先日、インターネットの「みわちゃんねる突撃永田町」という番組に、わたしが応援している城内実先生が出演していたのですが、そのときに衆議院の解散はいつになるのか?という問いに、このまま解散せずにずるずる続いてしまうのではないかという懸念を口にされていました。まさにその通りだと思います。仮にわたしが総理の立場なら、このまま4年の任期いっぱいまで粘って、ある程度の実績を作るまでは解散しませんよ。
民主党政権は鳩山さん、菅さんと二人続けて問題児を総理の座につけてしまい、早くも3人目の総理です。その上、マニフェストは守れそうもないし、しないと言っていた増税を検討しているし、TPPや人権侵害救済機関など国家の根幹を揺るがしかねない重要事項をろくに議論もせずに通そうとしている。そのどれ一つとっても解散総選挙をして国民の信を問うべき大問題です。
それなのに、野田総理は震災復興や経済金融危機を理由に解散を否定しています。震災復興は確かに最優先事項ですが、その震災復興をほったらかしてTPPにかかりっきりな人が言えた言葉ではないと思いますがいかがなものか?
菅前総理がみっともなく総理の座にしがみついている姿を見て思い知ったのですが、総理大臣が居直ってしまったら、解散どころが辞任に追い込むこともできません。谷垣自民党総裁が、いや日本国民が総出で声を上げて解散を求めても、総理が解散する気にならなかったら、ずるずると続ける事も可能なのです。
結局、与党である民主党が衆議院で圧倒的多数である限り、解散なんてありえないのですよ。しかも、前回の衆議院選挙で当選した1年生議員はもちろん、ベテランさえも今のタイミングで選挙となれば落選してしまう人が多いでしょう。政治家なんて落選すればただの人。自らの政治生命を賭けてまで、解散に賛成する民主党議員はいません。野田総理が小沢さんに近い議員達を冷遇してくれれば、自暴自棄になって民主党が割れる可能性もあったのでしょうが、党内融和内閣でそのチャンスは失われてしまいました。
しかし今、わずかにチャンスが再来しました。TPPへの参加をめぐって民主党内でも大きく意見が分かれ、もとから弱い結束にほころびができてきています。そこを上手く突けば、民主党を割ることができるのではないでしょうか?TPPは多くの日本国民にとってメリットが薄く、デメリットばかりが大きいので、その内容に詳しく触れればほとんどの国民が反対するはずです。国民の間でTPPの是非について議論が深まれば、野田総理についていくよりTPPに反対した方が生き残る目が残っていると判断する民主党議員も現れるでしょう。
ちょっと狙い目が嫌らしい感じがするかもしれませんが、谷垣総裁のように正攻法で攻めていては、解散の可能性はありません。ならば搦め手から民主党の分断を誘うしかないでしょう。早期解散を望むなら、菅前総理の時の不信任案のような事にならないように、しっかり根回しをして民主党が割れるように働きかけてもらいたいものです。
民主党政権は鳩山さん、菅さんと二人続けて問題児を総理の座につけてしまい、早くも3人目の総理です。その上、マニフェストは守れそうもないし、しないと言っていた増税を検討しているし、TPPや人権侵害救済機関など国家の根幹を揺るがしかねない重要事項をろくに議論もせずに通そうとしている。そのどれ一つとっても解散総選挙をして国民の信を問うべき大問題です。
それなのに、野田総理は震災復興や経済金融危機を理由に解散を否定しています。震災復興は確かに最優先事項ですが、その震災復興をほったらかしてTPPにかかりっきりな人が言えた言葉ではないと思いますがいかがなものか?
菅前総理がみっともなく総理の座にしがみついている姿を見て思い知ったのですが、総理大臣が居直ってしまったら、解散どころが辞任に追い込むこともできません。谷垣自民党総裁が、いや日本国民が総出で声を上げて解散を求めても、総理が解散する気にならなかったら、ずるずると続ける事も可能なのです。
結局、与党である民主党が衆議院で圧倒的多数である限り、解散なんてありえないのですよ。しかも、前回の衆議院選挙で当選した1年生議員はもちろん、ベテランさえも今のタイミングで選挙となれば落選してしまう人が多いでしょう。政治家なんて落選すればただの人。自らの政治生命を賭けてまで、解散に賛成する民主党議員はいません。野田総理が小沢さんに近い議員達を冷遇してくれれば、自暴自棄になって民主党が割れる可能性もあったのでしょうが、党内融和内閣でそのチャンスは失われてしまいました。
しかし今、わずかにチャンスが再来しました。TPPへの参加をめぐって民主党内でも大きく意見が分かれ、もとから弱い結束にほころびができてきています。そこを上手く突けば、民主党を割ることができるのではないでしょうか?TPPは多くの日本国民にとってメリットが薄く、デメリットばかりが大きいので、その内容に詳しく触れればほとんどの国民が反対するはずです。国民の間でTPPの是非について議論が深まれば、野田総理についていくよりTPPに反対した方が生き残る目が残っていると判断する民主党議員も現れるでしょう。
ちょっと狙い目が嫌らしい感じがするかもしれませんが、谷垣総裁のように正攻法で攻めていては、解散の可能性はありません。ならば搦め手から民主党の分断を誘うしかないでしょう。早期解散を望むなら、菅前総理の時の不信任案のような事にならないように、しっかり根回しをして民主党が割れるように働きかけてもらいたいものです。