藍天之子

かけがえのないもの・・・太陽、家族、夢、未来、バンド仲間。そして・・・君。

一起穿一件雨衣。

2008-10-11 00:15:33 | Weblog
台風が去って、少しだけど秋らしくなってきた。それでも、涼しいと思っていたら突然”秋老虎”が現れ、真夏ような陽気に戻ったりした。

俺達5人プラス士杰、それから惠君、春玲、リサは、この国慶節の連休を利用して、サイクリングに行く事になった。
士杰は、この計画にかなり喜んで、
「先輩、誘ってくれてありがとうございます!マジ、嬉しいっす!」

淡水河を船で渡って、対岸の八里に渡り自転車を借りた。
そこで、瑪莎がちょっと照れながらこんなことを言った。
「あのさ、えっと・・・俺、ちょっとやってみたい事があるんだけど。」
石頭が言った
「何、やりたい事って?」
「え~と、2人乗り。」
「2人乗り?」
「うん。あのさ、この間映画で見たんだけど、主人公の男女が2人乗りするシーンがあったんだよね。それに、偶然にもこの辺りがロケ地なんだ。」
怪獣がクールに一言。
「瑪莎は、すぐに影響されるから。」
すると瑪莎が反論して、
「すげぇロマンチックだと思わねぇ?怪獣が現実的過ぎるんだよ。」
士杰も瑪莎の味方をして、
「瑪莎先輩に賛成!僕もやりたい!」

で、そんなこんなでペアが決まった。
怪獣×惠君、士杰×春玲、そして俺×リサ。
石頭は初めから、
「俺は彼女しか後ろに乗せないんだ。」
なんてキザなことを言ってペア決めに参加しなかった。
言いだしっぺの瑪莎は、2人乗り出来なかったので、ずっとブツブツと文句を言っていた。冠佑がヤツをからかって、
「瑪莎、なんなら俺が後ろに乗ろうか?」

観音山を右手に見ながら、俺達はサイクリングロードを走った。
淡水河から吹いてくる風は、あの真夏のムッとするような風ではなく、秋風だった。
「重いでしょ?ごめんね!」
「え?なんか言った?」
後ろに座った彼女の声は、風にかき消されて良く聞こえなかった。そして、彼女は、もう一度言った。
「重いでしょ?ごめんね!」
「それより、ちゃんと掴まってろ!」
彼女は遠慮して、サドルの下辺りを掴まっていた。

しばらく走ると、急に雲行きが怪しくなり、雨粒が額に当たった。
「雨だ。」
そして、その雨は瞬く間に本降りになった。俺は、急いで自転車を止めてレインコートを彼女に渡した。
「ありがとう。でも、阿信が濡れちゃう。」
「俺は大丈夫だから、早く着て!」
「でも・・・。」
「そうだ、これデカイからこうすればいい。」
そう言って俺は、レインコートをリサにすっぽり被せ、一緒に着た。
「暑いけど我慢しろ。それから、ちょっと飛ばすから、しっかり腰に掴まって!」
「うん。」
他のメンバーは、もう先に行ったらしく姿が見えなかった。俺は、雨の中自転車をとばした。背中にリサの体温を感じた。

「ひゃー、ひっでぇ雨!」
前髪からしずくを滴らせながら、怪獣が言った。
「最低!何、この天気!信じらんない!」
惠君が口を尖らせてそう言った。

「くくっ!」
木村が何かを思い出して笑った。」
「何笑ってんの?」
「阿信、覚えてる?私が転入したばっかりの頃、やっぱりこんな事あったよね?」
「あ、思い出した!そうそう、あの時も雨がひどかった。」
「うん。それで、雨上がりの虹が綺麗だったよね!」

俺達は雨宿りをしながら、雨に煙る観音山を眺めていた。


強烈颱風過去了、感到了一點一點秋天的味道。可是突然發生"秋老虎"、涼涼的天氣轉了夏天的天氣。

國慶節的連續假、我們5個人加士杰、還有惠君、麗莎、春玲一起去腳踏車旅行。
士杰特別高興這計畫、
「謝謝學長、帶我一起去玩、我好開心!!」

我們上船渡淡水河、到了八里租腳踏車。
瑪莎害羞著這樣說
「啊、那個、我想試一試一個動作。」
石頭說
「什麼動作?」
「那個‧‧‧2個人一起騎。」
「2個人一起騎?」
「對、之前我看過了一部電影、它裡面有男女主角一起騎的畫面而且這裡是景點耶!」
怪獸酷酷地說
「瑪莎容易讓影響東西。」
瑪莎反駁說
「很浪漫吧?怪獸真的現實的!」
士杰擁護著他說
「我同意瑪莎學長、我也要試一試。」

組對好了。
怪獸和惠君、士杰和春玲、我和木村。
提案者的瑪莎不能騎、所以一直叨嘮了
最初石頭說過
「會座我的後面、只女朋友!」
他不參加組對。
冠佑安慰瑪莎說
「那麼、我座你的後面嗎?」

一邊看右邊的觀音山、一邊飆腳踏車。從淡水河吹過來的風不是夏天的熱風、而是秋風。
「很重吧?對不起~。」
「啊?妳說什麼?」
「我是重吧?對不起呢!」
「沒關係啦!好好抓喔!」
她不好意思抓鞍座的下面。

飆了一段、天空漸漸、雨滴碰了我的額頭。
「下雨了!」
不久變了大雨。我馬上停腳踏車給她雨衣。
「謝謝、可是阿信、你淋濕喔。」
「沒關係!!妳趕快穿。」
「可是‧‧‧。」
「對了、這個好大就這樣好了。」
我把雨衣覆蓋她、然後我一起穿了。
「有一點熱、忍耐一下喔!還有加速度、好好抓我的腰部。」
「嗯」
其他6個人先走了、已經沒了。我加速度、在背邊感覺到她的溫度。

「真倒霉!雨勢害耶!!」
怪獸從溜海滴答滴答雨水著說了
「什麼東西!為什麼這樣!!」
惠君嘟起了嘴。
「呵呵!」
木村發笑了。
「笑什麼?」
「阿信、你還記得嗎?我剛轉校時候體驗了這樣的狀況。」
「啊、想起來了。對啊、那時候也一樣下大雨了。」
「嗯、然後我們看得到雨後的天空上一道彩虹、好漂亮了。」
我們在避雨地方看著煙雨的觀音山。