけて譲渡して、ということにして、1スロットオキュパイの玄人志向でアレンジした ATi Radeon HD6450 を購入、一番上のPCIe16 スロットに挿し込み、(その前に既存のIntelグラフィックドライバーをアンインストール)、無事動作までこぎつけた。残る最下段のPCIスロット、これは活用の見通しがたたない。