名残惜しき桜かな

門井掬水

日々まざまざなニュース見聞きするなか引っ越しの準備に勤しんでいるシロガネです。丁度桜が満開でして、毎年この時期に咲く桜を見るのも、最後かな～～～？何て思いながら、見飽きないほど美しく咲く桜を見ております。


ウクライナの事がは本当に惨くて、辛いです。多くの人達も同じ思いでしょうが、この戦争の余りの現実の惨さに慣れるということはありません。次はどんな惨い現実を突き付けられるのだろうと、恐ろしい思いです。

製鉄所に避難しているという、１０００人も居るという、民間人は一体どんな運命を辿るのでしょうか・・・・。

吉野家の常務のあの発言は、良く食に携わる人間が口に出した言葉だろうと、呆れ返りました。このご時世こうゆう発言には凄く気を付けなければならないし、その事位、分かっていなければ、ならないのに、その人はアホです。食に関わることで、中毒という言葉は禁句です。

吉野家の牛丼は食べた事が無いので(多分・・・・記憶に無いので)味の事はとかく言えませんし、若い女の子が、吉野家で牛丼を食べた感想も分かりません。今回の発言を聞いて、若い女の子はそこで食べるのは嫌になるでしょう。みすみす大事なお客様を無くしてしまったのですから、やはりアホですね。はい。

昨日から荷物(大部分は本)を送り出しました。到着は、シロガネが、実家に着いてからに指定しました。本を多く持って来るので、親から相当文句を言われるでしょう。でもその本がなかったら、もうこのブログを書くことも、出来ませんので、実家に持ってゆきます。

池田蕉園　『かへり路』

引っ越しですが、実家がどんな有り様になっているか、分かりませんので、(シロガネの寝起きする部屋とか)家具はまだ、こちらに置くことにしました。

数ヶ月分の家賃を払いまして、身の回りの物とか着るもの、そしてこれは、手放したくない本を取り敢えず送り、又、こちらに戻って、本格的に家具を持ってゆく事にしました。体調の方は良い日が続いても、しかしダメな日もありますし、現在住んでいる所と実家との距離が離れていますので、短期間で行ったり来たりが大変ですので、そうしました。

松岡映丘色紙

ゴミも相当出ました。ゴミの分別もありますので、以外に長く、こちらにおりましたが、いよいよここを出るのが数日となり、名残惜しくて仕方がありません。

こちらに来て引っ越しをしないで、ずっと同じ所に住んでおりましたので、尽きない思い出が多くて、日々片付けが済むと、部屋の様子も変わって、否応もなく、ここを出てゆくのだと住み慣れた部屋を眺めております。

上村松園　『伊勢大輔』

『いにしへの　奈良の都の　八重桜　今日九重に　匂ひぬるかな』

上司からどうしているかと、電話がきました。有難いことで、嬉しかったです。こちらを出発する前に、工場の方へと、訪ねます。

工場のすぐ近くに桜の木が何本もあり満開に咲いております。

綺麗です。

桜が散ると、花びらが玄関へたくさん入り、綺麗なのですが掃除をする人が毎年大変な思いをしておりました。

つらつらと、書き連ねました。昨今の有り様の気持ち等を、吐き出したい想いでしたので・・・・。

九条武子画

『おおいなる　ものの力に　ひかれゆく　我が足元の　おぼつかなしや』

九条武子作