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ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「ボールをよく見て打て」は是か非か!?

2014年05月09日 | ゴルフ理論…私の見解
「ボールをよく見て打て」とは、よく言われることですよね。

そこで、本日は、こんな実験を…。

家の中でもできるように、ボールをテーブルの上に乗せました。




このボールには、文字が書いてあります。




そして、このボールにアドレスし、




シャドウスイングにて、トップから




フィニッシュまで






身体を動かせてみます。

この時…、
一番目。
ボールに書いてある文字を読もうとしてみてください。

二番目
ボールに書いてある文字なんて読もうとしないでください。

身体がスムーズに動いたのは、どちらでしょうか?

何かをジッと見ようとしたら、身体の動きは止まりやすくなります。

ジョギングしながら、流れて行く風景の中に看板を見つけたら、そこに書いてある文字を読もうとしてみてください。

読もうとするのと、読まずにいるのとでは、どちらの方が走りやすいでしょうか?

と、こういうことを想像してみてもいいかもしれません。

あのイチロー選手も、「ボールをよく見ようとした瞬間に、身体の動きが止まるのを僕は知っている」というようなことを言っていたそうです。

ですから、ゴルフスイング時は、ボールをよく見ようとするより「何か白い物体があったわ」くらいの程度でボールを見てるのがいいでしょうね。

空ぶったり、ジャストミートできなかったりすると「ボールをよく見て打て」とアドバイスされたりするかもしれませんが、
そのアドバイスは、ボールにフェースを上手く当てられなかった時の、付け焼き刃的なものであると思っていて良いでしょう。

スイング中にボールをよく見て打とうとすると、身体の動きが、かえって止まりやすくなるばかりでなく、
頚椎(首)を痛めてしまう可能性も有るので、要注意です。

それに、インパクトの瞬間に「頭が上がってしまう」のは、頚椎の動きに問題があるのではなく、「上肢」の動きの問題ですから。


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