株式会社アセラ 農薬部

農薬通信 Web版

農薬通信果樹2015年11月新規殺菌剤「エトフィンフロアブル」

2016-03-22 08:22:58 | 記事

||||||| 新規殺菌剤「エトフィンフロアブル」 |||||||( 11月号 )


今回紹介する新規殺菌剤「エトフィンフロアブル」は、べと疫病に活性を示す薬剤で2014年2月に登録取得をし、同年12月に上市されました。有効成分エタボキサム(12.5%)は果樹・野菜類のべと病、疫病、根こぶ病などの病害に対して優れた防除効果を有します。

特長

◇べと病・疫病・根こぶ病に有効

◇独自の作用機構であるので、耐性菌管理を目的としたローテーション剤として最適です。

◇葉の反対面(裏→表、表→裏)への浸達活性があります。

◇優れた根からの吸収移行性があります。

●散布後の作物上の汚れが少なく、使用時期の範囲での収穫関係でも使用しやすいです。ぶどうで使用する場合、果粉溶脱に対する影響はスカウトフロアブルと同等です。

適用病害名                          <2015年11月現在>

作物名

適用病害虫

希釈倍数

使用時期

使用回数

ばれいしょ

疫病

500~750倍

収穫7日前まで

4回以内

はくさい

べと病

1000

収穫前日まで

3回以内

トマト

疫病

きゅうり

べと病

4回以内

ぶどう

収穫7日前まで

≪注意事項≫

・豆類に薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意してください。

・薬剤耐性菌の出現回避のため、過度の連用をさけ、なるべく作用性の異なる薬剤との輪番で使用してください。

※登録内容を守り、注意事項を確認するとともに周辺作物へ飛散させないよう、正しくご使用ください。


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