アビリティでは、
受験という機会は、
「強い目標意識こそ、行動を引き出し、結果を変える!自分を変える!」という信念を育てる絶好の機会だっ
と捉えています。
だから、
「合格」という結果だけ最大限フォーカスするのでなく、
「どう合格するか」そのプロセスに最大限フォーカスしています。
「○○高校合格」とか「○○大学合格」という結果よりも、
そのプロセスの方が、遥かにその子の人生に大きく関わると本音で思っているからです。
そのために、私が学生時代に
白石先生より教わったメンタルトレーニングの手法の一つ、
「メンタルマネージメント論」の特に「セルフイメージの拡大」をテーマに、生徒達にレクチャーし続け訴え続け、
「セルフイメージの拡大」をもたらす「目標設定の仕方」に沿って、
各自の冬期目標設定を行ってもらっています。
その中からの一例を紹介します。
ご家庭の人にも目標達成を宣言し、そのコピーを渡し家の目立つところに貼ってもらう。
塾内にも掲示し、仲間達、後輩達にも目標達成を宣言する。
そのような仕組みにて、生徒のセルフイメージの拡大に働きかけています。
その効果といって良いでしょう。
冬休みに入って、
一段と、なんといいますか「締まった」雰囲気、「締まった」表情で、取り組んでくれている確かな手応えを感じています。
この手応えが感じられることが、
「コーチ」として、何より心地よい、冥利につきる瞬間でもあります。
今年もこの冬休みで「激伸び」の報告ができるに違いありません。
と、この記事を書いている間にも、一人の女の子が遅刻して今、教室に入ってきました。
「どうしたの?」
「電話で連絡はしてたのですが・・・、朝、眼科に行ってきて・・・。」
「うん、それは聞いてた。で、大丈夫なの?」
「はい。朝、起きて勉強していたら、目が痛くなってきて・・・」
「えっ!?何時に起きたの?」
「朝、5時半に起きて・・・」
「なにい・・・。それは目も痛くなるよね・・・。」
だって、この子は、昨日も朝8:30~夕方4:30までの講習後、夜まで残って自習して平井先生に理科の質問をして一番最後夜9時過ぎに帰った子なのです。
それで、朝起きて、朝塾に来る前に、また勉強とは・・・。
(しかも、この子、音楽系の部活のため秋口まで部活があり、勉強のペースにどうしても乗り切れず、ついこの前まで、きつめのフィードバックも多くなってしまう子でありました。)
これは、他人に言われてできるレベルではありません。強烈な目標意識、目標に燃える意識がなければできるレベルではありません。
ほんとに、凄い。
この子も凄いし、真の目標設定の威力も凄い。
こんな子が、合格したら、間違いなく泣ける!