遅筆堂文庫

　ここのところ、毎年、GWは家族で旅行に出かけていましたが、
　今年は長男・颯君がサッカーを始めたため、
　その練習で長期の旅行には出かけませんでした。
　練習も休みのGW最終日、山形に行ってきました。
　途中にランチのために寄った、ラスクで有名な「シベール」の「シベール　ファクリーパーク」


　ビビりました。
　ラスク屋、恐るべし！
　なんとそこには、
　アリーナあり
　図書館遅筆堂文庫あり
　　
　この文庫というか図書館の蔵書は、
　すべて井上ひさしさんが自身の蔵書を寄贈したものとのことらしい。素晴らしいなあ～。
　　
　
　　

　こういう雰囲気、大好きですね～。
　

　作りたい教室の雰囲気の理想型でもあります。

　自然と本が読みたくなったり
　自然と学びたくなったり。
　

　井上ひさしさん個人の蔵書なだけに、
　手塚治虫などの漫画もおいてあります。
　そして、そのわきに、涙が出るほど懐かしい本を発見！！！
　

　小学生の頃、夢中で読んだ「江戸川乱歩集」です。
　これとまったく同じ本を集めていました。
　小林少年の冒険に手に汗握り、
　明智探偵の活躍に爽快感を感じていました。

　井上ひさしさんも、読んでいたに違いないということです。

　あの本、どこにいったのだろう？
　まさか、このような職業につくとは夢にも想像がつきませんでしたが、
　きれいにとっておけば良かったなあ。
　あのハードカバーの味わいがまた格別でしたから。
　
　今度、実家を探してみるとしよう・・・。


　当時の表紙絵、挿絵そのままの文庫版は、出ているよう。
　実家になかったら、
　マリン教室に文庫版を入手しておくことにしよう。
　
　
　子どもたちと
　昭和の香りプンプンの同じ体験を共有できたらいいな、と思います。