しずかな年越し

　昨年は、母親が亡くなり　

　それでも　祖母、父親、私と　３人で
　
　年を越すことになったが


　今年は

　祖母と　私のみ　


　父親は、病院にて年を越すことに


　年を越すからといって


　特に　日頃と大きく変わることもなく


　ただ、いつもより

　正月の　おせちとまで豪勢ではないが

　何品かは、造られたものも並ぶ


　父親は、相変わらず

　点滴での　栄養補給で、食べることが出来ない。


　食べる欲も　薄らいできているのかも知れない。


　時折、自分の車で　病院に来ていると思っており

　自動車の駐車代　大丈夫かな？　と心配していたり


　昔のことを　思い出しては

　よく話をしている。


『なんぎやなぁ～』


『なんで　こんなことになったんやろ～』


　と話をしては　手を伸ばして　

『さっ　家に帰らんなん』

　と、家に帰る意欲は見せるものの


　リハビリで　手足を動かすと

　関節が、痛い　痛いと　つっぱった感じになる


　実際　手足を見ると　ずいぶん　筋肉も落ちて

　ほそぉ～くなってきた。


　一時期、血色も　悪く見え　壊死するんじゃないかと

　変な考えを　巡らしたほど


　少しでも　左側が　動いてくれればと

　思いながら　2014年を　終える。


　

タイミング合わず

　ニュースの結果として

　トヨタカップを　やっていたのは

　知っていたが、

　どのタイミングで　中継しているのか


　あまり　よくわからず

　かつ　調べることも　していなかったので


　ヨーロッパから　どのチーム

　南米から　どのチーム


　まったく、よく　わからないまま


　いつしか、決勝が　終わっていた。


　結果だけは　ニュースで知ったが


　いったい、どこの国でやっていたんだろう？


　・・・モロッコらしい


　以前、日本以外の国として

　ドバイでやっていたときには

　まだ、興味を持っていたし

　ＴＶでも　見た記憶があるのだが


　いやぁ～　今年は

　さっぱり、だったなぁ～

明日 転院

　急に　決まった転院

　天候が心配だったのだが

　やはり、大荒れの天気


　家に戻ってほしいのは

　やまやまであるが

　実際に　半身不随の状態だと


　常に　介護を行わなければいけない


　さらに　会社を休んむことになり

　収入　０

　支出　？？？


　生活そのものが　成り立たない


　ということもあり　転院になったが


　本人は、そのことについて


　どう思っているのやら


　昨年の　母親のときにも

　そのような問題はあったのだが

　本人自身も


　家族に迷惑をかけたくない

　という思いと

　病院にいても　休まらない

　嫁いだ先とはいえ　今まで住んだ家に

　戻りたいという想いが

　交錯していたようだ



　と、そんなときに　限って

　実際の生活と　ＴＶがリンクする


　相棒を　何気なく見ていると


　介護の母親を持つ　定年した男性が

　介護を　行う振りをして　

　実は、介護など　まったくしていない


　２日に　１度　介護ヘルパーが

　食事の支度をするものの

　買っておいた食材が、全然　減らないことに

　疑問を抱き　男性の介護放棄を

　問いただす・・・と思ったが

　そこは、相棒なだけに

　介護ヘルパーが　亡くなるというような


　その事件を　解決し、男性の話を聞くと

　定年後の　退職金も底を尽き

　毎日の介護に　疲れ

　いつしか　介護放棄をしていた。


　うぅぅ

　なんか　いまの心境に　どんぴしゃな


　会社への通勤時間　約１５分という

　わりと近い環境の生活が、

　会社帰りに　３０分遠回りして

　病院を経由して帰る生活

　
　病院に行っても　起きているときばかりでなく

　寝ていて　ぜんぜん起きず

　結果　１０分も病室に居ずに帰ることも


　日に日に　回復していくのであれば

　見舞いに　行く甲斐もあるのだが


　半身不随は　地道なリハビリの成果として

　長いスパンで　経過観察しないと

　いけないので


　毎日　病院に　行く必要があるのか？


　と　思い悩む日も


　介護問題に　直面すると

　今回の選挙も　

　視点として　景気回復よりも　

　介護医療の方向に　目を向けてしまう


　

暗黙

　正確には　よくわからないところだが

　9月21日から入院し

　軽度の症状であれば　２週間で

　リハビリ専門の病院へ　転院予定


　重度であったため　そのリハビリ目的の病院へは

　転院することが出来なくなった。


　重度の麻痺では　リハビリ期間も

　それ相応に長くなるため

　また、別の病院への転院となるそうだ。


　頭蓋骨を外したことにより

　外した期間が長く、先日　12月1日に

　冷凍保存しておいた頭蓋骨を

　元に戻し、しばらく経過観察していたが

　とくに問題もなく


　個室から　一般病棟へ（４人部屋へ）


　頭蓋骨を戻してからは

　脈拍、酸素濃度、血圧などの経過を

　常に観察していたが

　大きく異常となることもなく

　そろそろ　転院の話を　始めていた。


　より実家に近い病院へ

　紹介状を書いてもらい　事前に

　受け入れ先の病院へ


　受け入れ先から　受け入れの事前確認が

　12月12日にあり　割りとすぐに

　折り返しの電話があり・・・


　12月18日　転院予定でどうですか？


　年末年始を迎えるため　最終週、年明けの最初の週は

　慌しいので　避けたかったが

　来週ですか！？


　まぁ、いいけど


　と考えると


　9月21日～12月18日


　おぉ、３ヶ月未満なんだ


　なんか陰謀めいたものも

　頭の後ろのほうで　思い描きながら

　12月18日　いまの病院から転院することになった。



　さて、ここからが　ちょっと問題

　昨年の母親の時には

　大きな病院から　地域の病院への移転の際

　介護タクシーも　準備してくれたのだが


　今回は、ご家族でお願いします。


　えぇ～　どんなのがいいのかも

　見当がつかないし、どこに　介護を持っているかも

　わからないのにぃ～～～～


　と、他の病院の事情は知らないが

　なんか　おかしくない？

　と思った瞬間だった。


　他の人に聞いたら

　そんなの家族が、探すものだよ

　と、言われることかも知れないが


　なんだかなぁ～

戻し

　脳梗塞で　倒れ　入院生活を続け

　脳の肥大により　頭蓋骨内が　圧迫され

　無意識の領域（心臓を動かす、呼吸をする　など）までも


　圧迫により　動かすことが出来ない状態に

　陥り　入院後すぐに　頭蓋骨を　外す



　骨は取ったものの　皮膚で覆い

　ぶよぶよの　頭になっていた。



　当然、寝返りをうつことが出来ず

　苦しい生活を　続けていたが


　12月1日　11:00～

　骨を戻す　手術が　行われた。


　事前に　説明を　受けたときには

　13:00～　と聞いており

　もう少し　部屋を　片付けてからと　思っていると

　急に電話がなり



　　今日、手術ですが　来ないんですか？

　　すでに　始まっていますが、

　　来れるなら、お越しください。


　と　なんだかなぁ～　との思いで


　すでに　手術は、始まってしまった。



　ので、麻酔が切れる　13:00～に　病室で待っていた。



　ＣＴなどで、確認していたので

　少々　遅れて戻ってきたが


　やっと、骨が戻り　一安心


　よほどの落下など　ない限り大丈夫