原発なくそう 茨木

阿武山原子炉設置反対運動の歴史と意義
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野田総理、橋下市長に抗議・要請書

2012-06-03 11:28:21 | 日記
原発なくそうの思いで集まっている茨木市民有志グループです。
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抗議・要請書 大飯原発再稼動を国民の不安を無視して強引に強行しょうとする、野田首相、
それを狡猾な欺瞞で誘導した橋下大阪市長に対して、抗議と要請書を送付しました。
抗議。要請書の全文は次の通りです。

野田首相への抗議要請書

五月三十日、関西広域連合(兵庫県知事・和歌山県知事・滋賀県知事・京都府知事・大阪府知事・
鳥取県知事・徳島県知事・大阪市長・堺市長)は「限定的なもの」としながら大飯原発の再稼動を
判断してもらうように声明をだしました。 それを受けて野田総理はあらかた理解が得られたとして
近日大飯原発再稼動の政治判断をおこなう旨言明されています。
私たちは全く容認できません。 まず滋賀県知事、京都府知事、大阪府知事、大阪市長などがこの間、
政府に求めて来たことを全く理由もなくくつがえしてしまったことです。 これは県民、府民、
市民に対する裏切りであります。 このような地方自治体首長に裏切りを強要するような政府の行為
に断固として抗議します。
私たちは、大飯原発の再稼働が無謀で危険きわまりない暴挙であるという理由として六つの問題を
あげて来ました。
① 福島のあの重大な事故がいまだに原因も究明されておらず、事故の収束もできていないこと。
② 政府がたった三日間で急いで作りあげた三十項目の安全対策も完全実施されてはおらず、
 重要な部分で計画だけがあるという状態であること。 
③ 福島事故と地震との関連はまだまったく解明されていない中で地震・津波の危険性については
 学会でも見直し再検討をせまられる課題となっていること。
④ もし事故が起こった場合、どのような被害が予測されるのか、原発が林立されている中での
 多重事故の被害予測調査も行われておらず、その予測に基づいて住民の安全を守り、完全な避難が
 可能な計画が出来ていないこと。 
⑤ 経済産業省下におかれている原子力安全保安院も内閣に所属する原子力安全委員会も、まったく
 原子力規制の役割を果たさなかった。 国際的な基準となっている、推進機関と完全に分離し、
 独立した権限を持つ規制機関が作られていないこと。 適正な規制機関がない状態であること。 
⑥ 福島の事故の被害が未だ収束の見通しすら立っておらず、多くの人たちの生活基盤を奪い、
 違憲状態が続いている現状で再稼動を許すことは被害者に対する冒涜であること。
 (以上はブログ「原発なくそう茨木」で詳細に述べています。)
政府はこれらの問題をどれ一つとして解決しないまま、政治判断だとして再稼動を強行しょうとしています。
国民の安全よりも原発の再稼動にかけた財界や電力会社の意向を重く見てなりふり構わず再稼動に
突っ走ることは政府が国民を裏切ることとなります。
私たちは、政府がそのような歴史に残る危険で恥ずべき決定を行わないよう強く求めます。
         茨木市民有志グループ一同
            署名 連名  略
二〇一二年六月二日
野田 佳彦 総理大臣 殿



橋下大阪市長への抗議・要請書

五月三十日、関西広域連合(兵庫県知事・和歌山県知事・滋賀県知事・京都府知事・大阪府知事・
鳥取県知事・徳島県知事・大阪市長・堺市長)は「限定的なもの」としながら大飯原発の再稼動を
容認する声明をだしました。
私たちは全く容認できません。 まず滋賀県知事、京都府知事、大阪府知事、大阪市長などがこの間、
政府に求めて来たことを全く理由もなくくつがえしてしまったことです。 
これは県民、府民、市民に対する裏切りであります。
そのことに果たした橋下大阪市長の役割はきわめて悪質であります。 野田総理、民主党政権が
信頼できる独立した権限のある専門規制機関もないままで政治的判断で原発の再稼動を進める事に対して
「政治家に安全なんて確認できるわけがない、次の選挙で民主党政権に代わってもらう」と
原発再稼動反対の急先鋒のような発言をして見せかけのポーズで市民をだまし、
「限定的なら再稼動を認めてよい」と云いだして、細野大臣の「安全基準は暫定的なもの」という発言を引き出し、
それを理由に橋下市長は「限定的だから再稼動を事実上容認する」と「限定的」、「暫定的」の中味も
はっきりしないままに再稼動を容認する姿勢に転換しました。 この悪質な裏切り、欺瞞的な行為に
私たちは断固として抗議します。
私たちは、大飯原発の再稼働が無謀で危険きわまりない暴挙であるという理由として六つの問題をあげて来ました。
① 福島のあの重大な事故がいまだに原因も究明されておらず、事故の収束もできていないこと。
② 政府がたった三日間で急いで作りあげた三十項目の安全対策も完全実施されてはおらず、
 重要な部分で計画だけがあるという状態であること。 
③ 福島事故と地震との関連はまだまったく解明されていない中で地震・津波の危険性については
 学会でも見直し再検討をせまられる課題となっていること。
④ もし事故が起こった場合、どのような被害が予測されるのか、原発が林立されている中での
 多重事故の被害予測調査も行われておらず、その予測に基づいて住民の安全を守り、
 完全な避難が可能な計画が出来ていないこと。 
⑤ 経済産業省下におかれている原子力安全保安院も内閣に所属する原子力安全委員会も、
 まったく原子力規制の役割を果たさなかった。 国際的な基準となっている、推進機関と完全に分離し、
 独立した権限を持つ規制機関が作られていないこと。 適正な規制機関がない状態であること。 
⑥ 福島の事故の被害が未だ収束の見通しすら立っておらず、多くの人たちの生活基盤を奪い、
 違憲状態が続いている現状で再稼動を許すことは被害者に対する冒涜であること。
 (以上はブログ「原発なくそう茨木」で詳細に述べています。)
政府はこれらの問題をどれ一つとして解決しないまま、政治判断だとして再稼動を強行しょうとしています。 
国民の安全よりも原発の再稼動にかけた財界や電力会社の意向を重く見てなりふり構わず再稼動に突っ走ることは
政府が国民を裏切ることとなります。
私たちは、政府がそのような歴史に残る危険で恥ずべき決定を行わないよう強く求めます。
私たちは、橋下大阪市長に歴史に残る危険で恥ずべき行動をあらため、
大飯原発の再稼動を認めないよう強く求めます。
         茨木市民有志グループ一同
            署名連名 略

二〇一二年六月二日
橋下 徹 大阪市長 殿



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