前回の記事にも書いたように、息子は嘘仮面をかぶっている。
学校での息子の様子を聞いてみると、友達や先生方との
人間関係は良好とのこと。
病院受診の際でも母親が心配しすぎだと思わせるほどの
「仮面」だけど・・・。現在の息子が居る小さな社会の中で
問題が無ければ、良いのか。
私は違うと思う。
発達障害による日常の困難感がある中、内心には障害を否定したい
気持ちがあり、繕うことで仮面は作られる。
人間関係において、繕った自分で居るほうが上手くいくと、過去の
成長過程に経験したのだろう。今となっては本当の自分が何か、当人
も解らなくなっているのではないかと感じる。
普通であるように見えても・・・上手くやっているように見えても・・・。
心の中では、苦しいと感じていると思う。
本当の自分で居たら、全て上手く行かない悔しさ。
偽りの自分でも対応できないことも多くなってきた不安感。
どうしたら良いのだろう・・・と途方に暮れているのではないか。
思春期を迎えた息子。母子家庭の中では得られない「父性に対する
憧れ」も伝わってくる。私が親としてすべきことは学問だけではなく、
一人の男性として人間として成長させていかなければならない。
発達障害の二次障害や、アダルトチルドレンなどの検索することが
多くなってきた今日このごろ。