ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

アドレス時につま先を外側に開くと、身体が回りやすい??

2017年07月21日 | ゴルフ理論…私の見解
ゴルフスイングは、
基本的には、クラブヘッドの円運動なので、
身体は、
前後や左右に傾くような動きではなく、
捻転運動ですよね。

そこで、
時々、目にするのが、
「つま先を外側に開いておくと、身体が回りやすい…」というもの。
あるいは、「身体の硬い人は、アドレス時につま先を外側に開いておきましょう」など。

つま先を外側に開いておくと、その方向に、身体は向きやすくなります。
これは、真っ直ぐに歩いていて、右に曲がろうとする時、つま先を、右に向けると、右方向に身体全体が向きやすくなり、右に曲がりやすくなるのと同じこと。

これは、その通りです。

ですが、
アドレス時に、両つま先を外側に開いておくって、
身体の、どの部分を動きやすくすることなのでしょう?

足首でしょうか?
足首の主な動きは、「前後」(背屈、底屈)です。



じゃ、膝でしょうか?
膝も、主な動きは、曲げる伸ばす(屈曲、伸展)…です。
だとすれば、つま先を外側に向けると、足首の向きが外に向くと同時に、膝頭も外側に向くでしょう。

つま先を開くことによって、
動かしたい関節は、、
じゃぁ、股関節!?
股関節は、回りますので、
つま先を外側に向けると、
股関節も開きます。(寛骨臼のところで、大腿骨が、捻れるようにして外側に開く)



画像をご覧になって、関節の動きをイメージしてみてくださいね。

そうすると、
筋肉は、どのように収縮するでしょうか?





画像をご覧になって、筋肉の動きをイメージしてみてください。

アドレス時に、つま先を外側に開くということは、
大臀筋というお尻の筋肉も収縮するのが分かるのではないでしょうか?

お尻の筋肉がキューッと収縮していれば、
アドレスという前傾は、しにくくなるのでは??
…ですよね。

また、テイクバックの始動時は、
右利きの人なら、右の大臀筋は弛緩します。
大臀筋がギューと収縮したままでは、股関節も動きにくくなります。

と、このように考えていくと、
アドレス時に、つま先を外側に開くと身体は回りやすくなるって、そんなことが言えるのだろうか?…との疑問が湧きます。

…アドレス時に、つま先を、どれくらい開いておくと、身体(全身)は、脊柱を中心に捻れやすいか?…は、
この『ゴルフスイング体操(R)』の体幹運動をおこなってみると、
「適度」が、分かりやすいのでは?…と思います。




…お試しくださいね。(^-^)
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