A.A.の暇つぶしブログ

暇つぶしの読書と遊戯王の記録

ステーキ・サラダバー「ステーキガスト」(浜松市ほか)

2011年04月21日 13時55分46秒 | グルメ
先日、ステーキガストのオープンの広告が入っていたので行ってみました。
ステーキガストはその名前からわかるように、すかいらーくのお店です。
従来のガストと異なるのは、メニューがステーキやハンバーグなどの鉄板物に限られる事と、お代わり自由のサラダバー、ライス、カレーが付く事です。

ファミレスのサラダバーなんて、しなびた野菜の切りおきした品ばかりで味気ないものだろうと期待せずに行ったのですが、そんなにすごい物はないものの予想外に野菜の煮物や和え物があって、びっくりさせられました。
ステーキやカレーはまあ値段相応ですが、1000円程度で、ステーキとカレーにサラダがお腹いっぱい食べられるのは魅力的です。
普通のガストは何度も行きたくなるところではありませんが、ここは場所が仕事帰りに寄れるところなので、手軽に野菜をいっぱい食べたい時にまた寄ろうと思います。
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原発の是非

2011年04月20日 16時01分16秒 | 政治
先日、原発の事を少し書いたので、原発の是非についてのわたしの意見も書いておきます。

まずハッキリさせておきたいのは、今回の福島原発の事故が人災である事です。
よく言われているように、菅総理の初動の遅れが原因の一つではあるのでしょうが、東電が十分な地震対策をしてこなかった事も大きな原因ですし、それを見逃してきた旧政権にも問題があります。つまり、政治家や東電が、原発は危険なものであるという当たり前な事を忘れてしまったのが、そもそもの原因なのです。
例えば車の運転だって危険な事です。でも、慣れてくるとおしゃべりしたり、携帯いじったりに夢中になって、事故を招いてしまう。それにもし車検が5年おきとかになれば、整備不良の車による事故が増えるでしょう。たかが車にしても、こうして緊張感を保って運転し、定期的な検査が必要なのですから原発ならなおさらです。
車が正しく運用すれば安全で便利なように、原発だって正しく運用すれば安全だったと確信しています。

ただ、人間は時に信じられないほど貪欲になれる生き物です。安全性を犠牲にすれば大儲けできると言われるといくらでも生贄に捧げてしまいます。自分が生きている間に、100年に一度の大災害なんて起こらないと、根拠もなしに信じてしまうのも人間の性です。原発という危険な代物を人間に委ねれば、安全性を切り売りして、遅かれ早かれこのような惨事がおこるのは当然でした。まして、人間は過ちを忘れて繰り返す生き物です。これが最後の原発事故になるはずがありません。

いずれまた原発事故がおこるとなれば、その前に原子力に変わる新しいエネルギー源を見つける必要があります。しかし、風力などは見込みが薄い。宇宙太陽光発電というアイデアもありますが、軌道エレベーターか、受電施設にするメガフロートが必要なので10年20年くらいではとてもできそうにありません。
となれば、新しいエネルギー源ができるまで、どうすれば安全に原子力を扱えるかを考えるべきだと思います。

東京湾に原発を!と言うひとがいます。確かに、東京に原発があれば、政治家も企業も真剣に対応するでしょう。しかし、どんなに真剣に対応しても、最悪の事態は起こり得るものです。人知の及ばないアクシデントがあった時に、日本の首都が道連れにされてしまうのはリスクが大きすぎる。
安全のための人質は、原発で利益を得る人達だけで十分でしょう。電力会社に原発の周囲の土地を広く買い取らせて、そこに社員とその家族を住まわせればいい。原子力安全委員会の連中も一緒がいいですね。それで、事故を起こした時の賠償はいくらになろうと何年かかろうともそいつらの責任でしてもらうと、厳格に法で定めればいい。
自らと家族の命と財産がかかっていれば、原発のリスクに真剣に向き合うでしょうし、想定外なんてとぼけた意見も出なくなるでしょう。

原発はなくさなければなりません。しかし、それは今すぐは無理。新しいエネルギーが見つかるまでの次の一世紀くらいは、原発をしっかり管理して、原発を操る人達をも管理して、だましだまし使っていくべきだというのが、わたしの原発への意見です。
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扇動のテクニックその3恐怖に訴える

2011年04月16日 09時00分47秒 | 陰謀論
いつまでたっても収束のメドが立たない福島の原発ですが、その原発事故への恐怖感を扇動に利用している人がいるようで心配しています。扇動のテクニックの多くは、相手の感情に訴えます。とりわけ恐怖はよく利用されます。
「○○しないと恐ろしい事が起きる」などと言われると、恐怖を避けるために言われた通りにしてしまいたくなるのは人間の性質です。しかし、恐怖を避ける事が常に正しいとは限りません。
時には恐怖にたち向かなければならない場面もあるでしょう。目前の恐怖を避ける事ができても、別のより大きな恐怖を招くかもしれません。恐怖を避けるという感情的な理由で事の正否を決める事はできないのです。

例えば、左寄りな人たちは日本に軍隊は必要ないと主張し、軍隊ができると子供たちは徴兵されて戦争で死んでしまうよと恐怖感を煽ります。しかし、軍隊がなく侵略者に抗う事ができなくては、日本人全てが戦死より恐ろしい運命にさらされる事になります。自らの主張のために目先の小さな恐怖を煽りたてて、議論を逸らす典型的な扇動ですよね。

そして今、各地で原発反対の動きが高まっています。原発は危険だから止めるべきだ!と福島の惨状を示しながら恐怖を煽る人が少なからずいます。
仮に日本の原発を全て止めてしまったら、計画停電どころではない騒ぎになりますが、それで良いのでしょうか?皆で頑張って節電すれば、数基程度なら止める事も来るかもしれませんが、そんなギリギリの供給量にすると、何かあった時に対応できません。それで本当に良いのでしょうか?よく考えてみれば、原発を止める事は何の解決にもならない事がわかるはずです。
現状で原発を止めろと言う輩は、恐怖を煽る扇動者か、それに踊らされてまともな判断力を失った人としか思えません。

軍隊や原発が必要か否かを議論する事そのものは大切な事です。しかし、それを論理によらず恐怖という感情だけで説得したりされたりしてはいけない。扇動者が突きつけてくる恐怖に目を逸らす事なく、しっかりと向き合って判断を誤る事のないよう気をつけていきましょう。
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痛クシー

2011年04月12日 14時37分43秒 | 日記
アニメ・漫画のイラストを大きく描いた車を痛車と呼びます。別にその作品の宣伝カーではありません。個人のファンが、自費で自分の車にペイントしているだけで、オフィシャルではないのです。ボンネット一面にデカデカと描かれていたりしてかなり目立つので、普通の人なら恥ずかしくて乗れないでしょうね。まあ、それだけそのキャラクターなりに思い入れがあるのでしょうから、乗ってる人がそれで幸せなら他人が口出す事ではないし、見る分には面白いですので文句はありません。普通の人には無関係な世界です。

しかし、そんな無関係な世界だったはずの痛車が突然に身近になりました。なんと浜松市には痛車のタクシーがあり、誰でも乗れるのです。
先日、浜松市内を歩いていた時にその痛クシーとすれ違い驚かされました。『苺ましまろ』という漫画のキャラクター達が描かれたタクシー…異様な雰囲気でした。タクシーを呼んだ時にこんなタクシーが来たら困ってしまいますね。

『苺ましまろ』は浜松を舞台にした漫画で、アニメにもなったその筋では人気の作品です。内容は高校生と小学生の姉妹と、その友達の3人の小学生の女の子の日常を描いたもので、確かに可愛い女の子が好きなオタクなお兄さんたちが好きそうです。
作品内に実在の場所がたくさん描かれているので、浜松に住んでいる人なら見覚えのある拝見を見つけて楽しむ事ができます。ただそれが災いして、日本中からオタクな人達が実在の場所を見ようと押しかけてきて問題となりました。

確かに、浜松を舞台にした萌漫画として、浜松のタクシー会社さんがこの漫画を選んだのはわかりますが、またあの騒動を繰り返すのではないかとちょっと心配です。
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地震とTPP

2011年04月05日 21時54分13秒 | 陰謀論
今回の地震を陰謀と考えている人は、その理由としてTPPを挙げています。TPPへの参加を渋る日本を脅すのが目的だそうですが、本当にそんな事があり得るのでしょうか?

陰謀論者の間では有名なようですが、郵便民営化などを行った竹中さんは、アメリカに地震兵器で脅されていたという話があります。
そして、TPPは貿易の自由化だけでなく金融などのサービスの自由化も目指しています。
この2点を結びつけて推測すると、TPPは郵政民営化と同じくゆうちょのお金を狙ったアメリカの陰謀であり、地震で脅して参加を迫ったが、渋る日本の態度に業を煮やして、見せしめに東北を地震で壊滅させた…となるのでしょう。
しかし、その推測には無理があるように思える理由が3つあります。

まず第一に、地震兵器は存在するのか?という疑問です。
先日も書きましたがHAARPという施設が地震を起こす事ができると多くの陰謀論者は信じているようですが、仮に本当にHAARPが17億ワットもの大出力で高周波を照射できるとしても、膨大な海水と岩盤を通り抜けて地下10kmの震源に刺激を与えられるとは思えません。
潜水艦などが水中ではレーダーよりソナーを使っているように、水中での電磁波は減衰が激しくほとんど役立たない事を考えれば、HAARPが地震に関わりようがないとわかるはずです。
HAARPではなく未知の地震兵器が存在する可能性もあるかもしれません。アニメのロボットが発射するようなドリルの付いた核爆弾で、地下10kmの震源近くまで掘り進んで爆発させてやれば地震が起きる可能性もあるでしょう。でも、そんな風に地下を自由に掘り進める爆弾があるのなら、地震兵器より恐ろしい武器ですよ。それだけの武器を持っているなら、簡単に世界征服できるのに、地震を起こす事にしか使わないのは間の抜けた話なので、そのような兵器は未だに存在しないと考える方が自然でしょう。

第二は、竹中さんが脅されていたという話が本当かどうかです。
ちょっと時間がなかったので、ネットで覗いただけなのですが、この話を語っているのはベンジャミン・フルフォードさんだけのようですね。
ネットのあちこちで見かけるので、色んな人が竹中さんからその話を聞いているのかと思いきや、みんなベンジャミンさんの受け売りばかり。しかも、ベンジャミンさん自身も竹中さん本人から聞いたのではなく、代理人を通して聞いたというらしいのですから驚きです。
日頃はマスコミの言葉を疑ってばかりの陰謀論者の方々は、この代理人とやらやベンジャミンさんを疑ったりしないのでしょうか?仮にベンジャミンさんが100パーセント信頼できる人物だったとしても、この代理人とやらの得体がしれない以上は怪しむべきではないでしょうか?
竹中さんは明らかにアメリカ寄りの政策を行っていたので、私も好きではありませんが、だからといってベンジャミンさんの言葉を鵜呑みにして地震兵器で脅されたとか500億だかの賄賂をもらったとかいう話を信じてしまうほどおめでたくはありませんよ。複数の筋から裏付ける情報がない限り、竹中さんが地震兵器で脅されたという話は眉唾物だと判断せざるを得ません。

最後に、この地震によって日本がTPPに加わるようになるか?です。
TPPは安い海外の農産物に国内農業が圧倒される危険性が懸念になっていました。しかし、逆に日本の高い品質の農産物を海外に進出させるチャンスだとか、海外の安い農産物と競争させる事で国内農業も効率化が進むとか意見もあり、賛否両論だったわけです。それが、この地震で東北の農業が壊滅的な被害を受けたため、TPPに参加すると日本の農業が圧倒されるどころか完全に駆逐されかねなくなってしまいました。その上、原発の放射能汚染のおかげで、日本の農産物を海外で売れる見込みもありません。この地震によって、わずかながらにあった農業におけるTPPのメリットは0になってしまいました。
また、TPPに参加する事で、より多くの日本の製品を海外に売り込む望みも断たれました。地震により日本の製造業もダメージを受けていますし、輸出より東北の復興に力を入れねばなりません。そしてやはり放射能汚染の心配で、日本の工業製品まで海外で敬遠される事も考えられます。
地震さえなければ、菅総理が乗り気だったので、おそらく日本はTPPに参加する事になっていたでしょう。十分に議論する時間もなく、貿易の自由化以外の問題点に触れる事なく、平成の開国などという耳に心地のよいフレーズだけでうやむやのまま決まっていたはずです。悲しいですが、郵政民営化しかり、政権交代しかり、議論なく言葉の響きだけで決まるのが日本の政治ですから…。
実際に、地震のおかげでTPP参加の議論は当分見送りで白紙に戻ったといえます。日本にTPP参加してほしかったなら、地震を起こすべきではありませんでしたね。

インターネットで「TPP 地震」で検索すると、TPPに参加しないと地震に襲われるという話を書いているサイトがいくつも出てきますが、どれも似たような現実から乖離した話ばかり。現実には、地震のせいでTPP参加は遠ざかってしまったので、TPPに参加しない事への報復だったと考えるのは無理があります。
彼ら陰謀論者がどのような意図で、この荒唐無稽なデマを撒き散らしているかはわかりませんが、ちょっと調べれば真偽を掴む事はできるので、騙されてしまわないよう、皆さんお気をつけください。
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