夜にポテチ

休日前夜、夜更かししてポテチをつまむ、あの「怠惰な感じ」で綴る日常

寺から脱走(1回目)

2007-06-27 00:00:42 | ピアノ
 はい、あっこです。
 ブログをやめて寺に入っておりましたが脱走しました。
 
 先週はちっとも練習できませんでした・・・
 
 仕事がきつすぎてダメでした・・・

 今、4人でチーム組んで仕事してますが、Aさんが嫁の出産で3連休。就業規則で「配偶者が出産した場合は生まれた日の翌日から3日間休暇」と決まっているのです。
 それは仕方ないとして、Bさんがその3日に有休とって旅行に・・・。
 6月にAさんとこが出産だということは何ヶ月も前からわかってたことなのになー。
 Cさんとふたりで「Aさんとこの出産とBさんの旅行が重ならないことを祈ろう」と言い合っていましたが、結果は1日たがわず重なり、最悪なものとなりました。
 正直、3日もふたりだけで仕事するのはキツかったです。「悪いけど・・・こうなったら人の幸せも素直に喜べへんな」と愚痴りながらもふたりで乗り切りました。
 上司も気楽なもんですよ。「Cさんもあっこさんも仕事早いし大丈夫やんな」の一言で片付けられました。
 普段の倍の仕事を3日も続けていれば当然力尽きますですよ。
 おかげでミス連発、月曜はお客からクレームばっかり来て「誤って謝ってばかりの1日」、まさにブルーマンデー。

 今月は残業代稼げたなぁ。夏は遊びに行こう。

 今日はレッスンだったので早く起きて練習してましたが、2日もまるまる弾かないと浦島状態になってしまうんですよね。
 しかもからだにまったく力が入らず・・・鍵盤押してたら息があがってきそうな感じがするんです。
 レッスン行ってもまったくダメで。先生が隣にいるのに緊張感も出てこず、「ちゃんと弾かなきゃ」という気力すら湧いてこず。
 
 「はいはいわかりました、もういいです」

 と、中盤で先生に止められてしまいました。

 とても最後まで弾ききる気が出ないので、それほどショックでもなく、逆にホッとしました。
 
 それから1時間自習を命じられました。
 先生は時々見にきてくれましたがレッスンらしきものはしてもらえませんでした。
 教室のグランドピアノは家の電子ピアノと違って鍵盤が重いので余計に疲れましたけど、結局3時間練習して帰りました。

 そして薬局で「チョコラBB/つらい疲れに」を買い、さらにチオビタを1ダース買いました。

 とりあえず家が埃だらけだったのでチョコラ飲んで掃除と洗濯をしました。

 明日からはチオビタかついで、再び寺に入ります。

 また脱走するかもしれませんが、笑わないでください・・・
 
 8日にリハなんですけど・・・これには間に合いそうにないな。

しばらくおひまをいただきます

2007-06-13 20:24:51 | おしらせ
 いつもたくさんの方にご覧いただいているようで、ありがとうございます。
 最近、更新の頻度が激減しております・・・

 しばらく更新をお休みさせていただこうと思います。7月22日以降に再開します。

 7月22日にピアノ教室の発表会があるのですが、非常にヤバイ状況でございまして・・・要するにしばらくピアノの練習に専念したいというわけです。できることならブログを休むのではなく会社を休みたいのですが(切に)、家のローンもございますし、そういうわけにもいかず。

 あーーーーーもっと簡単な曲にしとけばよかったぁ!!!

 でもこないだワッツ氏の生演奏聴いて「やっぱあの曲を舞台で弾きたい!」と思ったわけです。 

 あんまり出来が悪いので、昨日のレッスンで先生に「これもし仕上がらなかったら発表会はどうなるんですか」と聞いたところ、「それじゃ来週のレッスンで出来を見て、どうしてもダメそうなら曲を変えましょうか」と。
 今まで「大丈夫ですよ。絶対弾けますよ」と励ましてくれていた先生も・・・いよいよ弱気の姿勢に・・・

 「ほんとあの時はどうなるんやろと思ったけどね」
 という言葉は皆様も日常でわりと多く使うセリフだと思いますが、私にとって今がまさに「あの時」であります。
 毎日「どうなるんやろ」と思い、気は焦るのですが練習はなかなかうまく進まず。

 昨夜見た夢は
 「余命1ヶ月」の宣告を受け、いろんな人に別れの挨拶に行く夢を見ました。
 でもフシギなことに「あと1ヶ月しか時間がないんだなぁ」と思いながらも、悲壮感が全くなかったのですよね。

 気合が足らんということか・・・。 
 でももう手が痛いよぅ。弾き方が悪いのかな。
 ああもぅイヤになった、とダンナに愚痴りましたら、「イヤになってからが本当の意味での練習や」と言われました。
 なるほどね。
 
 発表会が終わったらまた報告します。結局何を弾いたかも報告します
 
 というわけでしばらくのあいだ、鍵盤活動に専念します。
 なんだか寺にでも入るような心境ですが。
 
 

アンドレ・ワッツ ピアノリサイタル

2007-06-12 15:17:20 | 音楽(art)
(第1部)
 J.S バッハ(ワッツ編) コラール前奏曲「主イエスキリスト、われ汝を呼ぶ」BWV639
 J.S バッハ(ブゾーニ編) コラール前奏曲「汝にこそ喜びあり」BWV615
 モーツァルト ロンドニ長調K.485
 モーツァルト ロンドイ短調K.511
 シューベルト 3つの小品(遺作)D.946

(第2部)
 ベリオ 水のクラヴィーア
 リスト 悲しみのゴンドラ(第2版)
 リスト 夜想曲「眠れぬ夜、問いと答え」
 ショパン 夜想曲 嬰ハ短調 op27-1
 ショパン 夜想曲 ハ短調 op48-1
 ラヴェル 「鏡」より悲しい鳥たち
 ドビュッシー 舞曲(スティリー風のタランテラ)

(アンコール)
 ショパン 12の練習曲第7番 op25-7
 ショパン 12の練習曲第1番 変イ長調「牧童」op25-1

 演奏:アンドレ・ワッツ
 2007年6月9日(土)14時開演 ザ・シンフォニーホール(大阪)


 たまには近藤さん以外のピアニストも聴いてみたい、といつも思ってはいるものの、ピアニストは星の数ほどもおり・・・いったい誰のを聴きにいったらいいのかわからないのです。
 それに私のように休みが不規則な仕事をしている者にとりましては、行こうと思えば特別に休暇をとったりしなければならず、また、「良いかどうかわからないもの」にお金を払うのももったいない・・・
 でも他の人のも聴いてみたい!とは常に思っているのです・・・いったいどうしたらよいでしょう?
 なので今回のように「一緒に行こう」と誰かが誘ってくれるとうれしいのです。

 誘ってくださったのはたかこ姫さんでーす。
 去年の秋以来の再会でした

 当日の天気は雨、との予報でした。午前中に強い雨が降ったりしましたが、午後からはなんとか持ち直し、傘は結局使いませんでした。やはり日頃の行いのよさが出ましたね・・・

 大阪駅まで姫さまをお迎えにあがり(「お迎えにあがる」と言いつつ遅刻したアタイ、おまけに待ち合わせ場所を勘違いしてさらに遅刻)、泊まりで来てもらうことになっていたのでとりあえず荷物を置きに我が家へと。
 そして恐怖、アタイの手料理をふるまう(カレー・ほんとにカレーだけ。サラダすらなし・数を増やすとボロの数も増えそうなので)。
 一方、姫さまからはおいしいものをたくさんいただいた。ますのすし、イカスミつきのさきいか、かまぼこのアソート、昆布、イカの黒造り等々。
 どれもこれもおいしいものばかりです!

 そしてホールへと。
 シンフォニーホールは関西一、いや日本一といっても良いくらい、私にとっては「素敵」なホールです。
 
 前置きが長くなりましたが、アンドレ・ワッツさんはお父さんはアメリカ人(黒人)、お母さんはハンガリー人だそうです。アメリカ人のピアノって華やかそうだし楽しみだなーと思っていました。
 
 第1部はバッハ・モーツァルト・シューベルト。なかなかシブい選曲。
 バッハは暗いというイメージが私にはありますが、やはりアメリカ人の血がそうさせるのか、しんみりした中にも強さというか主義主張のある骨太な演奏で、バッハもなかなか良いかもなぁと思わせてくれました。
 でもモーツァルトはやっぱり私は苦手。モーツァルトを聴くと頭がよくなるとかいろいろ言われているので本当はちゃんと聴きたいのですが、いつも睡魔に勝てません・・・もったいなかったです。
 気がつくとモーツァルトが終わり、シューベルトの演奏になっていましたが、睡魔を引きずったまま。あぁワッツさん、モーツァルトは最後に弾いてほしかった 

 後半は短めの曲がたくさんで、これは聴き応えありました!初めて聴く曲もたくさんありましたが、退屈な曲はひとつもなかったです。
 中でもやっぱり一番印象的だったのはショパンの「夜想曲ハ短調op48-1」(ノクターン13番)でした。その理由はまぁ、この曲を今自分が練習しているからなんですが。最初の静かな部分からワッツさんは大きな音で弾いてたので「初めからこんなにでかい音で弾いちゃったら・・・後半どうするん?」と思いましたが、やはり後半の盛り上がり方は強烈でした。とても真似できません!60歳過ぎた人が弾いているとは思えないほど、激情的な13番でした。
 この曲は「寂しく切なく美しく感傷的に」というイメージがありましたが、寂しく切なくしなくても、思いっきり弾いてもいいんだ、みたいな。思い切り弾いてもちゃんと哀愁は漂っていました。しかもただ「寂しい感じ」なのではなく、人間味というか、どこか温かみのある感じがまたよかったです。
 今自分が練習していることもあり、CDで3人ほどの演奏家の13番を聴き比べしていますが、ワッツさんの演奏はこの3人のどれにも似ていない豪快な演奏で、でも素敵で。目の覚めるような思いがしました。そして改めて「この曲はやっぱり難しいんだ」ということを思い知らされたのでした。
 演奏者によってこれほど違いの出る曲っていうのも珍しいんじゃないでしょうか。恐ろしい曲です。

 リストはやはりワッツさん自身が得意としていることもあり、どっしりと安定感があって、「リストの音色に包まれている」という感じでした。リストの曲はいかにも難しそうに聴こえるので(実際難しいんだろうけれど)、ゆったりとした気持ちでリストを聴くということは私はあまりないのですが、今回の演奏はすっかり安心してくつろぎながら聴いてました。もっと聴きたかったなぁ、リスト。

 最後は印象派のラヴェルとドビュッシーでしたが、ドビュッシーの「舞曲」、初めて聴きましたけどこれ良かったです。私にとって今回の1位はコレでした。ドビュッシー独特のフワフワな感じもありつつ、時折匂ってくるなんともいえない色っぽい感じ。ドキドキしましたネ

 今回のプログラムは全体的に静かな曲が多く、明るく軽やかな曲は全然なかったような気がします。
 今まで若い人の演奏ばかり聴いていたので、今回のような円熟系コンサートはかえって刺激的でした。年をとればそれだけのものが滲みでるものなのですね。

 楽屋口でサイン会がありました。せっかくなのでCDを買い、並びました。
 ワッツさん、小顔でした!そしてとってもにこやか。写真撮影にも笑顔&ちゃんとカメラを見てくださってました。私はカメラ持ってなかったので写真は撮りませんでしたが、サインをしてもらったあとに握手をしてもらいました。だってワッツさんの方から手を差し出してくださったのですもの!ビックリしました!!
 ひとりひとりに握手、そしてサンキューと言葉をかけてらっしゃいました。巨匠と言われるレベルにいる人なのにとても謙虚で、サービスも手抜きがなく。人間的にも魅力あふれる演奏家さんでした。だからこそ何年経っても「彼の演奏を聴きたい」という人が絶えないのでしょう。

 並んでいると大きなトラックがやってきました。今回のピアノ(ヤマハ)は持ち込みのようでした。ワッツさん自身が選ばれたピアノで、浜松のヤマハから持ってきたそうです。で、近々東京で公演があるので、一旦浜松に持ち帰って再び東京に持っていくそうです。

 とても充実した、いい1日でした。ありがとうたかこ姫さん

 そして帰宅し、姫さまとふたりでピアノを弾きあいしたり、楽譜を見せてもらったり、CDを聴いたりして過ごしました。
 夜は近所の焼き鳥屋で飲み会~

 と、ここまではよかったですが、家でワインを開けたのが間違いでございまして。とはいってもそんなに呑んだつもりはないのですが、夜の記憶が非常に曖昧でございます。
 あとでダンナに聞きましたら「かーちゃん、ワイン飲みながらクラッカーをボリボリ食べまくり、クズをこぼしまくり」だったそうです。そしてトイレを開けっ放しで用を足していたところを姫さまに目撃され←これははっきり記憶にあり。
 そしてダンナは夜中の3時にバタバタと釣りに出かけ。

「まったく、なんちゅー家やと思われたで。もう来てくれへんかもよ」

 と、ダンナに言われる始末でございました。すんません。。。
 唯一まともだったのは寅次郎くんでした。あの人見知りがちゃんと部屋から出てきて「にゃん」と挨拶しておりました。意外

 姫さま、ありがとうございました!&申し訳ございませんでした。これに懲りずにまた遊びにいらしてくださいね。
 これから来てくださる予定の方も、もしあっこがお見苦しいところを披露いたしましても大目に見てやってくださいまし

 しかし・・・飲んだといっても焼き鳥屋で中ジョッキ2杯と家でふたりでワイン1本弱なんですけど・・・こんな程度で酔っ払うなんてあり得ん。
 きっと「素敵な演奏」と楽しい夜が私を酔わせたに違いありません

猫じまん

2007-06-03 00:05:25 | ネコ

 今回はうちの寅次郎くんの近況をお送りすることにしましょう。
 彼も引越し慣れしてきたのか、意外と早く新居になじんでくれました。

 私のケータイに保存されている写真はほとんどが寅次郎の写真です。
 昼休みなどにそれらを眺めては癒されている私です。

 寅次郎も昼間はひとりで寂しいのか、私が帰宅すると玄関でもんどりうって喜びます。

玄関でもんどりうつ寅次郎


 しかし時々お疲れの場合もあるようで、呼んでも知らぬ顔で寝ていることがあります。


ソファでわがもの顔で眠る寅次郎

 それにしても大きな手です。この手で殴られると血が出ますよ。
 寅次郎は完全な室内飼いなので、基本的には外に出るのを嫌がるのですが、なぜかここに引っ越してきてしばらくのあいだ、やたらと外に出たがった時期がありました。
 ゴミを出しに行ったりすると、玄関で待っており、私が帰ってきて扉を開けた瞬間にひゅっと出てしまうのです。
 あわてて追っかけて捕まえるとぎゃーぎゃー鳴いて暴れましたが、やっとのことで家に押し込んで「出たらダメ!」と叱りました。
 やれやれと思い、リビングに戻ろうと廊下を歩いていると、寅次郎は全速力で私のあとを追いかけてきて、どかーんと体当たり、しがみついて猫パンチ。
 ふりはらおうとすると噛みついてくるのです。
 昔からそうでした。この猫は叱っても反省しませんし、落ち込むことすらないようです。
 猫のしつけに関する本を読んでいると、「ネコは飼い主の背中を見て育ちます。なんでもネコのせいにせず、あなた自身を振り返ってみることも大切です」とか書いてありました。
 ダンナいわく、「かーちゃんが甘やかしすぎたからこんな悪猫になったのだ」と。
 
 私は猫ばかりではなく、亭主も甘やかしすぎたようです。
 
 でも私は寅次郎の怒った顔が一番好きなのです・・・一生懸命に意思表示をしている顔がたまらなくカワイイのだな。噛みついてるときの顔なんて最高にキュートですヨ
 ハンカチ王子、ハニカミ王子ならぬ、はむかい王子といったところです。


 それではここで寅次郎の姿についてご紹介しましょう。
 美しい金色の縞模様です。見るたびにうっとり、見れば見るほどうっとり。
 

 しっぽも完璧な縞々です。
 いつもしっぽをぴーんを伸ばし、ゆらゆらさせながら歩きます。優雅でうっとりしますよ。
 上の写真では先が曲がっておりますが、関節があるのでしょうか。なんの意味があってこんなところに関節があるのかフシギですね。


 冬は寅次郎にとって厳しい季節です。新居には床暖房がありますが、寅次郎もしばらくするとそのことに気がついたようでした。早速床に寝転び、喜びのあまりツイストしていました。

 前足の裏側(丸印ついてる箇所)、ここが最大のチャームポイントです。
 アップでお見せしますと、


 こんな小さなスペースでも「きちんと縞々」なのが美しい。
 寅次郎の寅模様は細部にいたるまで手抜きがありません。


 我が家の「はむかい王子」も時折このように、神妙なおももちをすることがあります。
 頬杖ついて何を思っているのでしょうか。
 ちなみにこの写真、現在私のケータイの待ち受け画面に設定されております。

 これからも彼との生活をエンジョイしたいと思います。


おもいっきりモンブラン

2007-06-01 22:17:41 | エトセトラ(喜)
 今日はなんだか甘いものが食べたくなり、会社帰りにスーパーに寄りましたが、心にヒットするものがなく、コンビニに出向きましたら、こんなに素晴らしいデザートにめぐりあえました。
 その名も・・・・・・!!

 おもいっきりモンブラン(¥398)


 高いので迷ったけれど・・・買ってしまいました。 家に帰ると珍しくダンナがおり、早速見せたら「こんなにでかいのひとりで食べきれへんやろ?」と、ものほしそうに見つめるので一緒に食べることにしました。

 今日はね、おめでたい日なんだ~。
 白血病でずっと休んでた同僚が会社に復帰したの! でも長い間休んでしまったので会社は退職扱いになってしまい、派遣社員としての復帰なので、その点は残念だけど、また働くことができるくらい元気になったということが何よりうれしいよね!
 やっとこの日が来たのね、ほんとうに来たのねって感じです。
 どんなときも笑顔で、人への思いやりを忘れなかった彼女。 闘病中も何度か会ったりしてたけど、やっぱり会社で会えるのが一番うれしいと思いました。

 さ、今日のモンブランは特別ウマイに違いないから、早く食べようっと!