最近のフェイバリット、マーシャル2061X・2061CX。小音量でもプレキシマーシャルを味わえるスグレものだがついに禁断のキャビネット内のケーブルチューンを施してみる。以前にヘッドとキャビを結ぶケーブルをベルデン9497で作ったがやはり決め手は内部配線だ。写真でもわかるように左がマーシャルオリジナル、右がベルデン9497。太けりゃいいものでもないが材質とジャケットが違いトーンの違いは歴然。
このベルデン9497は決してオーディオ用というわけでもない普通のものだが音の力が違う。オーディオ使用ではあくまでフラットのスタジオモニター的でマスタリングなんかにはマッチングがいい。それをギターアンプに使ったときには何故かミッドレンジの張りが抜群でクランチモードでの音量とアタックをブーストしてくれる。膜が取れたかのようにスピード感が増す。最近流行のハイとローを持ち上げるようなハイエンドケーブルはヘッドのトーンバランスを変えてしまうがそこまでいかない寸止めのアタリがまた格別。
ケーブルとスピーカーを留めるハンダは定番のアルミット。フォノジャックはスイッチクラフト。なぜかパーツはUSAで本体はイングランド。しかし、マーシャルのバーチ合板のキャビネットは張りのある質感だ。叩くとウェットなトーンは出音と限りなくリンクしている。
手をつけていなかったVOXのパスファインダーも洒落でケーブル交換したら驚き。曇っていたクリーントーンがエッジが効いたブリティッシュに大変身。たった15cm足らずのケーブルでトランジスタがチューブに変わったような質感。こんなにコストパフォーマンスが高いチューンは他にありません。ケーブルオタク万歳!
Pathfinder 10 bassですが、なかなか使えるアンプに変身しました。Pathfinder持ちには、薦めたいですね。
もう一つの、TOKAI SSは、どノーマルですが、なかなか気持ち良いです。
そのうち、こちらを参考にして、Assembly交換にチャレンジしてみます。
ありがとうございます。
PathfinderとSSは名器ですよね。特にあの時代のトーカイの完成度は高いと
思います。手をかけるだけいい鳴りになるのが楽しいですね。
またよろしくお願いいたします。