博単者[HAKATANMON]

博多での単身赴任サラリーマンの日常と壱岐高校野球部を応援するブログです。

7月13日の試合結果

2009-07-13 19:26:19 | Weblog
1回戦
長崎日大 24-0 富江 (5回コールド)
小浜 10-1 中五島
国見 11-7 上対馬
川棚 5-3 長崎南山
佐世保南 2-0 長崎明誠
鎮西学院 2-0 佐世保高専
海星 7-3 佐世保実

第3日 名門対決、初回の攻防が明暗分ける

【1回戦、佐世保実-海星】1回裏海星1死二、三塁、下田の適時打で生還した走者を笑顔で迎える選手=佐世保野球場

 過去に何度も甲子園を沸かせたチーム同士の一戦。それも2005年以降“夏の初戦で3度目”という因縁の対決を制したのは、これまで2連敗中の海星だった。試合後、主将の下田が興奮気味に話した。「ここ5年間で3度目の勝負だったが、ようやく先輩たちのリベンジができました」
 加藤監督が「ピンチを切り抜けて先制できたのが大きかった」と振り返ったように、初回の攻防が明暗を分けた。
 佐世保実は初回、1死満塁の好機を併殺でつぶした。逆に海星はその裏、1死二塁から3番大山が先制の左越え適時三塁打。さらに走者2人を置いて打席には下田。「平常心で入れた。どんな形でもいいからとにかく走者をかえしたかった」。うまく逆方向にはじき返して2点を追加した。
 この先制パンチで完全に主導権を握ると、四回には7番江越がバックスクリーンへ豪快な一発。その後も4番高橋が2度の送りバントを決めるなど、そつのない攻めで得点を重ねた。
 エース江浜も「先輩たちの思いを背負って、一球一球魂を込めて投げた」。佐世保実を五回まで無得点に抑え、先発の役目を果たした。全員が勝利のために懸命だった。
 試合後、加藤監督は「きょうは出来過ぎ。選手にはてんぐになるなと言った」と謙虚なコメントを並べた。だが、名門対決を制したチームが、勢いに乗らないわけがない。“夏の海星”にエンジンがかかった。
2009年7月14日長崎新聞掲載
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