ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

ゴルファー脳と機能解剖脳

2022年02月06日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
先日のPGA A級講習会で、お話させていただいた時、
私は、あえて
「ゴルファー脳」「機能解剖脳」という造語を使いました。

ゴルファー脳は、
ゴルフをしているからこそ鍛えられる脳。

機能解剖脳は、
人体の構造や動きを理解するからこそ、鍛えられる脳。

ゴルファー脳の人は、
例えば「クラブヘッドをシャットに上げてインから下ろす」とか「シャロースイング」とか、
「分厚いインパクト」などの言葉を聞いて、
それがどのような動きや当たり方であるかを理解できる…かもしれない。
けど、ゴルフをしたことが無い人には、よく分からない…でしょう。
そういった「脳」で、スイングを考えて伝える人は、ゴルファー脳。

ま、ゴルファーって、こういうゴルファー脳で考えたり、語ったりすることが多いですよね。

一方の、
機能解剖脳の人は、
人間の関節や筋肉の動きに明るい。
関節が、このように動けば、その周辺に付着している筋肉は、このように動く…というのが、頭の中でイメージできる。

だから、
ゴルファー脳の人が、「シャットに上げる」と言えば、
機能解剖脳の人は、「どの関節の、どの動きで上げるのでしょうか?」と思う。

だから、
ゴルファー脳の人であっても、
この関節の、この動きで、クラブヘッドを、このように上げる。
その時に使われる筋肉は、これで、
この動きを安定させるには、この筋肉を使う…など説明出来なければ、
機能解剖脳の人とは、
話が噛み合わない…ということになりますね。

噛み合わないままで、いいのでしょうか?

噛み合うように、なれた方が良いのではないでしょうか?…ということが、
私がA級講習会で伝えたかったこと…。

ゴルファー脳と機能解剖脳。
両方を持つ指導者が増えると良いな…。
この赤の斜線にいる人が…と思います。
↓↓↓




この赤の斜線に入る人は、
何も指導者だけではなく、
選手も…ですし、
選手なら尚更…
レベルが高くなればなるほど尚更…。


…随分前に作ったものですが、、😅
この言葉は大いに同感です。













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