京阪神の鉄道メモ

~阪急電鉄を中心に。

平日梅田発21時台のアンバランス~阪急神宝線

2009-03-08 | 阪急電鉄
 前回は、阪急宝塚線で多くの時間採用されている10分間隔の、先着普通の長所を書いた。だが、これが適さないと思われるのは、平日梅田発21時台(及び20時台終わり)である。絶対本数が少ないため。


 同時間帯の20分あたりの運転本数は、神戸線が6本、宝塚線が4本、京都線が5本となっていて、宝塚線のそれの少なさが目立つ。そのため、宝塚線の急行は多くの車両がぎゅうぎゅう詰め、普通は豊中到着時はいうに及ばず、川西能勢口まで立客がいることも珍しくない。
 梅田・十三~豊中・雲雀丘花屋敷方面へは、急行と先着普通の両方が使えるのがよいと前回書いた。だが、ぎゅうぎゅう詰めの急行か長時間立たされることのある普通のどちらかを選択させられるのは、サービスとしてどうだろうか。後者を強制的に利用させられる利用客も多い。


 といって、20分に6本にするのは、供給過剰だろう。20分に5本にする増発案を、3つ示す。
 また、神戸線は供給過剰気味なので、20分に5本にする減便案も1つ示す。塚口から神戸方面へのアクセスや、六甲の利便性も考慮に入れている。







 平日梅田発21時台は、宝塚線の20分に4本は供給不足、神戸線の20分に6本は供給過剰気味で、アンバランスである。双方京都線と同じく、20分に5本がよいと私は思う。