サンクチュアリ

サンクチュアリ。

そこへ、たどり着いてみたいと思った。

愛しのあの人に、もう一度会うために。

いちばん会いたいと願う、あの人に会うために。

あなたとなら行ける気がして、ずっと夢見てた。

いや、

あなたなら私をそこへ連れて行ってくれるんじゃないか、そう思った。


ただそう信じて険しい道を歩いた。

善か悪かなんてわからないの。

進んでいるのか下がっているのかもわからないの。


私が持っているものはすべて捧げる。

この身も、

愛情も、

友情も、

未来も、

何でもあなたに渡す。

私の魂すら喜んで捧げるわ。

「魂・・・・・」

そうつぶやく私に、あなたはそっと耳元で優しくささやく。



「捧げすぎた君にはもう何も残ってないんだよ。

　ごらん、君の魂を。

　ほら、もうからっぽなんだ。

　からっぽになってしまった君の魂なんて誰が欲しがるんだい？

　からっぽになってしまった君の魂は無と同じなのさ。」



私の頬に涙がつたう。

何も思わない。

何も感じない。

でも涙だけが出る。


そうして、私たちはたどりつく。

サンクチュアリ。

あなたが連れて来てくれたこの場所。

私が来たかったこの場所。

愛しい人にまた会えると思ったこの場所。



でもそこは、



「絶望」という名のサンクチュアリだった。


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う～んと、何となく詩人になってみました♪
深い意味はありません。
あ、深い意味ありの方がかっこいいのか？

Kenさんやお玉さんの文章を読んでいて、
はぁっとため息が出るくらいいつも素敵なのでちょっと感化されてみました。
ついでに昨日テレビ見てたら、サンクチュアリって言葉を耳にしたのでこのタイトルで書いてみたいな、なんて思って。
でもこのタイトルで考えてたら暗い詩になっちゃった。
ネクラな性格が浮き彫りになってますね。（笑）

しかし、我ながら稚拙な文章ね。
ボキャブラリーが少ないから、言葉が思い浮かばねぇったらありゃしません。
まあ、よしとしておこう。
せっかく書いたので芸風ではありませんが、
意外性？そんなイメージアップ（になってはないねぇ）で恥ずかしながら投稿してみます♪

Kenさんお玉さん、名前出しちゃってごめんなさ～い。


TBします♪

☆Kenさんの二人のサンクチュアリ・・・やっぱり写真もストーリーも素敵。温かいお話です。

☆お玉さんのサンクチュアリ・・・お玉さんの絵がついてます♪幻想的でため息でちゃいます。

☆ぷよぱぱさんのサンクチュアリ・・・彼女の気持ちや情景が、リアルに目に浮かんでくるようなストーリーです。すごいなぁ。