シード３校決まる 夏の高校野球佐賀大会

　第９３回全国高校野球選手権佐賀大会（朝日新聞社、県高野連主催）の運営委員会が１７日にあり、大会日程を７月９日開幕、決勝を２４日とすることを決めた。昨秋の九州地区佐賀大会で優勝した唐津商、今春の同大会で優勝した塩田工、ＮＨＫ杯を制した龍谷の３校がシード校に決まった。残る１校は、シードポイントで並ぶ佐賀学園と佐賀工が、組み合わせ抽選会でくじを引いて決まる。

　組み合わせ抽選会は、６月２４日午後１時から佐賀市のメートプラザ佐賀で。出場チームは昨年と同じで４１の予定。今大会は東日本大震災の被災地支援大会として位置づけられ、球場に義援金箱を設置するほか、「がんばろう！日本」のスローガンの入った横断幕を掲げ、選手のヘルメットにも同様のシールを貼ることなども決まった。

　また、初めての取り組みとして（１）開会式の司会を高校生が担当（２）吹奏楽部の入場行進への参加（３）各校の入場行進を採点し、表彰することも決まった。

　決勝は７月２４日午後１時（雨天など順延）に県営みどりの森球場で。優勝校は、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で８月６日に開幕する全国大会に佐賀代表として出場する。
(2011年06月18日朝日新聞）