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都市部の近隣でも身近で見られる野鳥を中心に、
捏造(餌付け、ヤラセ)のない「本当の世界」の
写真を載せています。

ヒヨドリ飛翔|この先にある世界も...

2019年11月23日 | 野鳥・鳥類
連写の前後コマ。





ヒヨドリは、 日本においては、 近代...といっても、 もう ずいぶん前から 都市的な環境でも多く見られるので、 殆どの人にとっては 初めから 思いっきり普通種だろう。

間欠的に羽ばたいて 波型の軌道で飛ぶ鳥の 代表的な種類の1つ。
波型に飛ぶ鳥には もっと深く波打って飛ぶ種類もいるのと比べれば それほど極端な動きではないことも多い・・・、 これは、動きの複雑さは浅く 羽ばたく頻度も多めということで、 主に動的なシーンを狙って“鳥の写真を撮っている人”の感覚からすれば、 飛翔写真を捉える難度は それほど高くはない。
それでも、 ヒヨドリの飛翔姿を “豆粒写真”ではない解像感があるスケールで狙うのは、 直接的に飛ぶ鳥よりは 難しさがあるので、 スキルアップへの練習や 他種の“本番”に備えた感覚の確認に 手頃で 便利。

まぁ、 『飛んでいる鳥が写っている』だけで喜べるなら、 鷲鷹をはじめとした 大きくて遅く 直線的な飛び方をする種類なら 相応の機材さえ使えば 誰にでも簡単に写せるし、 それだけで 延々と喜び続けて 達成感や優越感に浸っていられるのも それぞれのご自由、ではある。

もちろん、 写す難度の高さと 写真としての評価の高さが 直結するのではない。
でも、 鳥は 他にも色々な種類がいるし、 鷲鷹の類のような 平時の飛翔は容易に写せる種類でも より動き感があるシーンを上手く捉えられれば より価値ある写真になる。
そして、 当然、 どんなフィールドでも、 長い時間いれば 「これを写せていれば・・・っ!」という状況に当たることは 必ずある。
そういう時に、 スキルが いつまでも初期状態のままで、 他の誰でもが『成功』できる 平易なものしか写せないことで 折角の巡り合わせを与えられても 活かせないのが当たり前でいるのでは、 勿体ない...というか、 そもそも 何がしたいのか・・・、というもの。

写真を文言に訳せば 「○○(種名)が写っている」とか 「○○(種名)が△△(行動)しているのが写っている」に 一応 当てはまらないのではないけれど...の 零細すぎる要素を言えるだけで 「撮影に『成功』したぁ!」と喜ぶのではない “鳥の写真を撮る”ことを思うなら、 自身のスキルを高めるのは 必然的に向かうことだろう。


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