ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

意外と深い8時〜4時…その3

2017年12月27日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日の題名は、『意外と、8時〜4時…その2』でしたので、
本日は、『…その3』です。(笑)

8時は、アドレスからの動き始めだし、
4時は、トップからの切り返しによって、振り抜ける箇所です。



この両方の箇所を、上手く作るには、
身体に付着するどの筋肉を使えば良いのか?

本日は、そのことに関して思うこと。

まず、
トップの位置から切り返す時は、
テイクバックをどの位置まで振り上げようと(振り幅が、どれくらいであっても…)、
この動き…ですね。



人間の身体の幹ともなる脊柱の根元…仙骨の回旋。

切り返す瞬間に動く筋肉としては、
深層外旋六筋および恥骨筋。

それらが動いて、内転筋群や臀筋群が動き、さらには腹斜筋も動き出す…という感じでしょうね。

そして、「始めの一歩」となる8時は…。

ホントーに、細かなことを書けば、
身体の動きの比率からすると、主な動きは、肩甲骨の内転と外転なので、
その動きをする際に働く筋肉の全て…ということになります。

ですが…
アドレスした位置から、肩甲骨が動き始めれば、
その動きは、ほんのわずかでも、脊柱や骨盤、下肢も骨も動きます。

ですので、
わずかながらも、
こんな小さな動きなのに、



足首にまで至る、ほぼ、全身の筋肉が動くと言っても良いくらいになります。

だから、
深く追求すればするほど、
その「深さ」に気づける…と言うことになるのです。

また、テイクバックが上手く上がれば、
切り返しも上手くいく、
4時も上手くいく、
タイミングも合いやすい、
ということになるので、
より8時の位置は、大事です。

この、とっても「小さな動き始めの位置のくせに…(笑)」、
とっても大事になる8時に、
どのように上げてもらえば良いか、
また、どのようにレッスンすれば良いか…に関しては、
私も、結構、悩みました。

動かなくてもダメ、
でも、必要以上に動いてもダメな箇所ですから。
しかも、ほぼ全身の筋肉が動く箇所なのですから…(^^;;

そこで…
と思いついたのが、
『ゴルフスイング体操(R)』の大きな特徴である、これ。





「身体の前額面で、大きく一周回してみる」と言うもの。(^-^)

この大きな円の中の一部に、8時の位置も有る…と捉えての練習であり、ドリル。

深く考えても、
たどり着いたところは、
至極単純だったんだね…という感じでしょうか?…(^^;;

でも、これ、ショットイップスの沼にドボンと陥りたくなければ、やってみるべきだと思います。
8時の位置でも、全身…なのですから。(^-^)

ただし、
前額面で一周回すという、一見、至極単純な動きのようでも、
これまた、細かなことにこだわり出すと、
細かな筋肉を丁寧に使わないと…ということになりますので、





安易な真似は、お控えください…なのです。(^^;;



…と、話が商標登録のことになってしまいましたが…(^^;;

この身体の前で大きく一周回すドリルをおこなうと、
「何故スムーズに振れるのか?」
「真っ直ぐに飛ぶようになるのか?」
と質問してくださる方は、
初心者、上級者を問わず、とっても多いのは、
それは、多分、全身の筋肉が一挙に動く準備が出来るから…です。(^_−)−☆


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