Persikkan Aarrearkku

サカナクション 山口さん

今日は昨日の夜にNHKでやっていた、
サカナクションの山口さんの特集を観ました。

番組で、うつ病を患っている人は15人に1人と紹介されていました。

そんなにいるのか、そんな人たちはいったいどうやって生きているんだろう。

うつ病を患っていて、社会で生きている他の人たちのことを
私はあまり知らないから
とても興味があって観てみました。

山口さんの言葉は、1つ1つがとてもまっすぐで真摯なように感じて、
うつ病の話は共感することもあれば
そんなこと私はなかったなぁ、そんなことあるんだぁ
と思ったりもしました。

山口さんがどんなに前へ進もうとしても
体が言うことを聞かなくて
周りのメンバーや人を巻き込んでしまう...
周りの人は、いつまで休んでるんだよと
言いそうになると言っていて
それはそうだよね、と思いました。

それでも、いつも同じ世界にいることはできなくても...
音楽の中で、ライブの中で
また一つになれた。
それが、とても尊くて、その尊さは
多分本人たちにしかわからなくて
でも、私はなんとなく自分のここ数年の出来事がサカナクションの人たちの姿を見ていると蘇ってきて、涙が出てきてしまいました。

私は山口さんみたいにうつ病とは
診断されていなくて、もう少し軽い
抑うつ状態 って診断をされました。
4年前に。
4年も前なんだから、もうすっかりよくなったかと言うと全然そんなことなくて
先月から服薬する薬は増量されてます。

抑うつ状態になってから、痛み止めが効かない頭痛や肩こり、怖い夢を見る
みたいなことがよく起こるようになって
安全ドアのない駅のホームが怖くなりました。

でも、抑うつ状態になってから
私は、初めて自分の人生を生き始めた気がします。
自分と真剣に向き合ったのも
そんな自分と気長にゆるく付き合ってくれる人たちを大切にしようと思えたのも
こんな状態になったからだと思っています。

精神疾患は、誤解や不利益を受けやすいなぁと思っています。
だから、私は外で、特に会社で
1番私の重要な要素の1つである、この状態であることを言えません。
そして、この状態が治るものではなくて
のらりくらりと長くずっと付き合っていくことだということも。

でも、いつか、いつか
うつへの理解が深まって
みんなが上手い付き合い方に知恵を出し合って
鬱になったって、働ける世の中に
生きたい生き方がまっとうできる世の中に
なって欲しいなぁと思います。

そして、そんなことを願いながら
自分の病気を隠していた私ですが
山口さんがこうして取材を受けて
自分の言葉で病気のことを発信されたことに
心から尊敬の念を抱きます。
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