#採点 (5段階)
オモシロイ度: ★★ (ダメ)
オススメ度: ★★ (好き嫌いが分かれるでしょう)
総得点: 52点
#INFO
監督: 荒牧伸志
原作: 士郎正宗
プロデュース: 曽利文彦
制作: デジタルフロンティア
配給: 東宝
公開日: 2004.04.18.
#STORY
西暦2131年,平和都市"オリュンポス".
ヒト社会の安定を目的として作られた,クローン人間"バイオロイド"が住民の50%を占めるこの国では,七賢老と呼ばれる老人たちと,巨大コンピューター"ガイア"との対話により,意思を生み出しコントロールされている.しかし実際に政治を司るのはバイオロイドであり,人類の種の存在を揺るがす計画が静かに胎動していた.バイオロイドは果たして敵か味方か?オリュンポスは真のユートピアなのか?
#感想
冒頭のタイトルシーンでBasement Jaxx(←フジロック'04で観た)の曲が流れ,「おろ?」と思ったのも束の間,
2Dアニメと3Dアニメの融合の絵がどうも好きになれず(それ以前に予告で観てもあの絵が好きではなかった),
最初から自分の中ではグダグダ.ストーリーもつまらない.
イノセンスと同じ人が描いてるらしいが,絵で観せる方がよっぽどイイ気がする.
映画だから製作権が他に移ってしまえば,その後は監督次第なのだが,どうもダメ.
人物のみ2Dにすることで,感情移入しやすく試みだったそうだが,肝心の人物の表情が乏しい気がしてならない.
特に目が死んでいる.ピクサー作品のフル3DCGの方が100%楽しい.
などなど,イイトコが見えないくらい,キライナトコが目立ってしまいました.
ラスト30分辺りからは,ストーリーも佳境になり,集中できました.だから総合的にはダメなのです.
結果,好き嫌いが激しく分かれる映画だなーと思います.