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チリの「トラジションプレス」とドルトムントの「ゲーゲンプレッシング」。素晴らしい勇敢な戦いぶり。

2014-06-30 00:01:07 | ブラジルW杯2014
NHKサンデースポーツを見ていたらチリのプレスは「トラジション・プレス」と言うらしい。初耳。

トラジションは攻守の切り替えという意味だと思うから、攻守の切り替えを早くしてボールを奪われたらすぐに囲んで奪い返す。また、奪ったら相手よりも先に攻撃に移す。

簡単に言うと、素早く相手を囲んでボールを奪って、すぐにショートカウンターで攻めるということだと思うけど、チリはこれが凄かった。

前回大会からチリはこのプレッシングは凄かったけど、今回はその精度がさらに増していた。

あともう少しでブラジルを破るというところまでチームをつくりあげたチリは凄いと感じました。

今大会はショートカウンターがはやっているなと。

メキシコのプレスも凄いし、オランダの5人DFでのプレスからの速攻もすごいし、
ポジッションサッカーの終焉という気もします。スペインも負けたし。


日本も本当はこのチリのようなアグレッシブな攻めや守りをしたかったと思うけど、
コンディション不足なのかまったくできなかっただけに、次回のロシア大会はアグッレシブな攻めと守りを披露してほしいとブラジルvsチリの試合を見て感じました。


・・・・・

香川がドルトムントに所属していた時、毎試合ドルトムントの試合を見ていたけど、
その試合にいつも衝撃を覚えていたのを思い出しました。

ドルトムントの「ゲーゲンプレッシング」。

相手のボール保持者に素早くプレスをかけて、
『相手のミスを予測して』動くという、次元を超えたプレッシング理論。

見事にはまったときの相手は、何もさせてもらえないような戦いぶりになっていたので、

90分の体力がもつなら本当に「ゲーゲンプレッシング」が有効だと感じます。

香川がいた時のドルトムントの試合は強かったし、本当に毎試合楽しかった。


「相手のミスを予測して動く」というところまではいかなくても、チリのような素早いプレスからのショートカウンターは日本もできると思うので、次回大会はそんな戦いぶりを見たいとすごく思いました。


W杯はベスト16の戦い。

素晴らしい戦術と、新しい戦術と、素晴らしい技術をもった選手、気迫のこもった熱い戦いぶり。

決勝トーナメントに入って、ますます熱のこもった熱い戦いぶりが多く見ることができていて、本当に楽しいW杯の観戦になっているので、

このあとのメキシコvsオランダなどの試合の数々も、今からとても楽しみになっています。