京阪神の鉄道メモ

~阪急電鉄を中心に。

紅葉シーズンの京都市バス大増発

2008-11-05 | その他
 京都市交通局では秋の観光シーズンに「楽洛エコ観光」をキャッチフレーズとした、様々なサービスが提供される。
 内容は、急行バスの増発、京都駅から金閣寺、京都駅から永観堂及び銀閣寺へ直行する直行バス(前者は「金閣寺Express」、後者は「銀閣寺・永観堂Express」)の新設、臨時バスの設定など、たくさんある。公式ページはここ


 特に急行100系統は、最混雑時間帯は5分間隔(通常は10分間隔)で運転される。直行バスもあることを考えると、まさに大増発といえるだろう。
 ただ、疑問をひとつ挙げると、それは四条河原町絡みの設定がないこと。四条河原町~清水寺間は、207系統しかないのでかなり混雑する。また、四条河原町~京都駅は本数が多いものの、それでも混雑しているバスは多い。


 臨時バスのひとつである「東山シャトル」の経路は、京都駅~五条坂~烏丸五条~京都駅。また、「楽洛東山ライン」の経路は、京都駅~五条坂~祇園~三条京阪~四条京阪~祇園~五条坂~京都駅となっている。
 これらを統合して、京都駅~五条坂~祇園~四条河原町~四条烏丸~京都駅という経路がよいのではないかと思う。


 とはいえ、一部バスの混雑や積み残し、京都駅のバス乗り場の長蛇の列などの、大幅な緩和が期待できる。



 阪急京都線では、去年通りなら臨時快速が20分に1本だが、こちらは大増発といった感じではない。快速のさらなる増発(例えば桂行き)など、2ドア車両を堂々と使えるダイヤであって欲しいと私は思う。


 ※関連記事は、お花見シーズンの京都市バス