モーターとプロペラに例えて、ここまで、スイング中の身体の動きを説明して参りましたが、あと、もう一息…。
人間の筋肉の付着を、大きなイメージでとらえると、
ほとんどの筋肉が、手先や足先の、先端に向かうほど、細くなっています。
このような感じで…。
↓
(↑このイラスト、著書にも載っていますね…)
では、細いところと、太いところでは、どちらの筋出力が高いでしょうか?
…って、太いところに決まっていますよね?
細いところは、筋出力が大きくない上に、あまり頑丈ではなさそうです。
上のイラストを見ても…。
人間の身体も、なるべく故障なく使おうと思えば、
細いところには無理をさせず、太いところに頑張らせる方が良いです。
で、人体に付着している様々な筋肉を見ると、
骨に近いところに付着している筋肉(深層筋)は、細かったり、短かったり、小さかったり、薄っぺらだったりします。
面積が広く、体積が大きな筋肉は、体幹やお尻、太ももの表面上に付着しているものが多く、
そして、先端に向かうほど、細くなっています。
そんな、それぞれの筋肉の特徴を生かして、それぞれの筋肉を役割通りに働かせるならば…
骨に近いところに付着していて、小回りの効きそうな小さな筋肉には、動きのきっかけ作りをさせる。
↓
大きくてパワーを発揮する筋肉には、しっかりと働いてもらう。
↓
先端に向かうほど細くなっている筋肉には、大きな筋肉から出力されるパワーを“外部”に向かって放出させる役割を担ってもらう。
…が良いと思います。
ゴルフの場合、実際にクラブを握っている手先が、“外部”になります。
だから、イメージとしては、このイラストのように、手先にパワーがシューっと抜けて行くような感じです。
↓
実際のスイング中の前腕の動きも、
↓
と、肘の屈曲。
↓
手首をなるべく痛めないようにするには?のところにも掲載した、こちらのイラストのようなパワーの伝わり方になります。
↓
よく“リストターン”なんて言葉が使われて、誤解を生むことが有るかもしれませんが、
前腕から先は、捻じったりして使わない方が、細い筋肉に無理をさせない使い方になるでしょうね。
そして、こういう身体の使い方、全身の筋力の生かし方をしようとした時に、
“足かせ”のようになるのが、前腕の筋肉の硬直感。
「グリップは柔らかく握れ」に通ずるような“前腕の力み防止”は必要になります。
グリップをギューッと力を込めて握り過ぎていると、手先にパワーがシューッと抜けて行く感じにならないので、ここは、要注意ポイントで練習していただければ…と思います。
☆前腕を上記のようなイメージの動きにするには、肩甲骨の動きが重要になるのですが、
このことに関しては、また、書きますね…p(^^)q
人間の筋肉の付着を、大きなイメージでとらえると、
ほとんどの筋肉が、手先や足先の、先端に向かうほど、細くなっています。
このような感じで…。
↓
(↑このイラスト、著書にも載っていますね…)
では、細いところと、太いところでは、どちらの筋出力が高いでしょうか?
…って、太いところに決まっていますよね?
細いところは、筋出力が大きくない上に、あまり頑丈ではなさそうです。
上のイラストを見ても…。
人間の身体も、なるべく故障なく使おうと思えば、
細いところには無理をさせず、太いところに頑張らせる方が良いです。
で、人体に付着している様々な筋肉を見ると、
骨に近いところに付着している筋肉(深層筋)は、細かったり、短かったり、小さかったり、薄っぺらだったりします。
面積が広く、体積が大きな筋肉は、体幹やお尻、太ももの表面上に付着しているものが多く、
そして、先端に向かうほど、細くなっています。
そんな、それぞれの筋肉の特徴を生かして、それぞれの筋肉を役割通りに働かせるならば…
骨に近いところに付着していて、小回りの効きそうな小さな筋肉には、動きのきっかけ作りをさせる。
↓
大きくてパワーを発揮する筋肉には、しっかりと働いてもらう。
↓
先端に向かうほど細くなっている筋肉には、大きな筋肉から出力されるパワーを“外部”に向かって放出させる役割を担ってもらう。
…が良いと思います。
ゴルフの場合、実際にクラブを握っている手先が、“外部”になります。
だから、イメージとしては、このイラストのように、手先にパワーがシューっと抜けて行くような感じです。
↓
実際のスイング中の前腕の動きも、
↓
と、肘の屈曲。
↓
手首をなるべく痛めないようにするには?のところにも掲載した、こちらのイラストのようなパワーの伝わり方になります。
↓
よく“リストターン”なんて言葉が使われて、誤解を生むことが有るかもしれませんが、
前腕から先は、捻じったりして使わない方が、細い筋肉に無理をさせない使い方になるでしょうね。
そして、こういう身体の使い方、全身の筋力の生かし方をしようとした時に、
“足かせ”のようになるのが、前腕の筋肉の硬直感。
「グリップは柔らかく握れ」に通ずるような“前腕の力み防止”は必要になります。
グリップをギューッと力を込めて握り過ぎていると、手先にパワーがシューッと抜けて行く感じにならないので、ここは、要注意ポイントで練習していただければ…と思います。
☆前腕を上記のようなイメージの動きにするには、肩甲骨の動きが重要になるのですが、
このことに関しては、また、書きますね…p(^^)q