ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

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電子書籍

2012年02月16日 | 思ったこと
昨日は、帰りの新幹線の中で、タブレットを使って、電子書籍を読んだ。
「読んだ」と言うより、「読もうとした」…の方が正しいかもしれない…(^_^;)

慣れないためか、読みにくかった…(苦笑)。

途中で、読むのが少々イヤになった…(~_~;)

「紙の本だと、もっと小説の中に入り込んで行けるのだろうけどな…」って思った。

そして、紙の本であっても、電子書籍であっても、同じ小説なら、書いてあることは同じで、一言一句違わないはずなのに…、
「何故、こんなに読みにくいのだろう?」
「何が違うのだろう?」
って、車窓の外をぼんやり眺めながら考えた…。

まず、電子書籍から漂ってくる香りと、紙の本から漂ってくる香りは、まるで、“質感”(茂木健一郎さんが、おっしゃるところの“クオリア”か?)が、違うのだ。
紙の本を読んでいると、作家の息遣いのようなものを感じる時もあるが、
電子書籍からは、そういうものが…、
全く無いとはいえないけれど、紙の本よりは、漂って来ない…。

紙の本を読む時は、ページをめくる音がして、その音を聞くのが心地良かったりするが、
電子書籍は、そんな音はしない…。

紙の本なら、読んだページ数や、シオリをはさんだ場所を見ることで、「1/3読んだ」、「半分読んだ」、「あと、もうこれだけ…」が、即座に分かる。
それを見て、今は、小説のどのあたりなのか?
あと、この残りのページ数で、この小説は、どのように展開して行くのだろう?
と、想像を膨らませながら読むことができる。

だけど、電子書籍は…、
ページ数は「見れば分かる」けれど、やはり、“質感”が無いことによって、イメージが膨らみにくい…。

だから、小説の中に入り込んで行きにくく感じ、読んでいる途中で「や~めた…」って、飽きてしまいやすくなるのかな…?(笑)。

電子書籍の“良いところ”は…、
電子書籍になっていなければ、1ページも読むことが無かったであろう本、わざわざ買ってまでは読もうとしなかった本の内容を、「垣間見る」ことができる点だろうか…。

電子書籍が有ることによって、「世界が拡がる」感じはする…。

…だから、本当に読みたい本は、紙の本で。

「これって、どんな本?」とか、
「この小説って、昔読んだことが有るけど、どんな内容だったかな?」って、
チラッと読んでみたいだけなら、電子書籍で…。

って、それぞれを「使い分け」ながら、両方を上手く活用できれば良いのでしょうね…って思った…(^^)

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2 コメント

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ディジタルとアナログ (jx)
2012-02-17 09:11:20
ディジタル腕時計が出始めた頃の感覚と似ていますよね。

私のように古い人間には、生活の中にあまりディジタルが入り込んで
欲しくはない。
仕事では、逆に曖昧なアナログは排除されつつありますよね。
職人芸のもの造りでは、なかなかディジタル化もできないのですが、
それでも大量生産となると無理矢理ディジタル化している。

何となく、ゴルフもディジタル化されているような気がしますよ。
昔のパーシモンドライバーなんかは、アナログって感じがしますしね。
最近のアイアンもハイテク化してよく飛ぶし、えっPWでこんなに飛んだら
あとはどうすりゃいいの?って思う事も。
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Unknown (K)
2012-02-17 16:36:00
ショットナビなんて、本当にゴルフのデジタル化ですよね

便利と言えば、確かに便利です。

その分、人間の“勘”は、どうなるのだろう?とは、思いますが…(^_^;)

なんでもかんでも、デジタルや便利モノに頼ってしまうのではなく、
自分の意志で取捨選択をしながら、
上手く共存していけると良いですよね(^^)d
返信する

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