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オオタカ飛翔/ありがたがられる種類ほど“当たり前の常識”として喧伝される多くが リアル世界とは かけ離れたお噺

2018年10月27日 | 野鳥・鳥類
カワセミと共に、 野鳥観察・バードウォッチングの“目玉商品”的に ありがたがられがちな種類の1つ。

1羽あたりの“生息するために使う面積”がとても広い = 逆からは 地域の面積に対して生息する個体数が少ないことで、 同じ面積内にたくさんいる鳥と比べると「見かける頻度」は少なくなるが、 それは 珍しい鳥ということではなく、 視野の広い見識で見れば、殆どの地域で ありきたりに居て ごく普通に見られる鳥。

the ゴミ写真

“当たり前すぎること”をわざわざ書くのも ヘンですが...

リアル世界基準での“鳥の写真を撮っている人”なら、 近距離で よほど良いシーンを見せてくれるならともかく、 こういう“ただ飛んでいるだけ”“ただ居るだけ”では、 解像感や光が良く写せる時には 所詮 ピント・露出などが万全な画を写せたところで リアル世界では使う機会もないだろう“ゴミ写真”が また増えるだけと割り切った お遊び感覚で写しておく程度のもので、 条件が たいして良くない状況なら カメラを向けようとすることもなく バッサリ無視して構わない。

当然、 リアル世界基準での“鳥の写真を撮っている人”は、 オオタカにカメラを向けた後に 大はしゃぎしていないからといって、 撮影に『成功』できなかったのではない。
また、 オオタカが見えているのに撮ろうとしていないからといって、 見つけられていないのでもなければ、 撮影に『成功』できるはずもないからと“撮影しようと挑戦することすら諦めてしまっている”のでもない。

しかし、 そんな“当たり前すぎること”も理解できない面々の団体さんが 日々 大砲レンズを並べて、 オオタカが遥か遥か遠く遠くに見えただけで 他より優秀だから見つけることに『成功』できたのだと逐一色めきたって、 超絶に劣悪な光線状態でまでも一斉に連写し続けては 「オオタカの撮影に『成功』したぁ~」などと 大はしゃぎして 他より優秀だから撮影に『成功』できたのだと 自慢し合い 称え合っている “鳥の写真を撮っている人ごっこ”の集いが 各地で多々開催され続けてもいる。
そして、 その面々が 周囲にご自慢を押し売りして、 リアル世界の実際とは かけ離れた “ごっこ”での“設定”でしかないお噺を 得意満面にご解説してあげてしまうことで、 鳥に興味が薄い門外漢は 真に受けてしまって、 広く信じられてしまっていくことになる。

こういう要素もまた、 カワセミと同じ。


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