ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

超・指導者

2007年01月08日 | ゴルフの空 その2
ゴルフ雑誌をペラペラとめくっていると、LPGA副会長の清元登子先生(不動裕里選手・大山志保選手の元師匠、古閑美保選手の現師匠)のインタビュー記事が掲載されていた。
…「不動は、スランプというよりもやる気がないんでしょ。だから、お休みすればいいんじゃないですか。そうしたらまた、ゴルフがしたくなりますよ。」
「(不動、大山、古閑の性格は)三者三様。不動は超マジメ。大山は、自分が納得しないと動かない、次に行かない。古閑はあの通りいい加減(笑)。」
宮里藍選手に関しては…「身長が低いのだけが難点だけど、他のことに関してはすべてのモノを備えている。すごい能力だと思う。会うたびに進化している。(特に優れているところは)頭。」
などなど…。

読んでいて(掲載記事は、読者が読みやすいように書いてあるかもしれないけれど…)、清元先生の歯に衣着せぬものの言い方が伝わってきて、小気味良かった。
そして、流石に、色んな選手のことやその心理を見抜いていらっしゃるな…と言う印象だった。

清元先生には、講習会や研修会などで、何度かお会いして、お世話になったが、ジッと目を見られると、今現在の自分の心境を見透かされるような気がした。
表面ではなく、目の奥を見ておられるような気がした。

ティーチングプロA級を取得するまでは、まだ半人前だからみたいな感じで、研修会などの際には、みんなそれぞれ、清元先生をはじめ、LPGAの協会の理事の方達に、仕事の状況、現在の活動などについての面接を受けたのだが…。
清元先生は、人のことをとてもよく見ていて、その人の本質をズバリと見抜く力、また、心の中の迷いや揺らめきをピシャリと指摘できる力が有るような気がする。

そんな清元先生は、正直言って怖い、厳しいと思う。
だけど、おっしゃっていることは的をえているし、本当にその通りだと思える。
そして、もっと考えてみると、その厳しい言葉の根源には、その人のためを思っての、あたたかい心が有るのが分かる。
また、困ったときや悩んだときに、もしもご相談させて頂けたなら、清元先生なら何とおっしゃるだろう?と思うときも有る。

怖くて厳しい、だけど、あたたかくて優しくて、そして時々おもしろい。
清元先生は、ジュニア育成のための役員か何かに就任なさったようだが、精神的な面も含めて育成すると言う点では、本当に適任だと思う。

はっきりとピシャリとものが言えるのは、心の底が、本当はとてもあたたかいから…。
はっきりピシャリとものを言ってくれる人だから、信頼も出来る。

人間的な面で、清元先生の足元に及んでいけるといいなぁ~と思う。

(写真は、持っていた写真を携帯のカメラで撮って載せたので、かなりピンボケになっていまいました…)

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2 コメント

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耳と耳の間 (wangc)
2007-01-09 08:59:23
清元プロの藍ちゃんが特に優れている頭。
よくゴルフは耳と耳の間でゴルフをしなさいと言われました。その通りですね。
やはりトッププロはすべてに優れた感覚で考えてプレーしているんでしょうね。
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wangcさんへ ()
2007-01-09 22:29:05
オーストラリアのお正月は、いかがでしたか?

ゴルフは、耳と耳の間でするスポーツと、よく言いますね。
だけど、耳と耳の間は、『心・技・体』うちの”心”の一部だと思います。
技や体が伴って、はじめて心(頭)が使えるようになるのかも…って思っています。
下手な人は、頭が悪いかって言うと、そうでもないですからね。

ただ、どの世界においても”一流”になる人は、頭が良いですよね。
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