Guitars On Broadway

洋楽とエレクトリックギターの旅路

ラインセレクター

2010-02-22 20:37:55 | AUDIO

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音楽編集をノートパソコンでやっていたが限界に来たので専用のデスクトップPCを新調した。オーディオインターフェースからのアウトプットをパワードモニターに接続すれば終わりなのだがそれまでのスピーカーでも試聴する為にプリメインアンプにも出力するセレクターを自作してみた。

セレクターにありがちな音が細くなったり、膜が一枚かかったようなことを回避するにはかなりの高額な機種が必要になる。何ならダイレクトに接続すればいいのだがそれも手間がかかりすぎる。以前に作成したスピーカーセレクターのライン版で1イン、2アウトで切替はフォノジャックを使用したパッチベイスタイル。内部配線材は新世代8412といわれる88760で全てやってみた。ラインケーブルだと最近の一押し。8412のミッドハイに張りを与えたようなイカにもデジタル対応的だがセレクター使用や長いケーブルで取り回す時に力を発揮する。内部用の配線材なら柔らかくでやりやすいがあくまでダイレクト接続に近いかたちに拘ったら大変。BOX内で線材が曲がらないので寸法ギリギリでのハンダ処理。ハンダはもちろんアルミット。ケーブル自体もテフロンでコーティングされているから硬いの何のって。RCAジャックはスイッチクラフト、フォンジャックはクリフ、プラグはモダンなAmphenol。パーツを装着するアルミ板は1mm厚のヘアライン入り。この手を作るのに一番手間のかかるのが箱なのだ。スピーカーほどタイトに作らないが箱作りは奥が深い。

BOXの見てくれは良くないが音は着色無しのダイレクト。箱の底に800g近い重りを敷き詰めて安定感は問題なし。切替時にはアンプのヴォリュームを絞るのが常識だがスイッチつきのクリフジャックは恐ろしいことにノイズが無い。

これで2台のプリメインアンプに出力しそれぞれ2台、計4台のモニターで聴くことが可能になったわけでそれはもう忙しい。しかし、結局メインで聴くのは2台止まり。

うーん合板じゃなくてウォルナットで作りたくなってきた。


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