先日のPGA A級講習会で、お話させていただいた時、
私は、あえて
「ゴルファー脳」「機能解剖脳」という造語を使いました。
ゴルファー脳は、
ゴルフをしているからこそ鍛えられる脳。
機能解剖脳は、
人体の構造や動きを理解するからこそ、鍛えられる脳。
ゴルファー脳の人は、
例えば「クラブヘッドをシャットに上げてインから下ろす」とか「シャロースイング」とか、
「分厚いインパクト」などの言葉を聞いて、
それがどのような動きや当たり方であるかを理解できる…かもしれない。
けど、ゴルフをしたことが無い人には、よく分からない…でしょう。
そういった「脳」で、スイングを考えて伝える人は、ゴルファー脳。
ま、ゴルファーって、こういうゴルファー脳で考えたり、語ったりすることが多いですよね。
一方の、
機能解剖脳の人は、
人間の関節や筋肉の動きに明るい。
関節が、このように動けば、その周辺に付着している筋肉は、このように動く…というのが、頭の中でイメージできる。
だから、
ゴルファー脳の人が、「シャットに上げる」と言えば、
機能解剖脳の人は、「どの関節の、どの動きで上げるのでしょうか?」と思う。
だから、
ゴルファー脳の人であっても、
この関節の、この動きで、クラブヘッドを、このように上げる。
その時に使われる筋肉は、これで、
この動きを安定させるには、この筋肉を使う…など説明出来なければ、
機能解剖脳の人とは、
話が噛み合わない…ということになりますね。
噛み合わないままで、いいのでしょうか?
噛み合うように、なれた方が良いのではないでしょうか?…ということが、
私がA級講習会で伝えたかったこと…。
ゴルファー脳と機能解剖脳。
両方を持つ指導者が増えると良いな…。
この赤の斜線にいる人が…と思います。
↓↓↓
この赤の斜線に入る人は、
何も指導者だけではなく、
選手も…ですし、
選手なら尚更…
レベルが高くなればなるほど尚更…。
…随分前に作ったものですが、、😅
この言葉は大いに同感です。
↓