SKULL&ROSEのTEE-SHIRT

九州の山奥でコアなお客さん相手にひっそりと店を営むDeadHeads*が一枚一枚手作業でプリントした一品
所謂、ステンシル画
ステンシルという絵の具は何にでも絵が描けて、衣料の場合一週間くらいの時間をおけば、それ以降、色が定着する、という便利な代物
実際、70年代のDeadHeadsたちはこの技法によってTee-Shirtを作りDeadのコンサート会場周辺で売って、自分たちのチケット代を賄っていたそうです
ステンシル絵の具はソルベントという溶剤と混ぜて薄めて使うのですが、その混ぜ具合によって微妙な色の濃淡と擦れが出来、独特の風合いとなります
ということで、少量生産ならではの技法です
*DeadHeadsって？
今は亡きJerryGaruciaが率いたGratefulDeadの追っかけのひとたちのこと
ヒッピー文化と相俟って、家族的な繋がりをもった集団
バンド活動時はそのコンサートについて全米各地を回っていて、社会からもドロップアウトしていたので『バカ』という意味も含めてDeadHeadsといわれていました
今ではDeadのファン全般をDeadHeadsと云ったりもします