山梨県では、各地域ももの収穫期を迎えています。
今年は春先の低温、凍霜害、雹害、せん孔細菌病や天候不順による着色不良などの果実品質が心配される中、樹上の果実を加害している虫がいました。
その犯人はアリです。
今年は果実の病害、傷など果汁や匂いによられてかアリが果実を加害する報告が多いです。
対策として、登録薬剤を検索してもありません。
山梨県の果樹病害虫防除暦では、収穫前(除袋後)の薬剤散布ではシンクイムシ類などの防除としてスピノエースフロアブル4000倍またはアーデントフロアブル2000倍を推奨しています。
どちらの薬剤を選択したらいいか悩みますが、アリの加害が予想される場合はアーデントフロアブルの方がいいのかもしれません。
モモ:アリ加害の様子