アホ犬ルーンとの奮闘記録

40kg級&常識外れのヤンチャシェパを飼い、日々奮闘する羽目になったバカ飼い主とアホ犬ルーンとの愛憎劇を綴った日記

なんだかんだ言って

2010年05月10日 21時15分51秒 | 日記
ルーンが我が家に来て約3カ月。

そのうち約8割が悪戦苦闘の日々だった。

何度も奴を飼ったことを後悔したし、あまりの噛み癖や悪戯に殺意を抱いた時でさえあった。

でも今は奴を飼ったことに微塵も後悔を感じていない。

まだまだやんちゃ盛りでブチ切れることも多々あるけれど、ルーンがいて良かったと思っている。

奴がいるから今の私があると言っても過言ではないだろう。

それはけして親バカから来るものではない。

なぜなら奴が可愛くて救われているとかではないからだ。

奴が殺したいほど手のかかるクソ犬だったからこそなのである。

私はせっかく大学を卒業したものの、就職する気が全く起きず、いつも家に閉じこもり、

人間関係の希薄なホントに稼ぐためだけのバイトを続けて無駄な日々を過ごしている。

友人たちは歩いて行ける距離に住んでいないため、わざわざ遊びに行くという気も起きず、

人間関係がほとんどない日常を自分で選んだくせに「友達ができない」だの

「どうせ皆友人の私より男の方がいいんだ」だのひねくれた文句ばっかり言って一人で塞ぎこんでいた。

そのくせ何も行動を起こそうともせず、いつまでもガキのままの私を残して大人になってゆく友人たちを勝手に妬んではイジケていた。

それは私が最も嫌っているタイプの人間だったというのに、私自身がそんな卑しい人間になり果てていたのだ。

ルーンを飼ったのは、そんな私を少しでも慰めてくれるものが欲しかったからだ。

シェパードは飼い主に従順だと聞いていたので選んだにすぎない。

ところが期待に反してルーンは癒すどころか大変な暴君だったのである!!

もちろん最初は飼ったことを本気で後悔していたが、むしろ奴が暴君だったからこそ、

私がくだらないことを考えて鬱になっている暇をなくしてくれたのだ。

もしルーンが期待通りの大人しく利口な犬だったら、私はルーンに甘えて余計に現実から目をそむけていたかもしれない。

だから私はルーンに感謝している。

もちろんだからと言っていつまでも暴君であられては困るけれど、私がこうしてだいぶ前向きになったのはルーンのおかげだ。

まだまだ気分の浮き沈みは激しいけれど、少なくとも廃人になることはないだろう。

とにかく今は今年中に保育士資格を取り、来年には就職するという目標を胸に、前進していこうと思う。

ルーン、おいら頑張るよ!!


なかなか利口ではないか(5ヶ月と14日)

2010年05月10日 08時43分43秒 | 日記
躾教室の翌日というだけあって、散歩がかなり楽だった

Uターンもスムーズにできるようになってきたし、

歩くペースもまだ完全ではないけれどそれなりに私に合わせるようになってきた。

でも走るとやっぱりじゃれついてくるなぁ・・・

まぁ日常で走ることなんてめったにないから別に構わなんだけど。

ところで昨日から気を付けるようにしていることがある。

それは家や部屋の中に入る時も外に出る時も飼い主が先!ということだ。

今までは散歩の時など、ルーンは早く行きたいがためにドアが開くや否や開いた隙間から顔を突っ込んで必死に出ようとするのでなかなか私が先に出入りするのは難しかった。

そこで今日からは、ドアを開ける前に「待て」という号令を与えることにした。

で、ドアは少しずつ開いていき、ルーンが号令を無視して出ようとしたならばすぐに閉めてしまう。

そして再び号令をかけなおしてからまた少しずつ開く。

これを何度かやると、ちゃんと号令に従わないと外には出れないと学習するわけだ

我ながら素晴らしいアイデア

実際に効果てきめんだった!

「待て」をかけて少しずつドアを開け、念のため再び「待て」と言ってから今度は私が外に出る。

そして「よし!」の合図でルーンを外に出してやるのだ

これでまた少し主従関係が築けたかしら